麻雀牌の細かい区分け
これまでの初心者講座にて、麻雀牌にはそれぞれマンズ・ピンズ・ソーズ・風牌・三元牌の5種類があると書きました
今回はそれぞれの名前と更に細かい区分についての解説となります
麻雀牌の名前
麻雀牌の種類ごとの呼び方は講座1にて書きましたが、今回はそれぞれ単体の呼び方などを紹介します
数字の呼び方
数字は全て中国語で呼びます
1 | イー |
2 | リャン |
3 | サン |
4 | スー |
5 | ウー |
6 | ロー |
7 | チー |
8 | パー |
9 | キュー |
数字は全て上記の呼び方で、数字の後にマンズなりソーズなりの種類を付加し、それぞれの牌を特定した呼び方を使います
例えばであればイー+マンズでイーマン
他の牌も同様に、であればウー+ピンズでウーピンと呼びます
ネットでの麻雀牌の呼び方
通常の会話であったり麻雀番組の解説とかでは上記のような呼び方をしますが、ネット麻雀やこういった解説記事だと、略称表記する方法が一般的です
マンズの事をmで表し、一萬の事を1mとか表記するわけですね
一般的に、マンズ=m ピンズ=p ソーズ=pで表します
字牌に関しては普通に東南西北とか書いたりしますが、漢字を使わずに管理しているプログラムではzを用いて1z=東 2z=南みたいな割当をしています
三元牌も字牌なので、北の後に白發中を入れて、5z=白 6z=發みたいな管理をしているところもあります
字牌の呼び方
字牌にもそれぞれの呼び方があります
講座1では風牌と三元牌の紹介はしましたが、それぞれの名前までは書きませんでしたのでここでおさらいしておきます
東 | トン |
南 | ナン |
西 | シャー |
北 | ペー |
白 | ハク |
發 | ハツ |
中 | チュン |
東や南、三元牌はそれぞれわかりやすいと思います
西と北は日本では全然使わない呼び方をするため、この二点だけ覚えておけば大丈夫です
麻雀牌の区分け
次は麻雀牌の役ごとの区分けになります
役に関しては前回の講座3の超簡単な役三選で紹介した、タンヤオなんかが該当します
逆にタンヤオ以外に使う牌で構成することで成立する役も当然あります
それらの役を覚える前に、まずは牌の区分けを覚えておきましょう
老頭牌(ロウトウハイ)
これはタンヤオでは使えない牌の総称です
ここに入るのは、主に1と9と字牌です
上記で書いた、タンヤオでは使えない牌のことです
中張牌(チュウチャンパイ)
これはタンヤオで使える牌の総称です
ここに入るのは、主に数字の2から8の牌です
講座2の面子の作り方、講座3のタンヤオの項目もチェックしてみるとより理解が深まります
これらは後に出てくる「牌効率」という技術の基礎となるため、老頭牌はともかく中張牌の区分だけはしっかりと覚えておきましょう
ここまでの2つの区分けを画像で解説すると以下のようになります

横がそれぞれの種類を表し、縦が中張牌や老頭牌の区分けとなります
風牌と三元牌には中張牌は無く、全てが老頭牌となります
今では使われなくなった牌も紹介
ここまでは使われる牌を紹介してきましたが、今となっては使われなくなった牌もあります
代表的なのは花牌(ハナハイ)と呼ばれるものですね
麻雀牌を買うと大抵はセットで付いてくるものですが、これは昔は使われていましたがネット麻雀では採用されていません
大体は四季牌

この他に、四君子の植物をモチーフとした牌もあります
まとめ
麻雀牌はその数の多さ・区分けの多さがあったりしますが、覚えてしまえばなんてことはありません
それに役・牌効率にも関連してくることでもあるので、ひとまずは中張牌だけでも覚えておきましょう
次回は鳴きについてです
講座1の自分の番ですることで紹介した、優先的に切る牌は全てここに分類されています
面子作りにおいて有効牌が少ないことが挙げられ、簡単に言えば「使いにくい牌」の総称です