このページの目的など
麻雀を始めたばかりの初心者の方にも、ある程度打っている中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットまで解説します。
牌姿問わずに第一巡目に立直宣言をすることで、対局者全員の手を壊すことが出来ます。とはいえ、ただ単純にダブリー打てばいいってものではなかったりする場面もあるので、そのあたりを中心に解説していきます。
ダブル立直
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 2 |
副露 | 不可能 |
複合しない役 | |
通常の立直と役満すべて |
ダブルリーチの条件
- 誰も副露していないこと
- 第一巡目にテンパイし、立直宣言をする
この2つの条件を満たしていないと、ダブルリーチにはなりません。親であれば誰も鳴くことが出来ないため、一巡目テンパイであれば必ずダブルリーチになります。子は自分が引くまでにポンチーが入った時点で、ダブルリーチの権利が消滅します。
ダブル立直の強い所
ダブル立直の強い所を紹介していきます。
牌姿はどうでもいい
たとえ待ちが悪かろうと、ダブリーのみであろうと、テンパイさえしていればいい。そんな役です。
他者に与えるプレッシャー
ダブリーを宣言することによって、他者はたとえ配牌がそこそこ良かったとしても真っ直ぐ進める事はやりにくくなります。とは言え攻める人は攻めるので過信は禁物ですけどね。
ダブル立直の弱い所
ダブル立直の弱い所を紹介していきます。
打点も手役も考えることはなにもない
これは自分にとってのデメリットですね。自分は手役を狙った進行が好きなので配牌は良くも悪くも、というぐらいでも良いと思ってるタイプです。なのに配牌でいきなりテンパイですって言われて、挙句の果てに打点も手役も考えることがほぼ無い。
このケースの場合は打点が低かったら作り直し、打点が高く待ちが良かったら素直にダブル立直します。
待ちが良いとも限らない
「先制立直は待ちが悪い事が多い」と言われているように、先制立直の代表格であるダブルリーチは待ちを選ぶことすらも出来ません。たとえペンチャンだろうとカンチャンだろうと、愚形立直をかけるに値するんであればダブリーしましょう。
ダブル立直で迷うポイント
ダブリーは配牌テンパイで立直宣言をすればそれで後はツモ切りマシーンになればいいわけですが、打点が必要な時にダブリーのみの手が来た場合どうしますかって事ですよね。
少し作り直して3翻以上が望める場合はこねて打点を目指すのが基本です。逆にもともと点棒を持っていて、ダブリーのみが来たら下位への牽制としての立直もありだと思います。
ケースバイケースでW立直するかしないかっていうのもちゃんと考えておきましょう。
その他の役一覧リンク



