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【iMac】メモリの交換手順と注意点を解説

このページの内容

今回はiMacのメモリを増設してみたという、そのままの内容の記事となります。使ったメモリ、手順などを解説していきます。使用機体は今ではあまり使われないようなiMac(Retina 5K 2019)です。

メモリ増設の前に知っておくこと

M1やM2などのMチップシリーズは購入後にユーザーがメモリを増設することはできません。intelチップを搭載したmacシリーズはメモリ・CPU・SSDなどがいわゆるWindowsと同じ方式なので単品だけ交換とかも可能です。しかしMチップシリーズは簡単にいえば全て1つのチップに統合されています。そのため後から取り外すことも、交換することもできません。

今後はMチップシリーズしか出てこないと思うので、メモリを増やしたい場合は新品か整備済み品を購入するしかありません。購入時にメモリをある程度上乗せするのがお勧めです。

iMacでメモリの交換が可能な機種

そもそもですが、MacPCはほとんどがパーツ交換が出来ないノートタイプや、一体型での販売となっています。ノートタイプも一体型も、元からパーツが組み込まれた状態で販売され、ユーザーが交換できたとしてもメモリの増設程度しか出来ません。

今回は公式サイトの手順を元に、メモリを交換したのでその記録を書いていきます。まずはメモリの交換や増設が可能な機種の解説。

自分が使っていたのはiMac(Intel)で、iMac(Intel)のほとんどは交換が可能と書かれています。今回増設するのはiMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)なので、これも交換が可能と書かれています。機種の確認方法は、左上の「リンゴマーク」をクリック→「このMACについて」で確認する事ができます。

iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)と書かれている部分が機種にあたります。使っているMacによってここが変わっているはずです。

使うメモリの条件と用語解説

PC用メモリには大きく二種類があります。デスクトップPC用と、ノートPC用ですね。そのうち、iMacではノートPC用のメモリを使うことになります。そのメモリの条件が

の全ての条件を満たすメモリと書かれています。何が書いてあるのかさっぱりわからないという方用に、簡単に解説するとPC4-21333と2666MHzはセットみたいなもので、PC4-21333がメモリの規格(モジュール)を表していてDDR4-2666MHzは扱える周波数について書かれています。これらの規格は種類がかなり多いため、ネットショップで買おうとすると混乱しやすい原因の一つ。

DDR4のメモリを使っているからと言って、DDR3とかを選ぶ事はしないようにしましょう。下位互換とか言うわけではなく単純に全く別のものという認識の方がいいです。

SDRAMとは、ノート用やスリムデスクトップPC用の小さめのメモリの事を指します。デスクトップは細くて横長、SDRAMはちょっと太めで短めっていう特徴があります。

バッファは、簡単にいえば一時保管場所。ピンはPCに接触する金属部分の数を表していて、パリティはエラーを検出する仕組みの事です。バッファとパリティについては商品ページに記載が無い物もちょいちょいあるため、よく考える必要があります。

実際に使ったメモリ

以上を踏まえて、自分が実際に買ったメモリがこちら

今回はサムスン製メモリを使用しましたが、サムスンもiRamも基本的には使えます。iRamの方がmacユーザーに人気らしいです。なお、メモリの条件は上記で良いんですが容量は人によって違いますよね。一覧を貼っておきます。

PCメモリは大体8からスタートして、8ずつ容量が上がっていきます。一般的には、一枚あたりのメモリは16GBあたりが最大となっている事が多いです。そのため、今回自分が買ったものは16GB*2枚の、合計32GBとなります。

実際の交換

それではいよいよ交換です。まずはiMac本体からケーブルを全て取り払い、布の上に置きます。

次に、結合部分の下にある蓋を探します。すぐに見つかります。見つけたら、小さなボタンを押します。

iPhoneのライトニングケーブルがちょうど良い大きさらしいです。押すと蓋が開くので、蓋を取り外します。

このメモリカバーにも、一応メモリ交換のイラスト説明が書かれています。カバーを一旦どこかに置いたら、中の白い矢印付きのボタンを外側に押します。そうするとメモリを固定しているスロットを起こす事ができます。

メモリスロットを起こしたら、あとはメモリを入れるだけです。メモリは向きを間違えるとそもそも入らない仕組みとなっているため、向きを確認して挿入しましょう。

向きを正しく入れたら、力強く押し込みます。そうしないと完全に接触しないため、メモリが認識されない事態になりかねません。

全て入れ終えると、こんな感じになります。

あとは白いボタンを元の位置に戻し、蓋を嵌め込んで終了です!

メモリ交換による変化

以下が交換前です。

今回、この空きスロット二つに16GBをそれぞれ入れたため、以下のようになりました。

今までブラウザでタブを大量に開いて編集しているとスグにメモリが減っていきましたが、今となってはある程度開いていても使用率が50%を切る事がなくなってきました。

まとめ

以上が、Macで使うメモリの解説・実際の交換手順でした。違う商品を買うと資金の無駄になるため、ちゃんと調べてから買うようにしましょう。

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