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このページではmacOS Venturaの設定を解説しています。
更新履歴など
2022/10/30:macOS Venturaにて書き直しました。
プライバシー
Appleはユーザーのプライバシーを保護することを製品制作などの軸としているため、この設定はとても細かく設定することができるようになっています。
それぞれのサービス名をクリックすると、「どのアプリが」使用するのを許可するかをユーザーが選ぶことができるようになっています。例えば位置情報サービスであれば写真アプリには拒否するけどSafariや天気アプリには許可するなど、サービスの利用権限をユーザーが決めることができるわけですね。
アプリによってはフルディスクアクセス、アクセシビリティなどへのアクセス権限を要求されるものもあります。それらは許可しないとアプリの機能そのものが使用できなかったりするので許可して使いたいのであれば許可してあげましょう。
セキュリティ
セキュリティはApp Store以外からダウンロードしたアプリの実行を許可するかどうかっていう設定が1つと、ディスク内容の保護やアクセサリの認証などの設定を行うことができます。
ダウンロードしたアプリの実行権
ダウンロードしたアプリがApp Store以外の場合はここで設定を変更しておく必要があります。例えばBetterTouchToolとかSetappとかは完全にApp Storeの外なので、これらを使用する場合は下にある「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」を有効にしておく必要があります。
アクセサリの接続を許可
USBなどで新たに接続した物に対して、確認を行うか常に許可などを選ぶことができます。これはたとえ自分のiPhoneであれ確認を求められます。
ただし一度認証してしまえば以降は確認されることはありません。
FileVault
ディスクの内容を暗号化し、データを保護する仕組みのことです。M2チップ搭載のMacでやってみたら数秒で暗号化が終わったので、とりあえず設定しておくのがいいかなって思います。
ただし設定時に「iCloudアカウントを使用するかどうか」って画面の説明文をよく読みましょう。復旧キーはその時点で自動生成か自作するかによりますが、復旧キーやパスワードを忘れるとデータの暗号化を解除することができなくなるので、アクセス不可になります。結果的にはデータ消滅ってことですね。
ロックダウンモード
これはmacOS Venturaで新実装された機能です。ただし使用するのは国家権力者とかそういう一部の狙われる人たちなので一般市民は使いません。
使用するとアプリの使用などが厳しく制限されるようで、macが通常通りに機能しないと書かれています。そのためこれは使用しないようにしましょう。
機能拡張
ここは右クリックした時に表示する機能の設定が行えます。有効にすれば右クリックした時の共有メニューなどに表示したりされなかったりします。
その他の設定項目はこちらを参照してください。