こんな方にオススメ
macOS版ショートカットのデバイスの詳細を取得の使い方が知りたい
2021/10月~2022/1月 macOS Monterey(12.1)にて確認した内容で掲載。
デバイスの詳細を取得
このアクションは全10個の項目を取得できます。 これら全ては後で解説します。 | |
入力 | 無し |
出力 | テキスト |
エラーが発生する項目があります。 【デバイスの詳細を取得】iOS版はこちら。 |
このアクションは現在のデバイスの詳細を取得することが出来るアクションです。取得できる項目は全10種あるんですが、それが以下になります。
- デバイス名
- デバイスの名前。ユーザー名のMacBook Airとか。
- デバイスのホスト名
- ローカルネットワークで共有とかする際に使う.localを調べることが出来る。
- 機器の機種
- 機器の種類を調べれる。けどmac機種だと全部Macと返ってくると思う
- システムがWatchである
- Apple Watchの可能性が少しでもあったら使ってみると良いと思う。
- システムバージョン
- 現在のOSのバージョンを調べれる。ただしMotereyとかは省かれる
- 画面の幅
- Monterey 12.0.1現在、これはエラーで0が返ってきます。
- 画面の高さ
- Monterey 12.0.1現在、これもエラーで0が返ってきます
- 現在の音量
- システム環境設定→サウンドでMacBook Airのスピーカーなど、内蔵デバイスを使用している場合は正常に使える。
Blackholeと複数出力装置を使っているとか、Bluetoothイヤホンを使っているとかだとOSStatusエラーとなる。AirPodsは持ってないので未検証。
正常に表示される場合は1が最大値として、半分の音量なら0.5とかで表示される - 現在の明るさ
- 現在のディスプレイの明るさを調べてくれる。1が最大値として、半分なら0.5とかで表示される
- 現在の外観モード
- ダークモードとかを調べてくれる。見れば分かるとか言わない
エラーとなるやつはそのうちアップデートとかで修正されると思います。
使用例
これはiPadとiPhoneの違いにも共通することでもあるんですが、それぞれの端末で同じショートカットを実行したいとします。しかしそれぞれの端末で正常に処理を行うためには各端末ごとに処理をワケておく必要があります。さてどうしましょうって時に、このアクションが使えます。
機器の機種を取得で返ってくる項目はMac機種ならMac、iPhoneならiPhoneなど当たり前の答えが返ってきます。しかしその当たり前を【if文:mac版】で判定して、Macで実行したならAルートを、iPhoneで実行したならBルートをっていう振り分けが自動で行えます。
関連アクション
macOS版ショートカットのシステム&デバイス | |
---|---|
Siriを終了して続ける | ホーム画面へ移動(注意1) |
壁紙を設定 | Bluetoothを設定 |
スクリーンセーバを開始 | デバイスの詳細を取得 |
バッテリー残量を取得 | 音量を設定 |
外観モードを設定 | 集中モードを設定 |
明るさを設定 | フラッシュライトを設定(注意1) |
注意1→このアクションはmacデバイスではエラーとなるか、非対応のため正常に使うことが出来ません。そのため、解説記事もありません。ご了承。どうしても見たい方はiOS版をご覧ください。 | |
システム環境設定 | |
アクセシビリティキーボード (Accessibility Keyboard) | 代替ポインタアクション (Alternate Pointer Actions) |
ディスプレイのカラーを反転(スマート) (Smart Invert) | ディスプレイのカラーを反転(クラシック) (Classic Invert) |
字幕(クローズドキャプション) (Closed Captions+SDH) | カラーフィルタ (Color Filters) |
フルキーボードアクセス (Full Keyboard Access) | ヘッドポインタ (Head pointer) |
コントラストを上げる (Increase Contrast) | モノラルオーディオ (Mono Audio) |
マウスキー (Mouse Keys) | 視差効果 (Reduce Motion) |
透明度を下げる (Reduce Transparency) | スローキー (Slow Keys) |
バリアフリー音声ガイド (Audio Descriptions) | 複合キー (Sticky Keys) |
スイッチコントロール (Switch Control) | 音声コントロール (Voice Control) |
VoiceOver (VoiceOver) | ズーム機能 (Zoom) |