こんな方にオススメ
2021/10月~2022/1月 iPadOS15にて確認した内容に更新
URLについておさらい
そもそもですがURLについて簡単におさらいします。URLとはネット上における住所みたいなものです。現実世界で日本→都道府県→市区町村→番地という順番で住所が存在するように、ネット上の各サイト・ページについてもそれぞれ住所となるURLが存在します。サイトアドレスとか、単にアドレスなんて言ったりもしますがどちらも同じ意味です。
URL
このアクションは単純なURLの入力しかありません。次のアクションへ指定したURLを渡すだけのアクションです。細かい設定等もなく、シンプルです。
URLは全てを入力する必要はなく、http://(https://)以降を入力すればOKです。
- Google→google.co.jp
- twitter→twitter.com
のように、URLの全てを入力しなくても自動的にhttp://(https://)が補完されます。
URLのコンポーネントを取得
「URLからスキームを取得」の青文字の部分をそれぞれ変更して使います。このアクションはかなり丁寧な説明が表記されていますが、その実態は普段余り使うことのないアクションだったりします。
説明には以下のように書かれています。
つまり、スキームの部分をタップして変更できる項目と、取得する項目は上の通りというわけになります。ちなみにですが、ツイッターの検索結果とかグーグルの検索結果でもここまで複雑なものは表示されません。ツイッターの検索結果を例にするとスキーム:ホスト:パス/クエリーの4種で構成されているので、パスワードやフラグメントなどは結果が返ってきません。
URLを展開
「URLを展開」のURLの部分に、Bit.lyなどのURL短縮サービスを使って短縮したURLを入力します。なお、短縮していないURLを入れた場合は元々のURLがそのまま返ってきます。(変化なし)
このアクションは「URLが短縮されていてなんのURLか見当もつかない」場合に使えます。たいていのURLはyoutubeやtwitterなど、サイト名がなんとなく判別出来る事がほとんどです。しかしURL短縮サービスを経由しているとドメインすらも判別出来ません。そうなると不用意に踏んだアドレスが正規サイトそっくりに作られたフィッシング詐欺サイトでしたなんてことにもなりかねません。
このアクションでURLを元のアドレスに展開し、URLコンポーネントからドメイン名(ホスト)を取得→ネット検索という過程を取ることで、正規サイトかフィッシング詐欺かをある程度は調べることも出来たりします。
不審なURLを判別するサンプルレシピで、この一連の流れを組んでみました。メール等からは長押し→共有から実行出来、URLをコピーした状態でショートカットを直接実行しても使うことが出来ます。
入力からURLを取得
「入力からURLを取得」はそのままの通り、入力に設定したものからURLを取得するアクションです。入力にはテキストなどなんでもOKです。