このページの目的
麻雀を始めたばかりの初心者の方、ある程度打ってる中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットを解説します。
呼び方が色々あるように思えますが、それぞれちゃんとした区分があります。このページでは、四喜和の紹介をしていきます
四喜和(スーシーホー)
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 役満 |
副露 | 可能 |
複合しない役 | |
天和・四暗刻・四槓子・地和以外のすべての役 |
四喜和の条件
四喜和は細かく分類すると2つに分かれます。共通する点は「風牌4種類を使った役満」という点です。まずひとつが、風牌3種類が刻子で一つが対子の小四喜和。
この牌姿だと、萬子の25で上がりとなります。
次に紹介するのが、風牌4種類全てが刻子の大四喜。
この牌姿だと萬子の4で上がりとなります。この役はポンしても可能となり、他の部分はどういう形でも可能です。
四喜和の強い所
四喜和の強い所、良い部分を紹介します。
割と覚えやすい
風牌4種類、東南西北をそれぞれ刻子で集めるっていうのがこの役の条件です。他の役と比べて特徴が色濃く出ているため、わりと簡単に覚えられると思います。
大四喜はW役満に設定されているルールもある
小四喜和が役満、その上の大四喜をW役満として設定されているルールもあります。これは四暗刻と四暗刻単騎の違いみたいなものです。
他の役満と複合する
大四喜だけでなく、小四喜和も他の役満と複合する可能性があります。よくあるのが字一色との複合ですね。
字一色+大四喜で大四喜がW役満の場合は3倍役満として精算します。
四喜和の弱い所
四喜和の弱い所、残念な部分を紹介します。
成功率が低い
小四喜和も大四喜にも共通していて、出現率がとんでもなく低い。更には他者からの警戒も厳しくなり、より一層和了が厳しくなる。
ルールによっては大四喜もシングル役満
記憶が正しければMJは大四喜でも小四喜和でもシングル役満。MJ以外では基本的には大四喜であればW役満として精算されます。
Mjでは複合役満の場合(例:字一色大四喜)だとW役満として精算します。
配牌に風牌がそれぞれ対子以上じゃないと厳しい
配牌で風牌が最低でも3種類対子、一種類を一枚でも持っているのがスタートライン。もっとベストはそれ以上持っていることが理想ですが、中々そういった配牌には巡り会えません。それぐらい出現率が低い役満です。
大四喜は包則の対象になっている事が多い
大四喜は多くのゲームで責任払いの対象になっている場合があります。自分がやる場合はあまり気にしないですが、他の誰かが大四喜っぽい副露をしているときは風牌の扱いには細心の注意を払いましょう。でないと自分だけ役満の点数を支払わされることになります。
包則については以下をどうぞ

麻雀においてものすごく出現率の低い事象に対して設定されている包則と呼ばれる、責任払いについての解説です 初心者の方でもわかりやすく解説しています
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