このページについて
このページではiPhone/iPad/Macで使えるショートカットのRSS関係のアクションをまとめて解説しています。
更新履歴など
2022/10/15:iOS16の内容をもとに書き直しました。
2023/8/15:iOS17の内容を元に書き直しました。
RSS配信から項目を取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch |
このアクションは指定したRSS用URLから指定件数の記事を取得する機能を持っています。
10項目のところは取得件数の上限を設定します。変数による指定も可能なんですが、どういう時に変数を使ったら便利かってのはサイトや使い方により異なると思います。
URLは初期値でAppleのRSSアドレスが記入されています。そのまま実行すればAppleの最新情報を掲載した記事一覧をみることができます。
ただし直接ページを表示するわけではなく、シンプルに見出しやURLなどを取得するのみとなっています。これの扱い方についてはあとで紹介します。
ページからRSS配信を取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | × |
このアクションは指定したURLからRSS配信用のアドレスを取得する機能を持っています。
ページのところにRSSアドレスを取得したいページをセットします。するとRSSアドレスを取得してくれます。
使い方の例
【RSS配信から項目を取得】の使い方を深掘りしていきます。
URL化するには
このアクションの結果は基本的には記事タイトルと、公開日時です。これをサイトURLとして取得するには【入力からURLを取得】を使います。複数の記事に対して同様の処理を行う場合は【繰り返す】も使います。以下が組み方の例です。
使用したアクションは上から順番に【RSS配信から項目を取得】→【カウント】→【繰り返す】→【リストから項目を取得】→【入力からURLを取得】です。配置は上の画像を参照してください。
URLへのアクセス
そしてこれらから任意の記事をタップした時に、直接その記事へアクセスできるようにしたい場合、以下のように組みます。
最初のURL化で使用したアクションに加えて、【変数に追加】→【変数を取得】→【リストから項目を取得】→【リスト】→【リストから選択】→【URLを開く】という流れで配置しています。
オートメーションとの併用
後はオートメーションで新記事が公開された時だけ通知を受けるという設定も可能です。まずは更新確認の頻度を毎日にするのか、週1回にするのかというところから決めるといいかなと思います。Appleの場合は記事更新はそこまで頻度が多くありませんし、他のサイトだと毎日更新している可能性もあります。
サイトごとにどんな仕様や方針でも1日単位での確認なら新着記事を逃すことはそうそうないと思います。なのでここでは1日1回確認するという方法で作ることにして紹介します。
基本的に「当日中の公開記事を調べる」というプランなので、【RSS配信から項目を取得】して【記事のフィルタを適用】→【カウント】→【if文】→【通知を表示】という流れで実現できます。後は任意のタイミングで実行するようにオートメーションをセットするだけでOKです。
これは1日に複数の記事が公開されたケースにも対応できるように、簡素だけど対応の幅を広げた組み方です。自分の好みに合わせて色々と変えてみましょう。
まとめ
RSS配信はお気に入りのサイトの最新情報を取得できる便利なツールです。色々とサイトを見て回るのも時間がかかるので、こういった便利機能をうまく使って効率よく情報収集しましょう。
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