ショートカットで使えるファイル関係のアクションの使い方まとめです
自分は主に麻雀の順位記録やオーブ数の変動値管理などに使っています
フォルダ作成
アクションを追加すると、フォルダの保存パスと保存サービスを選択することが出来ます
サービスはiCloudかDropboxの2つが選択出来、この他にも対応アプリはあると思いますがこの2つで解説します
iCloudはアップルが提供するクラウドストレージサービスで、アップルアカウントを持っている人であれば誰でも使えるサービス
無料プランだと上限5GBまで自由にバックアップなりが出来るが、変わった仕様のため使い勝手は良好とは言い難い現実
ドロップボックスは別途アカウントを作成し、バックアップなどが出来るクラウドストレージサービス
無料プランだと容量上限は少量です
体感的には、iCloudの方が早く処理が終わると思います
同期に少しだけ時間がかかるDropBoxはショートカットにとっては若干不向きと言えますが、それは扱う処理次第です
パスはiCloudを前提に解説します
/Shortcuts/までは固定で、その後を自分で編集します
/Shortcuts/testAと入力した場合、Shortcutsフォルダ直下にtestAというフォルダが生成されます
ファイルを保存
次はファイル保存です
これはファイルを保存するわけですが、「既存ファイルとは別に新たにファイルを作り、それを保存」するアクションです
例えばすでにファイルAがあり、このアクションでファイルAを保存する場合、新たにファイルAが生成されます
このファイルAを上書きするかどうかも指定出来ます
ファイルの部分に、保存するファイルの内容を指定します
これはテキストを変数化して整形したものも可能です
サービスは上記と同じく、iCloudを前提に解説します
保存先のパスは、/Shortcuts/までが固定
その後を、フォルダ同様に指定します
この時、フォルダA→フォルダB→ファイルと言う具合に階層化している場合、フォルダA/フォルダB/ファイル名といった具合にちゃんと指定してあげないと、別々の場所に同様のファイルが量産されることになります
ファイルが存在する場合は上書きを使えば、既存ファイルに上書き保存することが出来ます
ファイルを取得
次は保存されているファイルを取得するアクション
サービスはiCloud前提で解説
書類ピッカーを表示は、ファイルを探す画面を表示するかどうかっていう選択です
予め編集したいファイルの場所が分かっている場合はチェックを外し、下記のファイルパスを編集することになります
ファイルパスに、取得したいファイルのアドレスを全て記述
上記のファイル保存同様、階層化している場合は階層もちゃんと書くこと
そして拡張子もちゃんと記述しておきましょう
自分がよく使うのはテキストファイルの.txtなので、ファイル名.txtまで入れています
見つからない場合はエラーはチェックの有無はどちらでも構いません
ファイルに追加
これは既存のファイルに対してテキストを追加するアクション
新たにファイルを生成するアクションではありません
テキストの部分に追加する内容を記述したテキストを変数で指定
テキストアクション内に変数で色々と可変式の内容にしておけば、用途の幅が広がります
サービスはiCloud前提で解説
ファイルパスは編集したいファイルのフルパスを記述
拡張子まできっちり書かなくても大丈夫っぽいですが、複数のファイルを入れている場合は一応書いておきましょう
新しい行を作成は既存の内容の下に追加したいテキストを入れるかどうかっていう設定
チェックを外すと、先頭にテキストが追加されていきます
ファイルを削除
既存のファイルを削除するアクションです
ファイルのところに削除したいファイルを指定
これは上で書いたファイルを取得アクションと合わせて使うと有効活用出来ます
また、ファイルにフィルタを適用も併用すれば、ファイルの数が多くても消したいやつを簡単に探し出せます
表示を増やすと、削除前に確認するかどうかを選べます
ファイルへのリンクを取得
ファイルへのリンクを取得する、そのままのアクションです
ファイルの部分に、リンクを取得したいファイルを指定
これは上で書いたファイルを取得アクションと合わせて使います
取得したリンクは共有とかで使えますが、共有リンク取得であればiCloudやDropBoxの機能を使ったほうが安心です
ファイルにフィルタを適用
ファイルの数が増えてくると、ファイルの中身を探すのも面倒になってきます
そこで活躍するのがこのフィルタ機能
フィルタリングをすることで、条件に一致・不一致するファイルだけを探すことが出来ます
更に条件を絞り込めば、特定のファイルを一発で探すことも出来ます
ファイルの部分には、少し特殊な配置をします
- ファイルを取得A
- ファイルを取得B
- リスト(AとBをそれぞれマジック変数で指定)
- フィルタ
このように並べると、2つまでのファイルを指定してフィルタリングが可能
ファイルを取得のアクションをもっと増やし、リストを適宜編集すれば3つ以上も可能
とはいえ、現時点ではファイル全体を一括で取得するアクションが無いのでこの方法を使うのは非効率と言えますが、中身をサクっと調べたいだけの場合はこれが有効かなと
ちなみに、デフォルトの結果は指定された条件に一致するファイルの中身を返すようです
ファイル名などを取得したい場合、下記のファイルの詳細を取得を使うことになります
ファイルの詳細を取得
ファイルを取得・フィルタによって出されたファイルから指定した項目を取得出来ます
- ファイルサイズ
- ファイル拡張子
- 作成日
- 最終変更日
- 名前
などがデフォルトで選べます
上記のフィルタのところの並びをそのまま利用し、一番下に詳細取得のアクションを置いて、名前にすれば「フィルタ条件に一致するファイルの名前」が結果として返されます
その他のアクション
その他のアクションについては以下からどうぞ
