細かい部分だけどiPhoneとiPadの二台持ちとかだと使い分けるときに便利
デバイスの詳細を取得
かなりシンプルだけど、iOSとiPadだとある部分が違います
それはバイブレーションの有無
iPhoneはバイブレーション機能があるため、振動のアクションが使えますし、振動によって通知代わりにショートカットの処理終了を教えてもらうって使い方が可能
しかしiPadにはバイブレーション機能がなく、振動のアクションは互換性がありませんって使うことが出来ませんしエラーが出ます
例えばWi-Fiをワンタップでオンオフにするアクションを二台とも同じショートカットで実行したとします
その最後の結果をバイブレーションで出す場合、iPadではエラーが出るんですが、それを未然に防ぐのがこのアクションです
青文字の部分をタップして選べる項目をそれぞれ紹介
デバイス名
ショートカットを実行したデバイスの名前を取得します
設定>一般>情報>iPadの名前 に記載されている部分が表示されます
そのため、ここを変更した場合はiPadなのかiPhoneなのかは正確には判断出来ないわけです
その代わりiPadとかiPhoneを複数台持っていてちゃんとそれぞれに名前を付けている場合とかはここで正確に判定出来るというわけです
機器の機種
これで取得出来るのは、ショートカットを実行したデバイスの機種
つまりiPadなのかiPhoneなのかをここで判定することが出来ます
ここは変えようがなく、常にiPadとかが返ってきます
デバイスがWatchである
Apple Watchでもショートカットが実行出来る様になったことで追加されたコマンド(だと思う)
自分はアップルウォッチを持っていないため検証出来ませんが、iPadで実行すると「いいえ」と返されました 知ってました
システムのバージョン
iOSとかiPadとかは記載されず、単にOSのバージョンのみを出力
現在iPadOSの最新版は14.0.1なので、14.0.1とだけ返されました
画面の幅
画面の横幅を教えてくれます
iPadMini4で実行しましたが、縦画面基準での横幅を教えてくれました
他の端末でも同じなのかは不明ですが、おそらく同じだと思います
画面の高さ
これも上と同じく、高さを教えてくれます
縦画面基準での高さです
現在の音量
音量の最大値を1とし、現在の音量を数値で教えてくれます
例えば50%であれば0.5とか
現在の画面の明るさ
明るさの最大値を1とし、現在の画面の明るさを教えてくれます
これも音量と同じく、50%であれば0.5と返されます
現在の外観モード
ダークモードなのかそうでないのか教えてくれます
見たら分かるやんみたいな感じではありますが、使う事があるかもしれません
使用例
実際に上記のiPhoneかiPadかで結果の伝え方を分ける方法を書いておきます
上から順にアクションを配置していきます
- デバイスの詳細を取得
- if文
細かいことは後で解説します
まず、機器の機種を選択します
if文の条件の部分をタップし次と等しいを選択した後、テキストの部分にiPadを入力
通知を表示のアクションを、if文のその他の場合の上に置きます 通知内容は何でも良いです
デバイスを振動させるのアクションをその他の場合のすぐ下に置きます
全て配置したのが以下
iPadで実行しているため、振動のアクションは互換性がありませんと表示されていますが、同じショートカットをiPhoneで見ると振動アクションも使えます
実行して画面上部に通知バナーが出たら成功です
if文に関する使い方などは以下をどうぞ

頻繁に使うかどうかと言われたら難しいところですが、こういった機種ごとに動作を切り替える時にはめちゃくちゃ使えますよっていうお話でした
その他のアクション
その他のアクションに関しては以下からどうぞ
