こんな方にオススメ
macOS版ショートカットの日付をフォーマットの使い方が知りたい
2021/10月~2022/1月 macOS Monterey(12.1)にて確認した内容で掲載。
日付をフォーマット
「日付をフォーマット」 | |
入力 | 日付 |
出力 | 日付 |
【日付をフォーマット】iOS版はこちら |
このアクションは入力として渡された日付を指定した形式へと変更(フォーマット)する機能を持っています。それぞれ日付の部分と時間の部分で指定することが出来るので、それぞれ解説していきます。
- 日付フォーマット
- まずは日付をフォーマットする部分から紹介していきます。日付は「2022/01/01 10:00」の2022/01/01の部分のみに適用されます。
- なし
- 日付に対してフォーマットをせずに次のアクションへと渡します。これは主に時間の方を変更して日付のみ渡すとかそういう使い方をする時に使います。
- 短い
- 日付を短くして出力します。結果は「2022/01/01」のようになります。
- 標準
- 日付を標準形式で出力します。結果は「2022/01/01」のようになります。日本だと短いフォーマットと変わりません。
- 長い
- 日付を若干長く出力します。結果は「2022年1月1日」のようになります。
- 相対
- 日付を相対で出力します。相対とは「今日から見て何日前か、後か」を出力する方法です。日付そのものが今日であれば「今日」と出力されます。1日前であれば「昨日」とか、今日を基準に出力されます。
- RFC 2822
- これは「電子メールでやり取りされるメッセージの構文を指定した規格」みたいなもんです。結果は「Sat, 29 Jan 2022 12:00:00 +0900」という表記になります。これを選ぶと時間フォーマットは選べず、必ず出てきます。
- ISO 8601
- これは日付と時刻の表記を決めた規格です。結果は「2022-01-29」のように表記されます。ISO 8601時刻を含めるを有効化すると、「2022-01-29T12:00:00+09:00」という時刻表記も含まれるようになります。
- カスタム
- これを選ぶと自分でフォーマット形式を指定することが出来ます。これについては後で解説します。
- 時間フォーマット
- ここからは時間をフォーマットする部分を紹介します。
- なし
- 日付同様に、出力から時間を削除します。日付のみを出力したい場合に使います。
- 短い
- 時間を短く出力します。結果は「12:00」のようになります。
- 標準
- 時間を標準形式で出力します。結果は「12:00:00」になります。
- 長い
- 時間を長く出力します。結果は「12:00:00 JST」になります。
- 相対
- アクションを実行した時間を基準に、入力に渡された時間との時間差などを出力します。
【日付:mac版】で「現在の日付」を選んで実行した場合、「0秒前」という結果が返ってきます。「指定日」で数日前などを入力してから実行すると、「◯日前」のように出力されます。
基本的には上記のどれかを使うことが多いんですが、カスタムして自分で表記を作ることも出来ます。ここからはカスタムについての解説です。
- カスタム
- カスタムを選ぶとなにやら意味不明なアルファベットが並ぶと思います。それぞれの解説もしていきます。
- EEE
- 「日」を出力します。
- dd
- 日付を数字で出力します。「30」のようになります。
- MMM
- 月を数字と月で出力します。「1月」のようになります。
- yyyy
- 年を数字で出力します。「2022」のようになります。
- HH
- 時間を出力します。12時であれば「12」のようになります。
- mm
- 分を出力します。48分であれば「48」を出力します。
- ss
- 秒を出力します。10秒であれば「10」を出力します。
- Z
- タイムゾーンを出力します。日本の場合は+0900と出力されます。
それぞれを区切る文字は「:」や「;」を使ったりします。ちなみに初期値は「EEE, dd MMM yyyy HH:mm:ss Z」です。これをそのまま実行すると、「日, 30 1月 2022 12:00:00 +0900」という表記になるので、カスタムを使う場合は自分で変更して使いましょう。
このように特定のアルファベットを使うことで細かく指定することも出来ます。大文字・小文字を区別するものもあるので、そこは注意しましょう。