スクリプティング内の[URLエンコード]についての解説です
URLエンコード
このアクションを解説する前に、2つの用語についてまず解説します
エンコード
エンコードとは、コンピュータが分かるように処理をする作業のこと
コンピュータというかプログラムを見たことがある方は分かると思いますが、基本はアルファベットです
そこにいきなり日本語を入力してもエラーが出たりでなくても正常に処理できなかったりするわけです
それを日本語→コンピュータが分かる言語に変換するのがエンコードって作業です
動画とかもそれぞれのサイト用だったり写真も拡張子ごとに処理の仕方が違い、手順にそった処理をしていることでpng形式として認識されたり、mp4として認識されているわけです
デコード
エンコードとは逆で、簡単に言えばプログラム言語を人間が分かる言語に処理する作業
数字やアルファベットの羅列でも、ある法則によって文字として成り立っているみたいな暗号があったとします
それを解読する作業そのものをデコードと言ったりします
使い方
エンコードとデコードの解説が終わった所で、今回の本題です
アクションを入れると、以下のようなものが出ると思います
テキストの部分はこの後書きます
エンコードの部分をタップすると、エンコード/デコードの二種類と毎回尋ねるっていう項目があると思います
作業目的がはっきりしている場合はエンコorデコードのどちらかだけで十分だと思います
ちなみにこのアクションで行われるエンコードはパーセントエンコーディングです
書式としては%○○です
○○の部分に文字コードが入り、例えば
あ→%E3%81%81となります
使用例
それでは実際にエンコードとデコードをそれぞれ試してみましょう
以下のように配置し、再生マークを押すと結果が表示されます
今回は「麻雀」というテキストをURL形式にエンコードしてみました
答え合わせとして、直下にURLエンコードをデコードで追加して実行してみます
この通り、暗号化→解読という手順で、麻雀=%E9%BA%BB%E9%9B%80ということが分かりました
一体何に使うの?って話ですが、正直な所普通に検索とかであればわざわざURLエンコードする必要はありません
何かしらウェブ関係のショートカットで日本語がうまく処理されないときにワンチャン出番があるかどうかって程度です
もしくはURLスキームで日本語を投稿したいけどうまく処理されない!ってときにエンコードしてみると処理されるかもしれません
ちなみにツイッターの投稿スキームは日本語が普通に使えるので、わざわざエンコードする必要はありません
その他のアクション
その他のアクションに関しては以下からどうぞ
