こんな方にオススメ
macOS版ショートカットのメールを送信の使い方が知りたい
2021/10月~2022/1月 macOS Monterey(12.1)にて確認した内容で掲載。
メールを送信
「メッセージを宛先へ件名という件名で送信」 | |
入力 | テキスト |
出力 | 無し |
【メールを送信】iOS版はこちら |
このアクションは入力に渡されたメッセージで指定した宛先へメールを送信する機能を持っています。
メッセージには送信する内容を指定します。【テキスト:mac版】でも良いですし、【入力を要求:mac版】でも良いです。
宛先は送る先なんですが、これはクリックして連絡先を表示してそこからメールアドレスを指定する方法になります。毎回尋ねるという選択肢が無いので、【メールアドレスを選択:mac版】を使ってアドレスを選択してマジック変数で宛先に仕込むのが良いと思います。
件名は無くてもOKです。
表示を増やすといくつか出てきますが、それぞれ簡単に解説します。
- 作成シートを表示
- 有効化しているとアクション実行時にメールの作成画面が表示されます。不要であればオフにしておいても良いんですが、誤送信とかが心配な方は有効にしておきましょう。
- 送信元
- オプションなので指定してもしなくてもOKです。これはメールの送信者情報を入力するところです。この部分はメールアプリで設定されているメールアドレスである必要があります。
- 宛先
- mac版ではどちらも宛先という表記になっていますが、iOS版ではCCとBccという表記になっています。
- Cc
- 上の宛先はiOS版ではCcと表記されています。これはカーボンコピーと言って、「メールを受け取った人・送った人・ついでに送られた人」の、ついでに送られた人に該当します。これは「この人にこういうメールを送ったから一応確認しておいてね」的な意味合いです。
- Bcc
- 下の宛先はiOS版ではBccと表記されています。これは「ブラインドカーボンコピー」と言って、他の受信者からはアドレスが見えないようになる仕組みです。送信者Aと、メインの受信者Bとカーボンコピーでついでに送られた人Cと、ブラインドカーボンコピーで隠されたDさんが居たとします。この場合はBさんとCさんはお互いにメールが送られたことは知っていますが、どちらもDさんの事は知りません。仮にBccが複数人居た場合、Bcc同士でも相手を知ることは出来ません。
こんな感じで、それぞれのOSごとに表記が違ったりもします。とは言え使い方は基本的には同じなので、それぞれ確認して使用しましょう。
使用例
このアクションの簡単な使用例はまさしく、定型文を送信するときでしょうか。定型文であれば【テキスト:mac版】に予め内容を書いておき、そのままメッセージ部分にマジック変数で入れ込むだけでOKとなります。宛先も変わらないのであれば指定するだけでOKですしね。
内容も宛先も異なる場合はちょっと複雑にはなりますが、基本的にはLINEなどでのやり取りが多いのもあって、ビジネス的なやり取りでしか使わないと思います。定型文だけなら簡単につくれるのでやってみてはいかがでしょうか。