このページの目的など
麻雀を始めたばかりの初心者の方、ある程度打っている中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットを解説します。
この役は名前がかっこいいこと、条件がわりかし覚えやすい事が挙げられますが、成功率は低いです。その理由などをこれから解説していきます。
清老頭(チンロウトウ)
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 役満 |
副露 | 可能 |
複合しない役 | |
天和・地和・四暗刻・四槓子以外のすべての役が不可 |
清老頭の条件
清老頭は数字の1と9の刻子のみで上がる形を言います。簡単に言うと1と9だけの対々和ですね。勿論ポンしても可能なのですが、後半で紹介する弱い点もあります。
清老頭の強い所
清老頭の強い所、いい部分を紹介します。
条件が覚えやすい
1と9で対々和を作れば役満というシンプルな条件はとても覚えやすいです。
副露可能
鳴いても作れる役満なので、四暗刻や国士無双みたいに門前で引けない事で悩む必要が少なくなります。
複合する
四暗刻・四槓子・天和・地和と複合します。ただとんでもなく確率は低いので、あくまで参考程度に。
清老頭の弱い所
清老頭の弱い所、残念な部分を紹介します。
出現率の低さ
役満の中でも結構でない方です。自分も今まで10年以上打ってて和了したのは1度きりです。テンパイなら何度もあるんですけど、和了まで結びつかない事が多い印象です。
バレる、対策される
1と9しか集めていない上にポンまでしたら流石にバレます。最大で清老頭、安くてもジュンチャンか混全帯么九かな?と考えることが出来るのと、捨て牌を照らし合わせることで手牌が透けます。
透けたら最後、相手は当たり牌と思われるものを出さなければいいだけなのでロン和了は相当きつくなります。
有効牌が少ない
1と9は全部で6種類です。4面子1雀頭が和了の形なので、5種類使うことになります。1種類までなら消滅しても問題ないですが、2種類が消滅しかけているだけでほぼ無理です。
他者に仕掛けられる
自分の捨て牌は字牌・数字の2から8と、何でもどうぞの構えになります。そのため他者は清老頭テンパイよりも前に、自分が上がってしまえって感じで仕掛けやすくなります。スピード勝負では清老頭が断然不利なので、よく負けます。
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