Mac

【macOS Ventura対応】アクセシビリティの設定と簡単な紹介

macosventuraアクセシビリティ Mac
この記事は約5分で読めます。
書いた人
あいりゅー(irilyuu)

メインはApple製品(iPhone・iPad・Mac・Watch)と、SwiftとSwiftUIです。ポケカも好きです。
知人のグラノーラ販売を応援しています。詳しくはこちらで。

あいりゅー(irilyuu)をフォローする
スポンサーリンク

このページについて

このページではmacOS Venturaの設定を解説しています。

スポンサーリンク

更新履歴など

2022/10/28:macOS Venturaの内容をもとに書き直しました。

スポンサーリンク

アクセシビリティ

アクセシビリティは体の不自由な方むけにmacOSに搭載されている補助機能の総称のことです。視覚・聴覚など色々な分野に対応するものもあれば、クリック操作の機能やマウスコントロールなども備わっています。

それぞれ簡単に解説していくので、使ってみたい機能は使ってみてください。

システム設定>アクセシビリティの順にクリックすることで設定画面にアクセスできます。

VoiceOver

これは画面上の項目の説明をコンピュータが読み上げたり、点字で表示したりします。

VoiceOverを有効にするとキーボードのみでコンピュータの操作が可能になると書かれていますが、VoiceOver専用の機能があるので普段の使い方に慣れていると少し複雑に感じるかもしれません。

⌘キーを押しながらTouch IDを素早く3回押すことでVoiceOverのオンオフを切り替えることもできます。

ズーム機能

ズームはその名の通り、拡大表示する機能です。ズーム機能に関する基本のキーボードショートカットは以下の通りです。

  • ズームのオンオフ ⌥⌘8
  • 拡大 ⌥⌘+
  • 縮小 ⌥⌘-

トラックパッドを使用しての拡大・縮小は3本指でダブルタップするとオンオフを切り替えることができます。3本指でダブルタップしまま離さずに上下に移動させると、拡大倍率を変更することができます。

スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズームは、通常のスクロールジェスチャ(2本指で上下に動かすあれ)を修飾キーを押している間だけはズーム機能に切り替える機能です。修飾キーも自分で設定することができます。

ズーム方法ですが、フルスクリーン・分割した画面に表示・ピクチャインピクチャの3種類から選ぶことができます。フルスクリーンは画面全部を一気に拡大するので一番分かりやすいっちゃ分かりやすいと思います。分割画面は上とか下とか自分が設定した場所に、マウス付近のズームを表示するというものです。ピクチャインピクチャもマウス付近を拡大しますが、マウスの動きに付随します。

ポイントしたテキストの拡大は⌘キーを押すとテキスト拡大となっていますが、起動したことがないのでよく分かりません。

ディスプレイ

ここではディスプレイの色味やコントラスト、透明度なんかを設定できます。ショートカットの【コントラストを上げるを設定】【透明度を下げるを設定】なんかもここの設定を変更するのでそちらを使ってもいいかもしれません。

読み上げコンテンツ

こちらはVoiveOverと似ていますが、読み上げる際の言語・スピード・音量なんかを細かく設定できます。あとは通知を読み上げるか、選択項目を読み上げるかの設定なんかも行えます。

音声ガイド

ここではバリアフリー音声ガイドを再生するかを選べます。バリアフリー音声ガイドは映画とかで使用されている音声ガイド用のトラックのことで、これがある場合は音声ガイドを再生します。

ショートカットの【バリアフリー音声ガイドを設定】はこれを設定します。

オーディオ

ここでは音に関する設定を行うことができます。上3つはそのままですね。通知に連動して画面を点滅させるか、モノラル再生にするか、空間オーディオを頭の動きに合わせるか。好みで設定しましょう。

その下にはAirPodsシリーズを使用している方向けの設定項目が出てきます。ここでダブルタップの感覚や、Pro2の音量変更を有効にするかどうかを設定できます。

バックグラウンドサウンドはiOSでは前からありましたが、macでは今回が初実装です。雑音を覆い隠すサウンドを再生することで集中力を高めたり、リラックスしたりという効果があるそうです。音楽再生中にも流れます。

RTT

これはリアルタイムテキストという通話のことを指しています。簡単に言うと文字を送信する通信の一種なんですが、iPhoneを経由するのでiPhoneを持っている方限定となります。

とはいえ今の時代はLineとかあるので出番はなさそうですね。

字幕

映像作品などの字幕をどのように表示するかを選べます。クローズドキャプション+SDHというのもオンオフを選ぶことができます。

音声コントロール

音声を使用してテキストを入力したり、編集したり、コンピュータを操作することができます。使用前にコマンドと用語集は確認しておいた方がいいかもしれません。かなり数が多いので色々できますが、慣れるまで時間はかかりそうです。

キーボード

キーボードの設定を行うことができますが、キーボード自体の設定を操作するわけではありません。あくまでアクセシビリティ関係の設定のみを操作できます。

フルキーボードアクセスを使用すると、コンピュータをキーボードで操作可能になります。複合キーは修飾キーを押しただけで押したままの状態にすることもできます。

ポインタコントロール

マウス・トラックパッドのポインタの設定を行うことができます。

ダブルクリックの感覚とか、マウスの代わりとなるコントロール方法を切り替えたりできます。

スイッチコントロール

スイッチコントロールはiPhoneやiPadでもある機能なので名前だけ知っている方もいるかなと思います。これは外部のスイッチを使用してコンピュータを操作できるようにすると言うものです。

その他、画面上にパネルを表示してそれで操作していくと言うこともできたりします。

Siri

ここではSiriにタイプ入力を行うかどうかの設定ができます。

ショートカット

ここはアプリのショートカットとかではなく、アクセシビリティのそれぞれの機能へのキーボードによる起動を許可するかどうかという方が正しいです。有効になっているものはTouchIDを素早く3回おすか、⌥⌘F5を押して切り替えることができます。

その他の設定項目はこちらを参照してください。

タイトルとURLをコピーしました