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【Mac】Pasteでコピペを超強化!使い方と料金解説

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あいりゅー(irilyuu)

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このページについて

このページではMacの有料アプリであるPasteの使い方と簡単なアプリ紹介、そして料金解説を中心に掲載しています。どういうアプリなのか、有料の価値はあるのか、料金はどのぐらいなのかを知りたい方向けの内容となっています。

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Pasteの簡単紹介

PasteはMacのコピー&ペーストを強化するアプリです。ダウンロードはApp Storeか、Setapp版の2種類です。

アプリ名Paste – Clipboard Manager
開発者Dmitry Obukhow
対応デバイスMac/iPhone/iPad
ダウンロード(Mac)App Store
ダウンロード(iPad)App Store
ダウンロードSetapp
アプリ価格インストール無料
その後は月額(サブスク)
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Pasteの機能を紹介

Pasteはその名の通りペースト(貼り付け)を強化するアプリです。いくつかの主要機能をそれぞれ紹介していきます。

コピーの保存

Pasteはコピーしたものを自動でアプリに保存します。そして設定の初期値では一ヶ月前のコピーしたものまで、貼り付けを行うことが出来ます。設定次第では無制限にも出来ます。一度コピーしたけどついつい他のコピーをして消えてしまったって経験がある方は、このPasteの保存機能で解決します。

Pasteの設定画面でコピーしたものの保存期間を指定できる

よく使うものはピンボードに保管できる

Pasteは通常のコピーだと「全てのコピー」みたいな大きな分類に保管されます。しかしユーザーが良く使うものに対しては自分でピンボードと呼ばれるグループを作成し、そこに保管(ピン留め)しておくことが出来ます。コードスニペット(コードの切れ端・断片・パーツのこと)を保存するも良し、単純にテキストや簡単なHTMLを保管するも良し。この個別保管の使い方は人それぞれです。

ちなみにPasteにはコピー履歴を削除という項目がありますが、ピンボードに保管したものは消えません

よく使うものはピンボードで管理できる

クリックで拡大

見やすい・探しやすいインターフェイス

コピーしたもの・個別に保管したもののどちらにも共通して、「何をコピーしたのかわかりやすいインターフェイス」になっていることも特徴です。サムネイル・テキストなどコピーしたものに対応して表示がされるだけでなく、コピーしたアプリの情報なども記録されています。

Pasteではコピーしたものをアプリ内検索で探し出すことも可能です。「どっかにあるはずだけどピンボードで管理まではしていない」ようなものは検索で探し出すことが出来ます。

何をコピーしたのかがわかりやすいインターフェイス

サムネイル表示 クリックで拡大

検索で内部テキストを検索対象にすることもできる

検索の様子 クリックで拡大

コピーしたものを編集可能・クイックプレビュー

コピーしたものを右クリックすることにより、メニューを出すことが出来ます。このメニューから、削除したり編集したりすることが出来ます。テキストの場合は編集をするとシンプルなテキスト編集画面が起動します。これで変更した内容は保存され、新たに貼り付けを行うときには変更後の内容が適用されます。その他、メニューから貼り付けたりピン留め・ピン留め解除とかも出来ます。

コピーしたものは編集だけでなく、クイックプレビューでその場で簡単に確認することも出来ます。

キーボードショートカットが簡単

Pasteはキーボードショートカットで呼び出したり、貼り付けたりする事がメインです。そうした使い方を想定されて作っているようで、とてもわかり易いキーボードショートカットで扱うことが出来ます。少々変更したものもあるかもしれませんが、基本的なPasteのキーボードショートカットは以下の通りです。

paste起動⌘スペース
次のピンボードを表示⌘[
前のピンボードを表示⌘@
クイックペースト⌘と1から9までのキーのどれか1つを押す
プレーンテキストとして貼り付けシフトキー+エンターキー
リンクをブラウザで開く⌘O
次のアイテムへ移動
前のアイテムへ移動
リストの最後へ移動⌘→
リストの最初へ移動⌘←

アプリ内に掲載されていて変更可能なものもあれば、アプリ内に表示すらされていなくて変更もできないものもあります。キーボードショートカットの全てを知りたい場合は公式サイトのヘルプも参照してみてください。

サブスクリプション

Pasteは3デバイスごとにアプリをダウンロードする必要がありますが、アプリごとにサブスクを契約する必要はありません。最新のバージョンについては下記で解説しますが、このPasteは1つのサブスク契約をするだけで3デバイス全てを使うことが出来ます。

月額か年額かはユーザーによりけりだと思いますが、サブスクの管理のしやすさとアプリの便利さから多くのユーザーが利用しています。

iCloud同期

Pasteでコピーしたものや、クリップボードに保管したものはiCloudを経由してiPadやiPhoneなどにも使えます。これにより端末にアプリを入れて再びコピーしてっていう作業は必要なく、いつでも同じリストを使うことが出来ます。

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Pasteの料金

Pasteはインストール無料ですが、基本的には有料アプリです。インストール後は14日間、Setapp版なら最長一ヶ月の無料期間がありますが、その後は月額や年額で料金を支払うことになります。

App Store版の料金
月額200円
年額1660円
年額(Legacy)1080円
家族/年額2200円

個人での月額だと毎月200円、年額で一気に払うなら1660円となります。LegacyとはPaste(Legacy)という同デベロッパの別アプリのことを言います。このLegacyバージョンは料金がMac・iPhone・iPadでそれぞれ別扱いとなり、単純に扱いにくいものになります。基本的には3デバイスを一つの契約で管理できる200円か1660円の方でいいと思います。

Setapp版はSetappの利用料金に含まれているため、Setappの月額1200円から1300円ぐらいの範囲の料金になります。為替レートによって価格が変動するので一概にこのお値段とは言えませんが最長で一ヶ月の無料期間があります。Setappで1か月のお試し期間を得る方法も参考に、他の有料アプリもまとめて使ってみてもいいと思います。自分はBetterTouchToolとUlysses、PasteとCleanShot XとPath Finderを頻繁に使っているので、結果的にお安くなっています。Paste以外に色々と試してみたい方にオススメのプランです。

まとめ

PasteはMac・iPad・iPhoneの貼り付けを超強化する便利アプリです。このアプリのおかげで消えずに済んだ物がいくつもあり、助かった時もあります。Macなどでテキスト入力が多いとか、貼り付けで作業を簡略化したいとか考えている方は使ってみてはいかがでしょうか。

その他、自分が使っていて便利だと思ったMacアプリは以下からどうぞ

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