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【iPhone/iPad/Mac】ショートカットのiTunes Storeの全アクション解説とサンプルレシピ

iTunesアクションの解説 ショートカット
この記事は約6分で読めます。
書いた人
あいりゅー(irilyuu)

メインはApple製品(iPhone・iPad・Mac・Watch)と、SwiftとSwiftUIです。ポケカも好きです。
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このページについて

このページではiPhone/iPad/Mac/Apple Watchで使う事ができるショートカットアプリのiTunes Storeの全アクションの解説をしています。

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更新履歴など

2022/9/21:iOS16の内容をもとに全て書き直しました。

2023/8/14:iOS17の内容を元に書き直しました。

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iTunes Storeの項目を検索

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch×

iTunesで項目を検索

指定したワードをiTunes Storeで検索してくれる機能です。

メディアの部分に検索ワードを入力します。【クリップボードを取得】だったり【入力を要求】ショートカットの入力を受け付ける事が可能で、その都度違う使い方ができるようになります。

カテゴリはデフォルトではミュージックが指定されていますが、他にはムービー/ミュージックビデオ/オーディオブック/ショートフィルム/テレビ番組/ブック/すべてが選べます。毎回尋ねることも可能です。

検索基準はデフォルトではすべてとなっていますが、ここは検索する時の項目を指定する事ができます。すべて/製品ID/アーティスト/作曲者/アルバム/レート/曲などから選ぶ事ができます。

検索結果はデフォルトではとなっていますが、アーティスト/アルバム/ミュージックビデオなども選ぶ事ができます。

地域は基本的には日本でOKです。国ごとに配信されているコンテンツは若干違うので日本にないコンテンツを求める場合は他国でも良いと思います。

項目は検索結果の上限を設定できます。+-で数値を操作しても良いですし、長押しで変数を指定してもOKです。

このアクション単体では一時データを取得するだけで確認や実際にiTunesで開くなどの操作は行いません。なのでここから下で解説しているアクションとの併用をお勧めします。

ちなみにですがVPN接続を有効にしていると検索が終わらないので注意しましょう。

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iTunes Storeで表示

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch×

iTunesで表示

製品の部分に、iTunesで表示したい製品を指定します。これは上の【iTunes Storeの項目を検索】の結果を受け付ける事でスムーズに処理が行えます。

ただし検索結果が多い場合、そのうちどれか1つを開く事になるので表示の前に確認画面が出てきます。

iTunes製品の詳細を取得

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch×

iTunes製品の詳細を取得

詳細の部分をタップすると、取得可能な項目が出てきます。

  • 名前
  • アートワークのURL
  • アートワーク
  • ストアURL
  • ストアID
  • 説明
  • 不適切な内容を含む
  • ストリーミング可能
  • 再生時間
  • ジャンル
  • リリース日
  • フォーマット済みの価格
  • 通貨コード
  • 価格
  • アーティスト

から1つ選んで取得することもできますし、毎回尋ねることも可能です。

iTunes製品の部分に取得したい製品を指定するんですが、これまた【iTunes Storeの項目を検索】の結果をそのまま使うことで簡単に扱う事が可能となります。

iTunesアーティストの詳細を取得

OS使用
iPhone
iPad
Mac
Apple Watch×

iTunesアーティストの詳細を取得

詳細の部分をタップすると取得可能な項目が出てきます。

  • 名前
  • アートワークのURL
  • アートワーク
  • ストアURL
  • ストアID
  • 種類
  • ジャンル

iTunes製品の取得と比べて取得できる項目が少ないですが、目的がはっきりしているとも言えます。

iTunes製品のところは【iTunes Storeの項目を検索】の結果をそのまま使用するのが安定です。

iTunesアクションの使い方紹介

iTunes製品関係のアクションを色々な使い方を想定して紹介してみたいと思います。

iTunesのページURLを共有

まずはオーソドックスにこれから。これを作るために必要なアクションは【iTunes Storeの項目を検索】と【iTunesアーティストの詳細を取得】と【クリップボードにコピー】の3つです。

iTunes検索はアーティストのみを検索する前提で解説しますが、検索基準と検索結果をアーティストに変更します。

iTunesアーティストの詳細を取得でストアURLを取得するようにします。製品は検索結果をそのまま使用します。あとはクリップボードへコピーするだけで完了です。

実際に組むとこんな感じになります。アーティスト名のところをその都度変更できるようにする場合は先頭に【入力を要求】ショートカットの入力を設定する必要があります。今回はそのあたりは省略しました。

iTunesアーティストのストアURL共有

曲の情報を色々取得する

こちらもオーソドックスながらも、ミュージックカテゴリの【ミュージックの詳細を取得】では取得できない項目を取得してみます。ミュージックの詳細を取得では「価格・通貨コード・フォーマット済みの価格・ストリーミング可能」などが取得できません。なので今回はストリーミング可能かどうかを調べようと思います。

使うアクションは全部で7つです。なかなかに多いですが、分かりやすさを重視するとどうしてもこうなりがちです。諦めて実際に組んでみてください。

まずは【iTunes Storeの項目を検索】から。Amarantheを検索、カテゴリ;ミュージック、検索基準;アルバム、検索結果:として、検索結果を14項目に設定します。

次に【繰り返す】を配置します。回数を14回に設定し、その中にアクションを4つ入れていきます。

まずは【リストから項目を取得】です。リストの部分はiTunesの検索結果を、最初の項目をタップして項目のインデックスを選び、数字の部分には「繰り返しインデックス」を使用します

その下に【iTunes製品の詳細を取得】でストリーミング可能を選択し、製品の部分にリストからの項目を使用します。

その下に【iTunes製品の詳細を取得】をもう1つ追加し、今度は名前を取得します。これまた製品のところはリストからの項目の変数を指定します。

最後に【テキスト】を配置し、ストリーミング可能と名前の変数を使用します。配置はどんなふうでも構いませんが、ここでの配置が自分が見る形式そのものになるので配置は工夫した方が良いと思います。自分はストリーミング可能(名前)としたせいでちょっとよくわからない感じになりました。

繰り返しの終了の下に、【結果を表示】を配置します。繰り返しの結果を表示します。

これを順番通りに配置すると、最終的にこんな感じになると思います。以下はMacでのスクショなのでかなり縦長になっています。

iTunes Storeで検索して項目をループ処理して出力

ちなみにこのAmarantheというアルバムですが、CDの発売自体は行われているもののApple MusicやSpotifyではストリーミング配信されていません。今回はちょうど良いかなと思って紹介も兼ねて検索で使用してみました。が、その後は普通にApple Musicで配信されるようになりました。

結果はそれぞれのデバイスごとに違いますが、Macだとこうなります。

結果を表示

ストリーミング可能(名前)という配置にしてしまったがために、ちょっとよくわからない感じになりました。

まとめ

iTunes関係のアクションの解説をしました。それぞれの機能はシンプルで分かりやすいと思うので、アーティスト共有の際に使ってみてください。

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