ショートカット

【iPhone/iPad/Mac】ショートカットのアプリを開く・検索・終了・非表示・画面分割の解説

ショートカット
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書いた人
あいりゅー(irilyuu)

メインはApple製品(iPhone・iPad・Mac・Watch)と、SwiftとSwiftUIです。ポケカも好きです。
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このページについて

このページではiPhone/iPad/Macで使う事ができるショートカットというアプリのAppを開く/Appを終了/Appを非表示/画面を複数のAppで分割の使い方解説をしています。

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更新履歴など

2022/9/22:iOS16の内容をベースに書き直しました。

2023/8/14:iOS17の内容を元に書き直しました。

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アプリを開く

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch○(対応アプリがある場合のみ)

Appを開く

Appのところを選択すると、その端末に入っていて起動できるアプリの一覧が出てきます。

上の画像はiPhoneでの画像ですが、iPadではさらにSlide Overというオプションがあります。Slide Overは簡単にいうと「小さいウィンドウを重ねる」って感じの表示形式のことを言います。

iPadでアプリを起動すると通常はフルスクリーンで表示されますが、Slide Overを使用すると指定したアプリのウィンドウを小さくし、別のアプリの画面上に出す事が可能となります。Slide Overのオプションを有効にしていれば、指定したアプリを小さく・重ねる状態での起動にさせます。

iPadではSlide Overのオプションがあります

この画像で言うとボイスメモアプリを開く際に、Slide Overを有効にしています。そのためショートカットのアプリを開きつつ、ボイスメモのアプリも使用可能という感じで便利に使う事ができます。

Apple Wathcで使用する場合、実行するWatch本体に開く事ができるアプリが入っている場合のみ使用可能です。例えばLINEだったり天気だったり、Watchで使用可能なアプリを開く場合のみ正常に実行できます。

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Appを終了

OS使用
iPhone×
iPad×
Mac
Apple Watch×

Appを終了

このアクションはMac限定です。

Appの部分をクリックすると「App」モードと「すべてのApp」のモードを選択する事ができます。画像ではAppモードですが、このAppモードは指定した1アプリのみ終了させます。指定するには横にある選択をクリックし、終了させるアプリを指定するだけでOKです。

対するすべてのAppモードは文字通り全てですが、こちらでのアプリ指定は終了させないアプリを指定する事になります。つまりApple Musicを選択した場合、Apple Music以外のすべてのアプリが終了する事になります。

当然っちゃ当然ですが、OSレベルでの終了では無いのでOSやそれに関係のあるアプリは実行したままです。メモリの解放だとか寝る前に一気に片付けるとか、そう言う時に便利です。

表示を増やすと変更内容の保存を求めるというオプションが出てきますが、これはNumbersだったり画像編集アプリだったりの保存を求めるかどうかっていう設定です。有効にすれば確認を求めてくるし、無効にしたら保存確認せずに終了しますって感じになります。

このアクションはショートカットの機能なのでショートカットを終了させると、このアクションは終了します。つまり「すべてのAppモードでショートカットアプリが先に終了されてしまうと、他のアプリは終了されずそのまま残る」という状況が発生します。回避するにはショートカットアプリは終了させないようにするか、【待機】で数秒待ってからショートカットを終了させるのが良いと思います。

Appを非表示

OS使用
iPhone×
iPad×
Mac
Apple Watch×

Appを非表示

これもMac限定です。Macで非表示というと文字通り、アプリのウィンドウを非表示にします。終了せず、画面には出さないって感じの操作になります。

Appの部分をクリックすると「App」と「すべてのApp」の2つのモードが選べます。

Appモードでは選択したアプリを非表示にする事ができます。

すべてのAppモードでは選択したアプリ以外を非表示にする事ができます。

画面を複数のAppで分割

OS使用
iPhone×
iPad
Mac
Apple Watch×

画面を複数のAppで分割

これはiPadとMacの2つでのみ使う事ができます。

Appは2つありますが、ここで指定した2つのアプリで画面を分割して表示するというアクションになります。

ただし対応しているアプリでないと無効なので、例えばゲームとかいかにも対応していないやつは無理なので諦めましょう。

下にある比率というのは分割する際のアプリの画面占有率の事を表しています。例えばデフォルトの1/2+1/2はアプリAは画面の1/2を、アプリBでも画面の1/2を使用という分割になります。つまり半分ずつ表示します。

タップすると1/3と2/3という表示が出てきますが、これは「アプリAを1/3で表示し、それ以外をアプリBで使う」という表示になります。

毎回尋ねることもできます。

アプリを検索

OS使用
iPhone×
iPad×
Mac
Apple Watch×

このアクションはMac専用です。実行すると指定した条件に一致するアプリを返してくれます。

アプリを検索

フィルタを追加することでいろんな条件を設定できます。

一番大きな左側の条件は以下の通りです。

フィルタの検索条件

一番簡単なのは「実行中かどうか」や、「名前」ですかね。名前であればシンプルにLINEとかそういう感じの検索でOKです。

便利な使い方

自分はよくメモ帳に書き溜めておいて、iPadでSafariとメモ帳を同時に起動して書き溜めたメモ帳を開くようにしてから色々と作業を進行しています。

その際に使うアプリはメモ帳とこの画面分割とAppを開くあたりなんですが、書き溜めたメモ帳のみを開くようにするというのが今回の紹介ポイントになります。

今回は実際に作ると言ってもiPadかMacユーザーしか出来ませんが、iPhoneユーザーはiPadやMacならこんなこともできるよっていう豆知識程度に留めておいてください。

使用するアクションは5つです。【画面を複数のAppで分割】、【メモを検索】【if文】、【メモを表示】、【このショートカットを停止】です。

まずは【画面を複数のAppで分割】でSafariメモを指定します。比率は1/2でOKです。

次に【メモを検索】で開きたいメモを検索します。この時メモの名前や使用するタグなどで、そのメモ帳しかヒットしない検索条件を設定すると確実です。自分は「名前 が次を含む 今日」というルールのみにしていますが、そもそも「今日」という名前のメモ帳はその日限りで削除するので、何個も溜まっていく事がないのでこのようにしています。

【if文】は「ノート値がないならば」と設定します。値がない場合は何もしません。その他の場合に、【メモを表示】を入れておきます。開くメモは【メモを検索】の結果を使用します。これは「検索でメモが見つからなかったらメモアプリを起動するけど、検索でメモが見つかったら該当メモを表示するよ」っていう仕組みになります。

【このショートカットを停止】はそのままの意味ですね。不具合かどうかは知りませんが、ずっとバックグラウンドで動いているように見えたので一応入れているだけです。不要なら入れなくてもOKです。

これでショートカットを実行すると、Safariとメモ帳をまず開きますが後ろで処理が行われて、検索でヒットしたメモ帳が開かれます。

まとめ

Appを開く関係はiPhoneとそれ以外とで使える項目に差があります。いろんな機種を使っている方はそれぞれで良さがあるので、そのあたりうまく使い分けてみましょう。

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