このページについて
このページではiPhone/iPad/Macで使うことができるショートカットのデバイスの詳細を取得の解説をしています。
更新履歴など
2022/9/30:iOS16の内容を元に書き直しました。
デバイスの詳細を取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | ○ |
このアクションはデバイスから情報を取得する機能を持っています。
デバイス名のところを選択すると取得できる項目が出てきます。
- デバイス名
- デバイスホスト名
- 機器の機種
- デバイスがWatchである
- システムバージョン
- 画面の幅
- 画面の高さ
- 現在の音量
- 現在の明るさ
- 現在の外観モード
これらの取得項目は色々と使い道があります。
まずはデバイス名や機器の機種について。これらは一部の非対応アクションを回避する時に使ったりします。例えば【デバイスを振動させる】はiPhoneとApple Watchでしか使用できません。逆に【画面を複数のAppで分割】はiPadとMacでしか使用できません。
このようにデバイスごとに使用可能なアクションが一部異なる事で、デバイス名や機種の取得は大いに役立ちます。
次に画面の幅や高さ取得について。これらは一見すると出番が無いように思えてしまいますが、写真を編集するアクションなどを使う際に上限が一発で分かるので一部の用途では大いに役立ちます。
【イメージを切り取り】では座標指定する事で任意の範囲を切り取ることが可能ですが、上限を知っていれば当然ながらその数値より小さい事がわかります。あとはシンプルに画面の縦横を調べたい時に使えたりしますね。
現在の音量・現在の明るさ・現在の外観モードはそれぞれ別のアクションで変更する事が可能です。
現在の音量を取得して【if文】で判定し、【音量を設定】で変化させるとかいう使い方も可能です。この場合は常に一定値ではなく、変数を使用した可変式の設定も可能です。出番があるかどうかはともかく、音量・明るさは細かい調節も可能です。
外観モードは【外観モードを設定】で変更する事ができますし、それぞれのデバイスの設定アプリから外観設定も可能です。ここでいう外観モードはライトモード・ダークモードの事です。
これらは時間に応じて変化する「自動」や、常に固定など人によって様々だと思います。自分はずっとダーク固定しているので変化させることはありませんが、時間と共に変化させたい場合には別のアクションを使います。その時に現在の外観モードを取得して、どうするかってのを決めたりできます。
まとめ
デバイスの詳細を取得は使用できるアクション・処理を分けるために【if文】で判定するために使ったりします。出番がめちゃくちゃ多いと言うわけではありませんが、処理の前にこれを配置して分岐させるという事も出来るようになるといいかもしれませんね。
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