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【iPhone/iPad/Mac】ショートカットのカウント/コンテンツグラフ/種類/名前の使い方まとめ

項目解説 ショートカット
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書いた人
あいりゅー(irilyuu)

メインはApple製品(iPhone・iPad・Mac・Watch)と、SwiftとSwiftUIです。ポケカも好きです。
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このページについて

このページではiPhohe/iPad/Macで使えるショートカットのカウント/コンテンツグラフを表示種類を取得/名前を取得/名前を設定の使い方をまとめて解説しています。

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更新履歴など

2022/10/6:iOS16の内容をベースに書き直しました。スクリプティング>項目に分類されている他のアクションを全てこのページに統合しました。

2023/8/15:iOS17の内容を元に書き直しました。

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カウント

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch

カウント

このアクションは入力として受けた内容の項目を数える機能を持っています。

入力のところに数えたいデータを指定します。扱えるデータはほぼ全てですが、データの種類によっては数える内容が異なります。

項目の部分を選択すると、数える項目が選べます。項目/文字/ワード/文/行から選ぶことができます。項目はファイルの数とか、マップの検索結果の件数とかを数える時に使います。

文字・ワードはそれぞれ1文字、1単語という考え方でOKです。文字はその名の通りで文字単位で数えて結果を出してくれます。ワードは単語ごとに数えるため、接続詞などは数えません。

文・行もそれぞれ句読点で判断したり、改行などで判断したりします。

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コンテンツグラフを表示

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch×

コンテンツグラフを表示

このアクションは入力として受け取ったデータのコンテンツグラフを表示する機能を持っています。

入力のところにコンテンツグラフを表示したいデータを指定するだけでOKです。

そもそもコンテンツグラフって何って話ですが、これはショートカットに搭載されているコンテンツグラフエンジンというもののことらしいです。これは簡単に言えば「型変換」です。通常、数字を文字として扱うことはできても漢字を数字として扱うことはできません。このようにデータの型はプログラムで処理を行う上で重要なんですが、ショートカットでは自動でその型を正しいものへと変換してくれています。それが「コンテンツグラフ・エンジン」らしいです。

そしてこの「コンテンツグラフを表示」アクションは、その型変換が行われているかどうかを見るために使ういわばコンソールみたいなものです。これで受け渡しのデータの型確認が行えます。

種類を取得

OS使用
iPhone
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Mac
Apple Watch

種類を取得

このアクションは入力として受け取った項目の種類(型)を取得する機能を持っています。

項目のところに調べたいデータをセットします。それだけでOKです。

具体的な使い方としては【クリップボードを取得】で中身を取得したは良いけどもショートカットで扱うデータ型かどうかを調べる時にこのアクションで種類を調べ、異なる場合は処理を中断して別の処理を開始するなどの用途があります。

あとはショートカットの入力でなんでも受け取り、このアクションで種類を受け取ってそれぞれで別の処理を行わせるといったなんでもありのショートカットを作ることもできます。

名前を取得

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch

名前を取得

このアクションは受け取った項目の名前を取得するという機能を持っています。

項目のところにファイルなどを指定します。Webページのアドレスを指定した場合、タイトルが取得されます。

Webページのタイトルを取得はデフォルトでは有効になっています。有効の状態で【URL】などの名前を取得すると、そのサイトのタイトルが表示されます。

このアクションはファイル名・カレンダーイベントのイベント名・連絡先の名前など、とにかく名前を取得します。この結果で【カレンダーイベントを検索】などの検索アクションに渡すことで間違うことなく、特定の結果のみを出すことも可能となります。

名前を設定

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch

名前を取得

このアクションは入力として受け取った名前を別の名前に変更する機能を持っています。

入力のところにはファイル名などを変更したいものをセットします。セットできる対象は「すべて」となっているため、写真メディア・テキストファイル・動画など色々とセットすることができます。

名前の部分に変更後の名前をセットします。【入力を要求】や毎回尋ねるを使用すれば、その都度名前を変えることができるため汎用性はあります。

ファイル拡張子を含めないはデフォルトでは無効になっています。有効にするとファイル名の拡張子を含まない部分のみを記述することになります。これは個人の好みで設定しましょう。

使い方の例

ここまでいくつかアクションを紹介してきましたが、簡単に使い方の例を書いておきます。

カウントと繰り返し

カウントは受け取ったデータの個数を数える機能を持っています。そして【繰り返す】【各項目を繰り返す】は処理回数に変数を使用できるため、カウントで取得した回数をセットすることでループ回数を自動セットすることができます。

参考までに以下のように組むと【写真を選択】で選んだ複数枚の写真全てを【イメージをマスク】で加工することができます。

繰り返すとカウントの併用

まとめ

カウント・コンテンツグラフを表示・種類を取得・名前を取得・名前を設定の使い方解説を行いました。それぞれ用途が全く異なりますが、大いに活躍するアクションたちです。ここぞというところで使ってあげましょう。

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