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このページではiPhone/iPad/Macで使えるショートカットのGIF関係のアクションの使い方をまとめて解説しています。
更新履歴など
2022/10/10:iOS16の内容をもとに書き直しました。
GIFを作成
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションは入力として受け取った内容をもとにGIFを作成します。GIFは説明する必要もないと思いますが、アニメーションイメージの事を言います。正式にはグラフィックス・インターチェンジ・フォーマットです。読み方はジフが正しいそうです。
コンテンツは写真や動画を指定します。GIFは音声を含むことはできないので、動画を使用した場合は自然と音声がなくなります。
秒/写真は1枚の画像が出る時間の長さを指定します。これが細かくなると映像が滑らかになる一方で、完成時のファイルサイズは大きくなります。そして大体が、元の動画(mp4など)よりファイルサイズが大きくなります。
無制限にループは有効にすれば無限ループ仕様のGIFが作成されます。オフにすれば回数を指定することができます。
自動的にサイズ変更を有効にすれば元のコンテンツに関係なく、完成品を自動でサイズを変更します。オフにすれば自分でサイズを設定できるんですがこれは後でいい感じの使い方を紹介します。
GIFからビデオを作成
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションは入力として受け付けたGIFをビデオにする機能を持っています。
イメージのところにGIFイメージファイルを指定します。これは【写真を選択】で選んだものをセットするのがいいかなと思います。
下のループ回数に関しては好みです。
GIFにフレームを追加
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションはGIFに別のイメージファイルを挿入する機能を持っています。
イメージのところにGIFに挿入したいイメージファイルを指定します。【写真を選択】で選ぶのがいいかなと思います。ただし複数枚数の写真を一括で挿入することはできないため、1回選んでもう1回選んでっていう感じで細かく挿入することになります。
遅延時間は挿入するイメージファイルの表示時間みたいな感じでOKです。デフォルトでは0.25ですが、1にすれば1秒間、10にすれば10秒間表示って感じになります。
自動的にサイズ変更は元のGIFに応じて挿入イメージファイルのサイズを変更します。オフにすればサイズを好きに設定できます。
イメージからフレームを取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションは入力として受け取ったGIFイメージファイルから、フレームを取得します。フレームというのは1枚の写真みたいな感じの認識でOKです。
イメージの部分にGIFをセットします。これは【GIFを作成】や【写真を選択】の結果をセットします。
結果は静止画のリストなので、【リストから選択】などを使用することでピンポイントに抽出することができます。
GIF作成のコツ
GIF作成をするにあたっての注意点やコツなんかを掲載していきます。
GIFのサイズ設定
GIFはデフォルトだと自動でサイズ変更されるため、思ったより小さいものが出来上がったりします。それを防ぐためには【イメージの詳細を取得】で幅と高さを取得し、その結果を使用するのがベストです。
以下のようにセットすることで元の動画のサイズを引き継いだままのGIFを作成することができます。
GIFの秒と写真の設定について
GIFを作成の秒/写真の考え方は少し特殊なんですが、1枚の写真をどれだけ表示するかって感じで考えるといいと思います。
例えば1に設定すると、1枚の写真を1秒表示という書き方になります。
それを半分の0.5にすれば、1枚の写真を0.5秒なので1秒で2枚の写真を表示するようになります。
さらに半分の0.25にすれば、1枚の写真あたり0.25秒、1秒で4枚の写真を表示するという書き方になります。
動画から静止画抽出
動画をGIFに変換し、フレームを取得することで任意の静止画を取得することができます。より精度を上げるのであればGIF作成時に秒設定を細かくすることで実現できます。
GIFの容量
GIFは音声がないとは言え、完成時の容量は元の動画よりも大きくなったりします。対策としては完成品のGIFの縦横のサイズを小さくするというのが一般的かつ簡単に行うことができます。
【イメージのサイズを変更】を使用し、完成品のGIF自体のサイズを変更させるというのが簡単かなと思います。割合(%)を使用することで50%とか一気に半分にすることもできます。
ただしGIF作成時の秒/写真の設定次第ではどう足掻いてもファイルサイズが大きくなるので、そのあたりはある程度妥協しましょう。
まとめ
GIF関係は動画から写真を抽出したいときに使えたりします。GIFそのものを作成したい場合、最後に【写真アルバムに保存】をセットしておきましょう。
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