こんな方にオススメ
2021/10月~2022/1月 macOS Monterey(12.1)にて確認した内容で掲載。
リストから項目を取得
「リストから最初の項目を取得」青文字の部分を変更して使います。 | |
入力 | 【リスト:mac版】 【テキストを分割:mac版】それぞれの結果を受け取ります。 |
出力 | すべて |
【リストから項目を取得】iOS版はこちら。 |
このアクションは【リスト:mac版】の内容を使うことがほとんどですが、場合によっては【テキストを分割:mac版】を使ったりもします。このアクションはリストや分割の結果などの複数の項目を持つ要素から指定した項目を取得します。
最初の項目をクリックすると、取得する位置を変えることが出来ます。取得位置を替えたい場合は以下を参考に変更しましょう。
- 最初の項目
- リストの一番最初の項目を取得します。
- 最後の項目
- リストの一番最後の項目を取得します。
- ランダム項目
- アクション実行時にランダムに取得します。
- 項目のインデックス
- このモードでは数字を入力する場所が出てきます。指定した数字の場所を取得しますが、参照エラーとなる場合もあります。(後で解説)
- Rangeの項目
- rangeとは範囲を意味する英単語です。このモードでは開始位置と終了位置を指定し、その間にある要素を全て取得します。これも参照エラーとなるので後で解説します。
上から3つは説明不要だと思います。見たまんまですからね。問題は「項目のインデックス」と「Rangeの項目」です。
項目のインデックスもRangeもどちらも数字で取得する位置を指定します。例えばリスト内にデータを4つ入れたとします。そして項目のインデックスで3を指定したら、前から3番目のデータを取得します。Rangeで開始位置を2・終了位置を3にしたら、2番目と3番目の要素を取得します。このように自分のほしい場所があらかじめ決まっているのであれば、これで取得するのが手っ取り早いです。
ただしこの2種類はリスト内の項目数以上のところを指定するとエラーとなって終了します。リスト内にデータが4つなのに項目のインデックスで5を指定したり、Rangeの項目で開始位置を4、終了位置を5にした場合はそれぞれエラーとなります。
使用例
このアクションは「1つのリストに入っているデータを個別になんやかんやしたい」時に使えたりします。例えば麻雀でいうと1位の獲得回数・2位の獲得回数・3位の獲得回数・4位の獲得回数があり、それらすべてがリスト内に入っているとします。そして1つづつデータを取得したい場合は以下のように組みます。
- 【リスト:mac版】
- 100
110
120
130 - 【リストから項目を取得:mac版】
- 最初の項目を取得→結果は100
項目のインデックス(2)→結果は110
項目のインデックス(3)→結果は120
最後の項目を取得→結果は130 - 【計算:mac版】
- 最初の項目に対して計算
項目のインデックス(2)に対して計算
項目のインデックス(3)に対して計算
最後の項目に対して計算
このように、リストから欲しいデータだけを取得→別のアクションに渡すっていう使い方をします。上記では全てまとめて書きましたが、実際に組む際にはリスト→リストから取得(最初の項目)→計算(最初の項目)→リストから取得(2番目を取得)→計算(2番目を計算)のように、それぞれに対してリストから取得なり計算なりを配置する必要があります。
そもそも4つなら別々に保存場所作って計算すればリストから項目を取得を挟まなくても良くない?って思った方は鋭いですが、リスト化することで【統計を計算:mac版】を使って総対局を求めたりすることもできるので、これは一長一短です。自分の用途に合わせて使い分けましょう。
関連アクション
macOS版ショートカットのスクリプト・制御フロー系アクション | |
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SSH経由でスクリプトを実行 | シェルスクリプトを実行 |
AppleScriptを実行 | JavaScript for Automationを実行 |
if文 | ショートカットを停止 |
メニューから選択 | 各項目を繰り返す |
繰り返す | 待機 |
停止して出力 | 戻るまで待機 |
リスト | リストから項目を取得 |
リストから選択 |