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このページではiPhone/iPad/Macで使えるショートカットのbase64エンコードの解説をしています。
更新履歴など
2022 作成
2023/8/15:iOS17の内容を元に書き直しました。
base64エンコード
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションは入力として受け取った内容をbase64でエンコードやデコードする機能を持っています。
base64エンコードを簡単に解説すると、「データを64種の印字可能な英数字に変換する」方法です。電子メールでは7ビットのデータしか扱えないらしいので、このような特殊なエンコード方法が利用されます。変換の手順などはWikipediaで紹介されているので省きます。
入力にエンコード、デコードしたいデータを指定します。エンコードの際はbase64形式にしたいデータを、デコードの場合はbase64で変換されたものを使用します。
エンコードの部分を選択するとデコードという項目が出てきます。エンコードは変換する事を意味し、デコードは変換されたものを元の状態に戻す事を言います。
行区切りはデフォルトでは76文字ごとになっています。選択すると「なし/64文字ごと/76文字ごと」の3つの選択肢が出てきます。どれを選んでも良いことはいいんですが、MIMEの基準では76文字ごとに改行用のコードが入るため、デフォルトの76文字区切りで問題ないと思います。
使用方法
特に必要とされる場面があるかどうかはわかりませんが、使用方法を簡単に書いておきます。
エンコード可能なものは多く、画像・ファイル・テキストなどさまざまです。以下は画像をエンコードした結果です。
実際にはこれより下にもエンコード後のテキストが並んでいます。そして以下がエンコード後のテキストをデコードしたものです。
まとめ
base64エンコードは普段はあまり使う機会はありません。こう言うところで使えるよとも言いにくいものですが、こういう使い方が出来るよっていうのは覚えておくといいかもしれません。
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