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このページではmacOS、iPadOSで使うことができるステージマネージャの使い方などの解説をしています。今後も変化があったら継続的に更新していく予定です。
更新履歴
2022/10/25:実装後の状態で投稿
2023/8/15:iPadOS 17、macOS Sonomaにて書き直し。
ステージマネージャって何?
ステージマネージャは「マルチタスク作業をよりやりやすくする」みたいなコンセプトで実装されたとかなんとかだったような気がします。macだと複数のウィンドウを起動しているとどこにいったか探す手間がありますが、ステージマネージャは使ったアプリを自動で左側にスタックしていくのでそこから対象のアプリを探せばOKみたいな感じです。
初登場時は調整に一ヶ月かかったため、アップデートの配信がiPhoneより一ヶ月遅れた気がします。主にM1搭載iPad以外にもステージマネージャを搭載してほしいとか、外部ディスプレイサポートをどうするとかそんな感じだったと思います。
ステージマネージャの起動方法
ステージマネージャは設定、コントロールセンター、ショートカットからオン・オフを操作できます。
まずはMacでの設定から。
- 設定→デスクトップとDock→ステージマネージャ
- コントロールセンター→ステージマネージャ
- ショートカット→【ステージマネージャを設定】
でそれぞれ設定可能です。設定項目については以下の通りです。
- 最近使ったアプリケーション→使ったアプリが画面左側にミニウィンドウとして表示されていきます。
- デスクトップ項目→デスクトップ上に置いているファイルを表示するかどうかっていう設定です。
- ウィジェット→Sonomaから使えるようになるウィジェットを表示するかどうかです。
- アプリケーションウィンドウの表示方法→これはいまだによくわかりませんが、好きな方で良いと思います。
次にiPad版です。
- 設定→マルチタスクとジェスチャ
- コントロールセンター→ステージマネージャのアイコンをタップ
- ショートカット→【ステージマネージャを設定】
こちらはSplit Viewとかも設定で使用するかどうかを選べるようになりました。そしてジェスチャについても色々と説明が書かれています。
ちなみにですが一番下にある「指で隅からスワイプ」はステージマネージャではApple Pencilを使った時のみ使用可能です。
ウィンドウ操作の方法とか
実際にステージマネージャを使ってみるとウィンドウ操作に困惑することもあるかと思います。1年使ってきて実際にどう使っているか簡単に紹介したいと思います。
複数のアプリを1画面に並べたい
mac版では左にならんでいるアプリをシフトキーを押しながらクリックでOKです。iPad版では長押しで移動すればOKです。
ウィンドウを綺麗に分割したい
これはいくつか手段がありますが、無料でやるならショートカット、有料でも良いならBetterTouchToolやMagnetなんかがあります。ここでは無料の方法を紹介します。
ショートカットの【ウィンドウを検索】と【ウィンドウのサイズを変更】を使って、特定のアプリのウィンドウを変更することが簡単に行えます。ただしこちらは常に対象のアプリが固定かつ、固定位置へのサイズ変更なのであまり柔軟とは言えなかったりします。
ウィンドウのサイズ変更
綺麗に分割ではなく、自由に変更することもできます。これはmacでは従来の操作方法で可能です。
iPadではアプリの下にインジケータが出てきます。これを押しながら移動することでサイズ変更が可能です。以前は右下限定だった気がしますが、アプリのウィンドウによって左下にも出るようになりました。そしてサイズ変更もそこそこ柔軟にできるようになりまし。
まとめ
なんだかんだでmac版ではずっとステージマネージャを使っていて、iPad 17になってようやくiPadでも使い始めました。複数ウィンドウのマルチタスクっぽいことはあまりしませんが、調べながらコードを書くとかそういうときに便利かなと思ったりもします。
ただ最も簡単な解決策はディスプレイを増やそう。これにつきます。