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このページではmacOSで使えるSnapmotionの紹介と使い方解説をしています。Setappでも使う事ができる、静止画抽出アプリです。
Snapmotion
SnapmotionはmacOS・iPadOS・iOSの3OSで使う事ができるアプリです。基本は有料ですが、Setappなら全機能を使い放題となります。
Snapmotion | |
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アプリ名 | Snapmotion |
開発者 | Jeremy Vizzini |
価格 | 基本無料 |
対応OS | macOS/iPadOS/iOS |
ダウンロード | macOS |
iPadOS | |
iOS |
App Storeの無料版であるLiteと、全機能が使えるUnlimitedの2種類があります。今回はすでにSetapp経由で全開放してしまったのでLiteではなくUnlimited版を中心に紹介します。
Snapmotionの価格
SnapmotionはLite版は無料ですが、こちらは使った事がないのでどんな制限があるのかは不明です。ライセンス一覧は以下の通りです。
- Unlimited License
- 自分が使っているのはこちらになります。App Storeでは1,100円での購入か、Setapp経由での認証で使う事ができる様になります。
- Monthly Subscription
- 一ヶ月のサブスクリプションですね。こちらは350円となるので、三ヶ月以上の利用なら買い切りのUnlimitedの方がお得となります。
- Annual Subscription
- 1年のサブスクリプションです。こちらは980円なので、このプランで2年以上使うならUnlimitedの方がお得となります。
それぞれ自分にあったプランを選ぶのが良いと思います。Liteで使用感を確認して、その他のプランへ移行と言うのが良いかなと思います。
Setapp経由で使う方法
Setapp経由で使う方法についても紹介します。Setappは第3のApp Storeみたいな感じなんですが、このストアに登録されているアプリは基本的にMac Pawが選定したアプリしか無いのでどれも優秀です。
そんな中にSnapmotionは登録されています。登録されているのはUnlimited版なので、Setappのサブスクを使っている方なら誰でも全機能開放版を使う事ができます。
Setappで1か月のお試し期間を得る方法を使えば一ヶ月のお試し期間を使える様にもなるので、そちらも検討してみてください。
Setappのサブスクを使える様になったら、まずはMac版のSetappでSnapmotionのページを開きます。そしてiOS appをクリックして、QRコードを表示します。
ウィンドウが表示されたら、QRコードを読み取ってiOSのApp Storeを表示します。
iOSにアプリをインストールしたら、上の2.Unlock full versionをクリックして次のQRコードを表示し、カメラで読み込みます。すると自動で認証されるか、操作を促されるのでその通りにします。そのまま処理が正常に終われば、Unlimited版が使える様になります。
Snapmotionの使い方
ここからはSnapmotionの使い方を紹介していきます。ここから紹介するのはmacOS・iPadOSのUnlimited版の2種類です。iOSデバイスだと少々扱い方が違うかもしれませんが、多分わかると思います。それだけ簡単に扱えるアプリなのです。
読み込む
mac版アプリを起動すると、こんな感じの画面になると思います。
Finderで動画を選択しても良いですし、直接ドラッグ&ドロップで入れてもOKです。その下の写真を開く、リンクを開くで別の場所にあるものを開くこともできます。
FinderはmacOSで扱っているファイル全体、写真はiPad等にも入っている写真アプリ、リンクを開くはYoutube等という認識で構いません。リンクを開くをクリックすると、URLを入力するところと読み込みに関する設定が現れます。
iPad版はこちら。
写真はiPadにデフォルトで入っている写真アプリを起動し、その中にある動画を選ぶものです。ファイルはiPadにデフォルトで入っているファイルアプリを起動し、その中にある動画を選ぶものになります。リンクをタップすると動画のリンクを入力するウィンドウが出てきます。それらのリンクを入力して画質設定をすると、その動画を扱える様になります。
ネット上の動画を読み込む
Snapmotionはmac版もiPad版も、リンクを開くという機能でネット上の動画を読み込むこともできます。URLを入れて、読み込み速度を選ぶことで使える様になります。例えばこの動画URLは自分がアップロードした、全自動卓の稼働の様子を撮影した動画です。
このURLを入力するとこんな感じになります。
撮影の仕方などはこの後に紹介していきます。
動画から撮影する
順番が多少前後しましたが、ここからはSnapmotionで実際に静止画を撮影する方法を紹介していきます。まずは動画を読み込みます。ファイル/写真/リンクどれでもOKです。
読み込んだら中央のシークバーで時間を移動し、撮影したいタイミングまで動かします。それぞれの画面のアイコンの使い方は以下の通りになります。
再生を押すと動画の再生が始まります。その時に3つ隣にあるカメとウサギのマークをクリックする事で、再生速度を変更できます。そして音量ボタンをクリックする事で、音声再生をするかどうかも選べます。
反転系統のボタンも使えば任意の方向へ回転したりもできますが、細かい角度調整などはできません。
Snapmotionの設定
Snapmotionは設定画面が2つあります。1つはアプリ画面内にある、設定ボタン。もう一つはmacアプリに共通している、アプリを開いた状態で⌘,を押して開く設定画面です。それぞれ解説します。
まずはアプリ画面内にある設定ボタンから
形式は画像の保存拡張子を選びます。初期値はpngですが、そのほかにjpegなどが選べます。上書きは同じ名前のファイル名がある場合に上書きするかどうかの設定になります。これの命名ルールはもう一つの設定画面で変更できます。
移動先フォルダは撮影した写真の保存場所です。目的地を変更するか、コンテンツを専用フォルダに保存をクリックして保存先を自分で変更できます。
メタデータの見出しやクレジットに関しては何もなしでいいと思います。これは写真を撮影して販売するようなプロの方だったり、そう言う方が撮影者の名前を記録する時に使ったりします。
もう一つの設定画面では、命名ルールなどが設定できます。
フラッシュアニメーションを有効にするをクリックすると、有効になるらしいですが、これはどこがどう変わるのかは不明でした。
インターフェース音は無効にすると、撮影時などのシャッター音等をなくしたりできます。
ファイル名を開くと出力名の形式ということで、ファイル撮影保存時の名前のルールを設定できます。確実に被らない様にするには<frame_index>と<movie_name>を組み合わせるといいかなと思います。
Snapmotionで撮影
Snapmotionで写真を保存するには中央のカメラアイコンをクリックします。そして右下に撮影したものが表示されます。クリックすれば保存フォルダを開く事ができます。
タイムラプス/GIF
通常の静止画ではなく、タイムラプスやGIFで保存するには中央のカメラアイコンではなく、左下のタイマーマークをクリックします。クリックすると設定画面が出てきます。
ここでタイムラプスかGIFか画像セットかを選びます。画像セットは動画を連続で画像として保存する機能ですね。
間隔は初期値0ですが多分このままでいいと思います。最大サイズは画像の横幅のことを表しています。なので10にすると横10縦5という謎の画像が出来上がります。ちなみに最大サイズは1280らしいです。かなり大きいサイズを入れても自動で1280になりました。動画によると思いますが。
下の方にあるタイマーをクリックすると、キャプチャー範囲を選ぶ事ができます。xフレームを抽出するのxは下にあるx値を代入して考えます。この画像で言うと1フレームを抽出ということになります。すべてのフレームを抽出をクリックすると、動画の全てを静止画として保存します。
ただしPath Finderなどで画像アイコンを表示する設定にしていると、大量の画像処理でメモリをめちゃくちゃ消費して大変なことになります。注意しましょう。
共通する
Snapmotionではその都度撮影してから共有するという手間を省く事ができます。左下にある共有マークをクリックして、それぞれ共有したい媒体をクリックすればそれぞれに共有する事ができます。
作業の進捗を確認するには
作業の進捗を確認するには右上にアイコンが出てくるので、それをクリックする事で現在の進捗を確認する事ができます。とはいえ数枚の静止画なら瞬間で処理が終わるので、全てのフレームを抽出するとかやらない限りは確認するほどはありません。
まとめ
Snapmotionは動画から静止画を抽出するアプリです。タイムラプスやGIFに変換したりもできるので、それらを探している方は使ってみてください。ストアなら買い切りの1100円か、Setappなら他の有料アプリも使い放題のサブスクリプション。どちらを使っても機能的には同じなので、好きな方を使いましょう。
その他、自分が使っていて便利だと思ったMacアプリは以下からどうぞ
