こんな方にオススメ
2021/10月~2022/1月 macOS Monterey(12.1)にて確認した内容で掲載。
XコールバックのURLを開く
「X-Callback URLをx-callbackを使用して開く」の青文字を変更して使います。 | |
入力 | URL |
出力 | Xコールバックの結果 |
Xコールバックについて理解すれば、このアクションの性質も理解出来ます。 【XコールバックのURLを開く】iOS版はこちら。 |
このアクションはXコールバックを使用して、XコールバックURLを開くものです。Xコールバックとは、簡単に言えば「Appleがアプリ開発者用に提供している独自のURLスキーム」の事です。これはアプリ開発者が好き勝手にURLスキームを生成すると様々な形式のスキームが乱立してしまいます。そこでApple側が、Xコールバックという形式・仕様を決めて、Appleデバイスではこの形式をなるべく使ってねって統一したものです。
そしてこのXコールバックを使用すると何が起きるか。例えばショートカット内でXコールバックURL(スキーム)を開いたとします。すると別アプリが起動し、そのアプリで処理が発生します。そして処理がすべて終わると、ショートカットに戻ってきます。別アプリでの処理が行われている間、ショートカットの処理は一時停止します。そしてショートカットに戻ってきた時点で処理が再開されます。
ここまでの内容を理解してもらえればこのアクションの正体がわかったと思います。つまり「ショートカットと別アプリをXコールバックURLを使用して繋ぐのがこのアクションの役目」というわけです。
カスタムコールバックを有効化すると、Xコールバックの処理がサクセス(成功)/キャンセル/エラーが発生したときのキーを別のものに変更することが出来ます。例えば別アプリのXコールバックのサクセスキーがx-successではなくxx-successだった場合などはこの機能を使います。
カスタムX-Success URLを有効化すると、「Xコールバック処理が成功した時」のURLを変更することが出来ます。デフォルトはshortcuts://callbackというスキームが入っていますが、これは「Xコールバックのアクションを使用したショートカットへ戻る」機能が定義されているので、基本的にはこれでいいと思います。
使用例
iOS版の方ではBearというメモ帳アプリを使った例を書いていますが、こちらではあまり良い例を見つけることが出来ませんでした。iPadやiPhoneを持っている方でそっちでテストしてみたいって方のためにiOS版ショートカットのXコールバックの解説ページを貼っておきます。
関連アクション
macOS版ショートカットのX-Callback関連アクション | |
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URLエンコード | XコールバックのURLを開く |