このページの目的など
麻雀を始めたばかりの初心者の方にも、ある程度打っている中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットまで解説します。
一盃口が2つで二盃口というシンプルな役なんですが、その難易度はかなり高いです。それ故に3翻なんですが、めったに出ません。
それに関連した事と注意点なども書いておきます。
二盃口(リャンペーコー)
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 3 |
副露 | 不可能 |
複合しない役 | |
1翻役 | |
嶺上開花・翻牌 | |
2翻役 | |
三色同刻・三色同順・一気通貫・七対子・三槓子・三暗刻・対々和・小三元・混老頭 |
二盃口の条件
一盃口を2セット。
上記でいうと、萬子の223344と、筒子の667788の2セットを総称して二盃口です。上記はタンヤオが複合し、立直・平和も複合する牌姿もあります。
二盃口の強い所
二盃口の強い所、良い部分を紹介します。
翻数が高い
二盃口は完成すればそれだけで3翻となり、立直や平和・タンヤオのどちらかが複合しただけで満貫級。難易度は跳ね上がるが、混全帯么九も純全帯么九も複合することはします。
二盃口の弱い所
二盃口の弱い部分を紹介します。
複合しない役が多すぎる
役牌・小三元・対々和など、鳴き前提による役は当然の事、門前で有名な三色同順・一気通貫が複合しません。
ある程度作りやすい三色をベースにするか、出現率と完成があまり望めない二盃口を狙いに行くかは状況次第ですが、狙えるときは狙っても良いかもしれませんがそんなに完成しません。当然ながら、一盃口との複合もしません。
七対子とは複合しない
牌姿は完全に七対子ですが、二盃口と七対子は複合しません。ネット麻雀だと自動で点数計算してくれるので問題ありませんが、実際の卓で打った時に「七対子二盃口、満貫」なんて申告しないようにしましょう。
高めと安めの落差が大きい
断么九や三色同順なども当てはまりますが、「片方なら役が付いて高いけど片方は役が付かずに安い」っていうのがあります。この二盃口も例にもれず、平和系の聴牌になった時にこの現象が起きます。
安めだと平和の1翻になりかねず、高めだと平和二盃口の4翻となります。この落差が大きいことは注意しておきましょう。
単騎待ちになることもある
牌姿が七対子と完全一致ってことで、単騎待ちになることも十分有り得ます。すでに二盃口が完成しているならまだしも、完成していない場合は他の役でなんとかするしかなくなります。
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