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【macアプリ】Bartender 4の日本語解説ページ

Bartender 4の設定解説 Mac
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書いた人
あいりゅー(irilyuu)

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こんな方にオススメ

Bartender 4で自分好みにカスタマイズしたい
Bartender 4を使いこなしたい

2021/11/7 M1チップ搭載Macbook Airで動作確認した内容を掲載。

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Bartender 4について

そもそもBartender 4って何って方はあまりこのページの訪れないとは思いますが、念の為Bartender 4の紹介ページも御覧ください。

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このページについて

このページはBartenderの日本語解説ページです。主に設定画面を日本語訳し、その各項目の解説をすることを目指しています。ところどころ使い方が不明なものもあると思いますが、一通り書いていきます。

設定画面の出し方

Bartender 4を起動すれば設定画面が出たはずです。

General(一般項目)

Launch Bartender at login
有効化でmac起動時に自動でBartenderが起動
Clicking on the menu bar will show/hide menu bar items
メニューバークリックでアイテム一覧の表示/非表示を切り替えを有効化するかどうか
moving the mouse into the menu bar will show hidden menu bar items
有効化するとマウスがメニューバーに乗るとアイテムを表示する。下のスライダーで表示するまでの秒数を指定可能
Use Bartender Bar to show hidden items
有効にするとメニューバーにアイテムを展開する代わりに、Bartender Barという物を使う
Automatically hide menu bar items again after showing them
有効化すると自動でアイテムを非表示にする
Bartender menu bar icon
好きなアイコンを設定すれば、メニューバーのBartenderアイコンを変更可能
Bartender menu bar item
Visibleで上記のBartender icon自体を非表示に出来、Show Hidden Item Dividerを有効化するとアイテム展開時の<マークを非表示にできる
Menu bar item spacing
アイテムの配置間隔を変更可能(要再起動)
Hide all menu bar items on inactive menu bars
有効化すると、現在アクティブなディスプレイでのみBartenderを表示。
Hide items to the left of Bartenders menu item when showing hidden items
有効化するとBartender3のスタイルが有効あとなり、アイテム展開時に「すでにメニューバーに表示されているアイテム」だけが非表示になる。

ちなみにBartender barとはメニューバーの下に表示されるようになるこういうバーのことです。初期設定だと全てのアイテムがメニューバーに表示されますが、Bartender barを使うことでメニューバーはこの通り、少量アイテムの表示に留めることが出来ます。ノッチに阻害され無いことが多いので新型Macbookにオススメだったりする。

Bartender bar

Menu Bar layout

ここでメニューバーのレイアウトを変更することが出来ます。

Shown menu bar items
常に表示するアイテムを配置。順番なども変えられる
Hidden menu bar items
非表示にするアイテムを配置。ここも一応は順番を指定出来る
Always Hidden menu bar items
メニューバー展開時にも非表示にするアイテムを配置。
Menu bar items palette.Drag from here to the 3 locations above.
ここにあるアイテムを上の3箇所に配置してくださいっていうエリア。これについては後で解説

上3箇所はそのままの意味ですね。常に表示したい一番上、表示モードで出したいアイコンを配置する二番目、常に非表示にする三番目。問題は一番下のSpacerですね。

このspacerは実は「メニューバーに登録することが出来る、名前・大きさを変えることが出来る仕切り」みたいなものなんです。Add a Spacerをドラッグしたまま上の3箇所のどこかに配置することで機能します。実際に配置するとこうなります。

Spacerの使い方

常に表示エリアに登録したSpacerです。そして設定画面でラベル(Label)や大きさを編集できます。設定画面はこんな感じです。

Spacerの設定画面

Spacer WidthでSpacerの大きさを変更。Spacer LabelでSpacerに表示する文字を記入出来ます。未記入でもOKです。Require ⌥ + click or right click to show spacer popupsは「⌥クリックor右クリックでこの画面を出しますよ」っていうだけなので、不要であれば無効のままでもOKです。

そして追加したSpacerを⌘を押しながらクリックすると、すべてのアイテムが表示されます。全てとは、[Shown menu bar items]に登録したものから[Always Hidden menu bar items]に登録した常に非表示のものまでです。

Show For Updates

Create show for update triggers for menu bar items.This will show the hidden menu bar item in the menu bar when the show for update is triggered.(メニューバーで非表示のアイテムを表示するためのトリガーを作成出来ます。)

Follow macOS Do Not Disturb(これについては機能不明/訳もよく分からなかった)

初期から用意されているものだとBatteryやTime Machine等があると思います。この設定画面では「バッテリーが何%まで減ったらバッテリーアイコンを非表示から表示に変更」とかいうトリガーを作成することが出来ます。

+マークをクリックすると、メニューバーに表示可能なアイコンなどが表示されます。

トリガー作成可能なアプリが表示される

そしてアプリを選択して、右下のCreate Show For Update Triggerをクリックするとトリガー作成画面になります。今回は例としてWiFiを選択。

トリガーの解説

クリックするとこんな画面が出てきます。Show whenが「アイコンを表示する条件」なんですがそれぞれで全く異なる設定が必要なのでそれぞれ分けて書きます。

item has any change(アイテムに変更があった場合)を選択した場合の各項目。

show for
アイコンを表示する時間
If menu bar is hidden when triggered, show the menu bar
もし選択したアイコンが非表示エリアに登録されていた場合、表示するかどうか

変更トリガーが発生し、ほんの数秒の確認であれば初期値の15 seconds(15秒)でも良いと思います。ただし最長でも10 Minutes(10分)なので、バッテリーの充電状態とかを確認する用途では使え無さそうです。

item is compared against saved image(画像と比較して異なる場合に起動)を選んだ場合の設定項目が以下。

image to compare to
ここに比較元となる画像を指定出来ます。Refresh Imageをクリックすると現在の状態を画像化してくれます。
show when
it does not match imageで「画像と現在の状態が異なる場合に表示」で、it matches imageで「現在の状態と画像が一致する場合に表示」となります
show for
アイコンを表示する時間
If menu bar is hidden when triggered, show the menu bar
もし選択したアイコンが非表示エリアに登録されていた場合、表示するかどうか

script returns true(スクリプトの結果がtrueだった場合)を選んだ場合

Shell Script to run to test if item should show
アイテムが表示されるかどうかを試すためのシェルスクリプト
run script every
スクリプトを実行する間隔
show for
アイコンを表示する時間
If menu bar is hidden when triggered, show the menu bar
もし選択したアイコンが非表示エリアに登録されていた場合、表示するかどうか

最後に、Delete Show For Updateをクリックした場合はトリガー削除になります。保存する場合はDoneをクリックしましょう。

Hot Keys

ここではメニューバーにマウスを持っていく/クリックする以外にも起動出来るようにホットキーの設定をすることが出来ます。初期値では何も設定されていません。

Show Hidden items
隠してるアイテムを表示
Show full width of menu bar
GeneralのBartender 3 styleを有効にする
Show all menu bar items
Always hidden items(常に非表示)のアイテムも含めた、全表示
Quick Search menu bar items
メニューバーの中からアイテムを検索することが出来る。SpotlightやAlfredみたいなものが出てくる
Keyboard navigate
メニューバーをキーボード操作可能にするモード

これだけの機能がありながら、まだ追加することが出来ます。右下のAdd menu bar item hot keyをクリックすると、「メニューバーの各アプリごと固有のホットキーを登録可能」になります。

Left Click
ホットキー実行時にアプリアイコンを左クリック
Right Click
ホットキー実行時にアプリアイコンを右クリック
Left Click with Option key
⌥キーを押しながら左クリックしたことにする
Right Click with Option key
⌥キーを押しながら右クリックしたことにする
None-just show
何もしません

ホットキー実行時のクリック動作をそれぞれ設定出来ます。アイコンを右クリックする事で機能するアプリの場合はRight Clickを、左クリックで機能するものならLeft Clickをそれぞれ割り当てます。自分はcontrol mでCleanMyMac Xのメニューが出るようにして、メモリなどの確認がスムーズに行えるようにしています。

Advanced

ここからはその他的な設定を行うことになります。

Decrease show for update checking
有効化すると更新チェックの頻度を減らす
Remove Application menu when needed
有効化すると必要に応じてアプリケーションメニューを削除(表示されたメニューが多くてアプリケーションメニューが表示しきれない場合、Bartenderがアプリケーションメニューを削除します。macOSの制限により、Bartenderのドックアイコンが表示され、左側のメニューが削除されます)
Show when moving menu bar items
メニューバーアイテムを移動する時に通知するかどうか
Show all menu bar items to allow moving to hidden items.
全てのメニューバーアイテムを表示して、非表示エリアへの移動を可能にするかどうか

2つ目は正直不明ですが、その他はだいたいこんな感じです。

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まとめ

Bartender 4はなにげにノッチ化した新型Macbookとの相性が最高だと思います。ここまでメニューバーをカスタマイズして最小化し、ホットキーで個別に起動出来たり出来る便利アプリはそうそう無いと思います。

有料アプリであることは確かですが、買い切りorSetappで他の有料アプリと一緒に使うなど、結構安く使えるのも良い点だと思います。

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