このページについて
このページではiPhone/iPad/Macで使えるショートカットのNumbersのアクションを解説しています。
更新履歴など
2022/10/15:iOS16の内容をもとに新規公開。【フォームにレコードを追加】のみ後で確認してからにします。
スプレッドシートを作成
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションはスプレッドシートを新規作成する機能を持っています。
テンプレートのところを選択すると作成するスプレッドシートのテンプレートを選ぶことができます。
名前に関しては後でスプレッドシートから変更します。
スプレッドシートを開く
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションは指定したスプレッドシートを開く機能を持っています。
Numbersスプレッドシートのところを選択すると作成済みのスプレッドシートを選択する画面が出てきます。
パスワードのところはスプレッドシート自体にロックをかけている場合には必要ですが、ロックをかけていない場合は必要ありません。
表の一番上または一番下に行を追加
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションは指定したスプレッドシートの指定部分に行を追加する機能を持っています。
Numbersスプレッドシートのところを選択するとスプレッドシートを選択する画面になります。
シート名は選択したスプレッドシートのデータを挿入したいシートの名前そのものです。
表の名前は少し分かりにくいですが、Numbersでは表1とか表示されている区画ごとに表として扱います。
下は値を表の名前のどこに追加するかを指定します。これはシンプルに下とか上というわけではなく、一番下or一番上という2極の選択肢となっています。中間はありません。
値のところに挿入したい値を追加します。このアクション1回で1行の挿入となるため、+マークを選択して次々に値をセットしていけば、右へ右へと値を入れることができます。
使い方の例
一番最後の行を追加は少しややこしいのでそこだけ解説していこうと思います。
まずシンプルにこんな表があったとします。
作成したばかりのスプレッドシートを用意し、みやすいように縦横をそれぞれ狭くしただけです。
ショートカットで【表の一番上または一番下に行を追加】で以下のようにセットします。
それぞれの内容はみたまんまですね。実行すれば表1の一番下の行が1つ増えて、テストが挿入されます。以下が実行後です。
それでは次に複数の値を挿入する方法です。+マークを押して、挿入する値を順次追加していくだけです。注意点として、左から右へデータが挿入されるので位置関係には注意しましょう。分かりやすいようにそれぞれ数字を挿入してみます。
これを実行すると、一番下に行が挿入されてなおかつ左から順番に1234と挿入されます。
そして上に追加するを選んだ場合はシンプルに上にいきます。そして次は計算式を入れてみます。これは挿入する時に計算が実行され、計算結果が挿入されます。
この4つ目の=7+2というのはエクセルでもなんでもそうですが、計算式や関数を挿入するときの書き方です。=が無いと普通のテキストとして扱われてしまうので必ず入れましょう。
結果は以下の通りです。
このようにレコードを挿入するのに大変便利なアクションなんですが、どこで役に立つかと言えば継続的に同じようなレコードを挿入するような作業において重宝します。帳簿管理とかゲームのスコア管理とか。そう言う時にこういうのが使えると、元々の作業に集中できます。
まとめ
ショートカットを通じてNumbersを操作する方法をメインに紹介しました。Numbersはエクセルに比べて知名度は低いように思えますが、Macユーザーであれば最初から入っているし無料だしデバイス制限無いしショートカットで操作出来るしで使わないのは損だと思います。
ショートカット関連リンク
- ショートカットの基礎
- ショートカットの仕組み・作り方などの基礎を解説しています。
- ショートカットのカテゴリトップ
- ショートカットのカテゴリトップページへ移動します。
- オートメーションの使い方
- オートメーションの使い方などを解説しています。
- 使用端末による違い
- ショートカットを使用できる4端末による違いをまとめています。
- サンプルレシピ
- 中の人作のサンプルレシピ集です。役に立つものはありません。
- ウィジェットの解説
- ショートカットをウィジェットに表示する方法を解説しています。
- アクション一覧
- ショートカットで使用可能なアクションを全て掲載しています。(サードパーティアプリは除く)