このページの目的など
麻雀を始めたばかりの初心者の方にも、ある程度打っている中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットまで解説します。
牌姿がキレイなことと打点があることで好きな人は好きな純全帯么九の解説です。自分は好きです。読み方は長ったらしいのでジュンチャンと呼ばれています。
純全帯么九(ジュンチャンタイヤオチュー)
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 3 |
副露 | 可能(食い下がりアリ) |
複合しない役 | |
1翻役 | |
断么九・翻牌 | |
2翻役 | |
一気通貫・七対子・対々和・小三元・混老頭 | |
3翻役 | |
混一色 | |
6翻役 | |
清一色 |
純全帯幺九の条件
数字の19が使われる面子だけで作った手で上がる事。
上記のように、1か9が使われる面子だけで作る必要があり、字牌を使った場合はチャンタになります。
純全帯么九の強い所
純全帯幺九の強い所、良い部分を紹介。
門前だと3翻
これは二盃口や混一色にも共通することなんですが、門前で完成したらそれだけである程度の打点は確保できたも同然です。
鳴いても作れる
ポンチーしても作ることが出来ますが、その場合は1翻下がった2翻になります。とはいえ2翻役を鳴いて作ると1翻になることを考えたら、そこまで大きな打点減少の感じは(イメージですが)あまりありません。
複合する役がどれも作りやすい
三色同順や三色同刻、平和が代表的な複合役になります。鳴いた場合は平和が無くなりますが、三色系はまだ使えます。
三色純全帯么九だけで門前なら満貫となるため、好きな人は好きな組み合わせだったりします。自分は大好きです。
純全帯幺九の弱い所
純全帯幺九の弱い所、残念な部分を紹介。
チャンタよりも難易度が高くなる
混全帯么九はまだ字牌が使える分、使える牌の種類は多いですが、純全帯幺九は字牌が使えないので使える牌の種類が減ります。その差はそこそこ大きく感じたりしますが、字牌を安全牌として割り切って使えば逆にメリットにも成りえます。
平和系だと高め安めで落差がすごい
同じ3翻役だと二盃口にも言えますが、高めで純全帯幺九、安めだと平和と何かみたいな点数の落差がすごいのがデメリット。同じ3翻の混一色は高め安めが主に他の複合役が成立するか否かって所に影響されるんですが、純全帯幺九などはそもそもの役自体が完成するか否かっていう分岐点があります。
ドラが使えない状況も多々
打点をお手軽に上げることが出来るドラや、今は主流となっている赤ドラが使えません。そのため、123や789にドラが無い場合は純粋な翻数だけで勝負することとなります。
この役自体が良い悪いって話ではなく、純全帯幺九はドラが使えない事が多いよっていう事実をちゃんと覚えておきましょうって意味です。
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