このページの目的など
麻雀を始めたばかりの初心者の方にも、ある程度打っている中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットまで解説します
あまり見ない役として数えられる三色同刻についての解説です
なぜか槍槓の方が和了回数が多い人の解説ですが、上がったことがないわけではありません
三色同刻
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 2 |
副露 | 可能 |
複合しない役 | |
七対子・三色同順・一気通貫・二盃口・平和 |
この役は通称刻子手と言われる分類に入ります
刻子手とは、刻子(同じもの三枚で1面子としたもの)の事を中心とした役の事を言います
刻子手は鳴いて作っても翻数が下がらないメリットがあります
条件
三種類で同じ数字の刻子を作る
例えば以下
111m 111s 111p 456s 44m
この牌姿の111の部分が萬子・筒子・索子で作られているのが、三色同刻の条件です
ポンチーしても作れて、最終的に111なり全く同じ数字の刻子が三種類あればOKです
三色同刻のメリット/デメリット
メリット
副露しても作れる
鳴いても作れる事がメリットで、ポンチーしても作れます
翻数が下がらないこともあって打点の不安もそこまでありません
デメリット
作りにくい
いくらポンチーして作れるとしても、そもそも鳴ける形じゃないと目指すことすら出来ません
出現率の低さの要因はここにあって、一番上で紹介した例だと最低でも11m11s11pみたいにほぼほぼ確定しそうなレベルからじゃないと動き出せません
仮に「そのうち重なって三色同刻狙えそうだから先に鳴いておく」をした場合、来なかったら何も出来ずに降りることしか出来ません
逆に重なれば攻める事も考えられますが、副露自体が防御力を大きく低下させていることが足かせとなって中々実らないです
バレたらポンすらさせてくれない
上でも書いたとおり、ポン材が揃って初めて動けるような役です
ただし2つポンした時点で狙っている役が他の人からしたらモロバレなので、自力で最後の三種類目を引かなければならない状況になりかねない
その時点で他の人が手牌で使っていた場合、ほぼ出てこない事もあってアガリの目すら無い事も多々
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