こんな方にオススメ
macOSの設定関係を中心に解説しているページです。執筆時はmacOS BigSur→Montereyを搭載したM1 MacBook Air。機種によっては解説が当てはまらないケースもあったりしますが、そこは適宜読み替えてください。
Finderとは
Finderとはmacに標準で搭載されているファイル管理アプリで、すべてのファイルやアプリなどはここに集約されます。Windowsのものと操作性に大きな差はあまりありませんが、mac特有の設定などがあるので細かく知りたい方は参考にしてみてください。
Finder設定
Finderの設定を行うにはFInderを開いた状態で、左上のFinder→環境設定の順にクリック。
一般
ここでは主にデスクトップに表示するかしないかを設定出来ます。
デスクトップに表示する項目のそれぞれの項目を解説。
- ハードディスク
- HDDやSSDなど、内蔵ドライブを表示します。
- 外部ディスク
- 外付けSSDなど、USBなどを経由して接続しているドライブを表示します。
- CD,DVD,iPod
- USB接続している光学ドライブにCDやDVDが入っている場合に表示します。入っていない場合は非表示になります。
- 接続中のサーバ
- macが接続しているサーバが表示されます。
新規Finderウィンドウで次を表示はFinderを起動した際に一番最初に表示するフォルダを選択出来ます その他をクリックすると自分で好きなフォルダを選択することも出来ます。
フォルダを新規ウィンドウではなくタブで開くにチェックを入れると、新規ウィンドウで開かずにタブ形式で開くように出来ますが、フォルダ→フォルダの順にクリックしていくのは普通にタブとか開かずに進んでいきます。
タグ
簡単に書くと、「ファイルやフォルダ、アプリなどに付与することで一括管理出来る凄い便利機能」です。
サイドバー
サイドバータブでは、サイドバーに表示する項目を選択することが出来ます。
チェックを入れるとサイドバーに表示され、チェックを外すとサイドバーから消えます。
詳細
詳細タブではその他の設定などを行うことが出来ます。
- すべてのファイル名拡張子を表示
- これにチェックを入れると画像・動画・テキストなど、すべてのファイルやアプリの拡張子を表示します。
- 拡張子を変更する前に警告を表示
- チェックを入れると名前変更で拡張子を変更する際に警告が表示されます。
- iCloud Driveから削除する前に警告を表示
- iCloudを使用している方は設定しておきましょう。iCloudの使用方法解説はこちら。
icloudはその性質上、手元のファイルを削除するとサーバー上のファイルも削除されます。
それを未然に防ぐ用途で使用される機能です。 - ゴミ箱を空にする前に警告を表示
- ゴミ箱を空っぽにする前に警告を表示するかどうかを選べます。
- 30日後にゴミ箱から項目を削除
- チェックを入れると、ゴミ箱に入れたアイテムは30日経過すると勝手に削除されます。
30日経過していないものは残ると思いますが、そこまで気長にゴミを温存した事がないので詳細は分かりません。 - フォルダを常に先頭に表示する場所
- 名前順で表示しているウィンドウにチェックを入れると、アプリやフォルダなどが混在している場所でフォルダを先頭に持ってくる事ができます。
デスクトップは上記のデスクトップ版です。 - 検索実行時
- Finderの右上にある虫眼鏡マークによるファイル検索等を実行する際に、検索対象をどこまで指定するかを決めることが出来ます。
- このMacを検索→MacPC全体から探します
- 現在のフォルダ→現在開いているフォルダに限定して検索します
- 前回の検索範囲を使用→前回検索したときの範囲をそのまま流用します
それぞれ自分の使い方にあった物を選びましょう。
まとめ
Finderは内蔵アプリかつ人によっては最も使用頻度が高いと思います。タグ機能とも組み合わせて、自分の使いやすいように変更していきましょう。
その他の設定項目など
macOSの他の設定解説一覧はこちら。記事によってはBigSurで書いたものとMontereyで書いたものが混在していますが、基本的にはどちらでも使える内容です。