iPadOS

【Apple Pencil】アップルペンシルのツールバーの使い方まとめ

Apple Pencilツールバー改変 iPadOS
この記事は約7分で読めます。
書いた人
あいりゅー(irilyuu)

メインはApple製品(iPhone・iPad・Mac・Watch)と、SwiftとSwiftUIです。ポケカも好きです。
知人のグラノーラ販売を応援しています。詳しくはこちらで。

あいりゅー(irilyuu)をフォローする
スポンサーリンク

このページについて

このページではAppleが販売しているiPad用のスタイラスペンのApple Pencilのツールバーの使い方をまとめて解説しています。

買ったはいいけどペンの切り替え方法がよく分からないという方向けの解説となっています。実際にウェブページなどに書き込む方法はWebページなどに書き込む方法を参照してください。

スポンサーリンク

はじめに

このページは2022/11/19に更新しました。内容としてはツールバーに色々と変化があったためです。それに伴って過去の内容を全て消して1から使って書き直しています。

そしてこのページで取り扱う内容はiPad Pro11インチ(第3世代)とApple Pencil(第2世代)です。M2搭載iPad Proのようなセンサーによる検知機能は取り扱っておりません。

スポンサーリンク

ツールバーの起動

まずはApple PencilとiPadのペアリングが完了していることが何よりの前提ですが、そこはiPad本体にピタッとくっつけるだけでOK。充電もくっつけて行います。

ツールバーは基本的にはペンマークをタップすれば起動します。デフォルトだと7つのアイテムとカラーパレットが並んでいると思いますが、知らない間に色々と増えました。そこも解説していきます。

スポンサーリンク

スクリブル

スクリブルはツールバーの一番左にある、Aと書かれたペンで使用できます。これは簡単に言えば書いた文字をOSが認識して、テキスト化してくれるというものです。そしてペアリング後のチュートリアルっぽいやつで試したことがあると思います。

iPadOS15にてスクリブルが日本語に対応したことで利便性が上がりましたが、日本語で使用するにはまず言語を切り替える必要があります。

まずツールバーのスクリブルを選択します。すると右側がカラーパレットからツールアイコンに変化するので、EN(JPN)と書かれている部分をタップし、日本語を選択します。

スクリブル選択と言語切り替え

下のEnglish(Japan)を選択した状態で日本語を入力しても日本語は一切出てきません。

そしてスクリブル中に改行したい場合、ツールバー右にある矢印をタップします。Macを使用している方ならエンターキーを見れば完全一致のマークがあるはずです。

スクリブルで改行をするには右のアイコンをタップ

スクリブルモード中に表を作成することもできるようになりました。ツールバーの四角が並んでいるアイコンですね。

ですがこれはApple純正メモアプリでのお話で、他のアプリ使用中では使えたり使えなかったりします。ちなみに下の画像はKeynoteでのスクリブルモードのアイコンになります。

アプリによって使用可能なツールが異なります

Keynoteでは文字を揃える位置・スペルチェック・文字の大きさ・文字を太くする・文字を斜めにする・文字に下線を引くなどの項目になっています。言語選択と改行は共通しています。

スクリブルはどこで書いてもOKで、表とかであればセル内に書くことでそのセルに自動で挿入されます。

ペン

Apple Pencilで一番シンプルなペンが使用したい時はこれを使用するって方も多いと思います。シンプルなペンは線の太さと濃度を変更できます。

シンプルなペン

イラストを描くとかには向いていませんが、シンプルなペンが使いたいときはこれですね。

ちなみにペンにある数値は濃度を表しています。この場合、50%なのでペンに50と表示されているというわけですね。

筆ペン

これが本当に筆ペンなのかはわかりませんが、見た目てきにそうかなって勝手に思ってるだけです。違ったらごめんなさい。

ツールバーに新たに出現したペンの1つです。これまた線の太さと濃度を変更できます。

筆ペンぽい何か

ただしこちらの一番太いペンは本当に太く、通常のペンの倍ぐらいの太さになります。

蛍光ペン(マーカー)

どちらが一般的に使用されているのかは分かりませんが、蛍光ペンも搭載されています。これまた太さと濃度を選択可能です。

蛍光ペン

文字の下に引いて見やすくしたり強調したりと出番は多そうですが、濃すぎたり太すぎたりすると逆に見辛くなるのでほどほどにしておきましょう。

消しゴム

これはペンではなく削除用の機能です。選択するとピクセル消しゴムと、オブジェクト消しゴムの2つが出てきます。ピクセル消しゴムはペンでなぞった範囲だけを消すというもので、オブジェクト消しゴムはペンで書いた線1本を丸ごと消すというものになります。

消しゴムペン

オブジェクト消しゴムは線1本で書いたものならどこで当てても丸ごと消えるので、高速でバンバン消したい時に便利です。

逆にオブジェクト消しゴムはこのページで使用しているような細かい線を大量に消す必要がある場合、選択範囲を大きくして雑に消していくのが早かったりします。

オブジェクト選択ペン

消しゴムの隣にある縞模様のペンはオブジェクトを選択する機能を持っています。これはシンプルで、囲んだ文字・図形などをまとめて動かすことができる機能を持っています。

オブジェクト選択ペン

このペンは選択するオプションなどはなく、ペンを選んだらあとは動かしたいものを囲むように円を描くだけです。メニューが出てくるので削除などもここから行えます。

囲んだあとにメニューでコピーや削除などが行えます

このペンに関してはかなりシンプルなので迷うことはそうそうないと思います。

定規

このツールのみ、両手で操作を行います。そしてちょっと便利な使い方もできるのでそれも併せて紹介します。

ツールバーの定規アイコンを選択すると画面上に定規が出現します。両手で動かすことで角度が表示されます。

定規を両手で動かすと角度が表示されます

任意の角度で固定したら、あとはペンに切り替えて線を引くだけでOKです。自動で定規に合わさり、真っ直ぐな線が引けます。そして引いている線の長さも表示されます。

線の長さ表示もしてくれます

さらに、定規はマスキングテープ的な役割も持っています。定規の下に書いたものは消えないので、消したくない部分を定規でカバーして消しゴムで消して見ましょう。

この画像の場合、消しゴムの最大の大きさで線を消している最中なんですが、定規でカバーされた部分は消えずに残ります。こんな感じで使うこともできたりします。

マスキングテープ代わりに使えます

クレヨン

色鉛筆なのかクレヨンなのかは不明ですがそんな感じのテイストで描けるペンもあります。メモ帳アプリで使用する場合は定規の横にあります。ツールバーがスライドするようになったので、色々と増えていますがクレヨンは以前からあります。

クレヨン

このペンに関しては濃度の問題かクレヨンというちょっとスカスカなテイストなのが問題かは不明ですが、少々目立ちにくい感じになります。

万年筆

新たに追加されたと思われるペンの1つです。実物を使ったことはありません。

万年筆テイストのペン

一番細いサイズだとちょっといい感じに見えますが、太くするごとに原型を留めないほどに変化します。

スモーク

これもよくわかりませんが、スモークっぽい感じを演出できたりします。スプレーなのかな?

スモークなのかスプレーなのかわかりませんがそんな感じです

一番細くても何が何だか分かりにくいんですが、太くするごとに万年筆以上によく分からない感じになります。

テキスト追加・署名を追加

以前はなかったような気もしますが、いつの間にか追加されていました。

テキストと署名を追加可能になりました

スクリブルでええやんって思われがちですが、スクリブルはメモのフォントサイズや設定などを反映しますがこちらはペンのツールバーでペンを持ったまま操作が可能となっています。実際にテキストを選択すると、こんな感じでペン部分が文字の設定画面に変化します。

テキスト編集画面も出てきます

そして右上の黄色マークを選択することでメニューが出てきます。

さらにこれの便利なところはペンと共存できるエリアに配置されるという点ですね。既存のスクリブルで入力した文字は「キーボードで入力した文字」扱いで、ペンによる落書きはできませんでした。しかしこのテキストを追加は「ツールバーで描いたテキスト兼イメージ」みたいな感じなので落書き可能です。

ペンでの落書きが可能となっています

蛍光ペンなどによるマークも可能です。

次に署名ですが、使う人がどこまでいるか分からないので「そういう機能が追加された」ぐらいにしておきます。

署名を追加

図形

Apple Pencilで図形を書くには2つの方法があります。1つはどれかのペンを使用中に、一筆書きで図形を書いてしばらく待つ方法。これは以前からある方法で、星とか○とかを一筆書きし、しばらく待つと綺麗な図形が出てくるというものです。

もう1つは新たに実装された、図形配置ボタンから選ぶ方法。タップすると四角・丸・星・矢印など9種類から選ぶことができます。

図形ボタンから9種類のどれかを選ぶことができます

実際に配置したあとは編集画面で色や線の太さなんかを変えることができます。以下は吹き出しアイコンを選択して色々とパンクな感じにしたものです。

配置した図形の線の色や太さなどを変更可能です

範囲塗りつぶし

この機能はメモ帳では使用できず、Keynoteで使用できます。ペンを選択し、ある程度なぞると点線が出てくると思います。ペンを離すと、その範囲内が指定した色で塗り潰されます。

塗りつぶしペン

ペンのオプションは塗りつぶす濃さのみ変更可能です。

まとめ

Apple PencilはM2iPad Proで操作性がかなり上がるようですが、M1iPad Proユーザーが多いのもまた事実なのでどちらでも使える機能を中心に解説しました。というよりM2Pad持っていないのでM2の方は解説のしようがありません。

以前にもまして使い勝手が良くなった気がするので今後も使っていきたいツールの1つです。

Apple Pencilの世代による違いを知りたい方はこちら。Apple PencilでWebページなどに書き込む方法を知りたいかたはこちらを参照してください。

タイトルとURLをコピーしました