少し前のバージョンだと次の場合って名前でしたが、いつの頃か変わりました
ややこしそうだけど実はとても簡単で、かなり便利なアクションなので是非使えるようになっておきましょう
if文
そもそもif文とは何って話ですが、ここで軽く解説しておきます
ifとは、「もし」という意味です
「もしこの条件に合致するんだったらこの処理を、そうでないならこっちの処理を」っていう司令を出すのがif文の役割です
プログラミングに限らずですが、必ずしも毎回同じ条件で同じ処理が出来るとは限りません
麻雀で言えばたった今引いた牌が普通の五筒なのか赤五筒なのかによってツモ切りするか残すか考えるのどちらかだと思います
このif文は、予め条件を指定しておき、その条件をクリアした場合にだけ処理をさせるものです
例えば上の麻雀の話をそのまま使いますと
条件:今引いたものが普通の五筒だったらそのまま捨てる
という条件のもと、赤五筒を引いたとします
普通の五筒であれば「そのまま捨てる」の処理をすればいいだけですが、赤なので条件とは一致しないため、赤をどうするか考える事になります
そこで赤を引いたとき用の別の処理を予め用意しておくことで、この赤を引いても困らないようにしてあげることも出来ます
解説
まずは配置について解説します
大きく3ブロックに分けて考えると良いかなと思います
一番上は条件の部分
この条件の上に要素を置きます
条件の直下に「要素が条件をクリアした場合」の処理を入れます
その他の場合は、「要素が条件をクリアしなかった場合」の処理を入れます
実際にテキストを配置してみるとこうなります
この場合、テキストが1だったらすぐ下の○を表示
1以外だったらその他の場合に処理が飛び、☓を表示
必ずどちらかの処理が必要なわけではなく、一方は何もアクションを配置しなくても良いです
条件に一致した場合の処理の流れとしては テキストが1→○を表示→if文の終了 となり、その他の場合の項目は飛ばします
一番下のif文の終了までいくと、次のアクションにこのif文の結果を渡します
入力
ここはif文アクションの上に条件判定の要素となるものを追加しておく必要があり,その要素を元にif文が判定をすることになります
例えばテキストを配置した場合、テキストに変わります
その他、変数や画像などとにかく沢山のものに対応しています
変数については以下をどうぞ

条件
これは要素によって多岐にわたります
テキストであれば
- 次と等しい
- 次と等しくない
- 任意の値
- 値がない
- 次を含む
- 次を含まない
- 次で始まる
- 次で終わる
と、テキストだけでもこれだけあります
画像とかだと数が少なく、任意の値と値がないの二種類となります
一番使うのがテキストとかクリップボード関連だと思うので、このあたりを重点的に
次と等しい、等しくない
これは完全一致、もしくは一文字でも違ったらという意味です
これは大文字小文字を区別します
そのため以下のように配置した場合の結果は「iPadではありません」と返されます
見切れていますが、一番下にはちゃんと出ていますね
任意の値、値がない
要素に値があれば条件クリア、値がない場合は条件に一致しないという判定の仕方です
エラーで何も値が返ってこなかった場合に使えます
次を含む、次を含まない
これは完全一致ではなく、部分一致で判定します
例えばiPadという要素に対して、条件を次を含む、iとした場合は条件クリアをみなされます
含まない場合の使い所としては、大量の文字列から一致しない文字を含む列だけを抽出する的な使いかたですね
次で始まる、次で終わる
これもシンプルですね
要素となるものの一番最初の文字が一致すれば条件クリア、そうでないなら条件クリアにはならないというものです
終わるの場合、文字や文末の文字で判定されますので句読点なども対象となります
使用例
凝ったものだと長くなって解説するのも大変なので、以下のページを流用します

変数とかを使った使用例は変数のページにて

その他のアクション
その他のアクションに関しては以下からどうぞ
