このページの目的など
麻雀を始めたばかりの初心者の方にも、ある程度打っている中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットまで解説します。
好き嫌いが分かれる役筆頭と言われる七対子ですが、そもそもの構造からして全く別の役なので仕方ないと言えます。この役の扱い方は大きな決断を迫られるときが度々来ます。
七対子
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 2 |
副露 | 不可能 |
複合しない役 | |
1翻役 | |
嶺上開花・搶槓・翻牌・一盃口 | |
2翻役 | |
一気通貫・三色同順・三色同刻・混全帯么九・三槓子・三暗刻・対々和・小三元 | |
3翻役 | |
純全帯幺九・二盃口 |
七対子の条件
七対子は対子を7組作ることが条件です。テンパイ手牌は常に13枚なので、待ちは必ず1枚の単騎待ちになります。
この2つに好き嫌いが別れる理由が詰まっていると言っても過言ではないため、それぞれの派閥の言い分も交えながら七対子の解説をしていきます。
七対子の強い所
七対子が持つ強み、狙ったら起こりうる良いことを紹介していきます。
攻守共に使える
攻撃面としては主に以下の特徴が挙げられます
- ドラを使った場合2枚は必ず使える
- 19字牌のどれかで単騎にした場合、他の人から狙いやすい
- 立直をかけて上がった場合、裏ドラが乗ったら必ず二枚乗る
- 複合出来ない役は多数あるが、タンヤオ・純全帯幺九・混老頭・混一色・清一などは複合可能なため、裏ドラとかに頼らなくても打点が十分望める
これらの特徴から、立直・七対子でも裏次第で一気に満貫クラスにまで跳ね上がる可能性を秘めていると言えます。
守備面としては以下が挙げられます
- 字牌を組み込めるため、攻められても字牌連打で回し打ちがしやすい
- 単騎で待ちをコロコロ変えられるため、相手の当たり牌と予想した牌を抑えてピンポイントに止めることも出来る
相手から立直が来たり、派手に副露されたとしても字牌連打でしのげる局面は数多く、仮に字牌が尽きても現物なら二巡は確実に凌げる点が優秀。
七対子の弱い所
逆に七対子ゆえの弱さを紹介していきます。
中々テンパイしないことが多い
すごく魅力が詰まった七対子ですが、単騎と単騎みたいなものなのでテンパイしないことがそこそこ多いです。捨て牌で対子が出来ることはよくあるので気にしないようにしましょう。
狙い目と思った当たり牌が全然出ない
仮に字牌単騎で待ったとしても、捨て牌から七対子臭さがバンバンに出ていた場合は相手から当然マークされますし、簡単には出してくれません。逆に七対子っぽさをバンバンに出しておいて、待ちにはしないようなど真ん中の牌で待つというのも戦略の一つではあります。
4枚使いの形
日本ルールでは、同一牌を4枚使った形は七対子として認められていません。
そもそもの構造が違う
対子7組でアガリの形になるのが七対子のわかりやすい特徴です。しかし、手牌の進行を大きく分類すると三種類に分けられ、一つが通常の面子手と呼ばれる平和とか一気通貫とかを目指す進行。
そして次が国士無双で、全てが一枚づつの特殊な形。そして最後はこの七対子ですね。
ただし国士と面子手みたいな極端な差ではないにしろ、七対子と決めたら面子が出来ていてもど真ん中から切る決断をしなければならないこともあります。
複合出来る役が少ない
最初の役の概要を見てもらうと分かる通り、複合不可の役がかなり多いです。牌姿は完全に七対子ですが、二盃口は複合しません。二盃口が出来ていれば七対子を消して二盃口として精算します。
複合できる役は打点が高いものから低いものまでありますが、やはり七対子のみだと低打点・他の役と絡めると難易度が高くなるという極端な所は七対子の弱さと言えます。
七対子に決める判断
ここからはオマケで、自分なりの七対子の考え方です。基本的には上記の通り、そもそもの構造が違います。その上、全てが2個づつなので、他の人に使われている可能性も十分に有り得ます。
よくある面子手と七対子の両天秤という表現は、どちらも逃さないように手を組む事を言います。例えば一盃口なんかがわかりやすいと思います。あれは223344の形の事で、対子の連続系とも取れるし、順子2セットとも取れます。
他の部分にもよりますが、対子がそこそこあって他の人が使っていなさそうであれば七対子に決めて五索とか五筒とか、他の人に使われそうなところはバンバンと切り捨てていきます。逆に一気通貫平和など、七対子よりも打点が狙えそうであればなるべく両天秤で進行し、どちらかに傾いたら決めるって方針が多いです。
いずれにせよ、極限まで手を進めてみてどちらがこの場にとってベストなのかっていう判断は数打たないと分からないと思いますが、是非とも慣れてみてください。
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