15ラスの3回目です
今回の牌譜URL
東一局 親番
配牌は3向聴
東発の親だしなるべく安くても連荘したいなーって感じでまずは立直が目標
対面が南ポン
対面は西家なので南は完全に客風牌ですが、混一色や対々和といった役に使えるってことで鳴いたのでしょうってことで対面の捨て牌を見てみると現時点で筒子が三枚
そのうち二枚は
の順番で塔子落としをしています
これはもうあからさまに染めていますが、まだ索子も萬子も出ていません 要注意となりました
その後にが手出しで出てきましたが、下家の索子には一切無反応→索子染めなら鳴いててもよく無いかな?ってことでおおかた萬子じゃないかな?って感じになりました
対面が捨てたを上家がチー
そして打たれた
上家はそこそこ手が早いクイタンかつ、対面はポンしませんでした
そして自分はテンパイ
待ち
既に場に四枚見えていますが、クイタンや染めやかなり早い巡目で二枚落としてる人が居るのでこれは狙い目だとおもい即立直としました
結果的には山にはもう無く、対面の抱えてる九筒一枚が出るかどうかって感じだったようです
上家がチーして
打ち
自分の切り立直の跨ぎ筋であるために切りづらいところですが、ここは上家が勝負を仕掛けてきたと見て間違い無いです
そして三索を押せたのは何かしら理由があったんでしょうが、上家の手にはが暗刻
この暗刻があることによってわかるのは二索が既に四枚見えている程度で、三索が通りやすい理由にはなりません
あるとしたらペン三索待ちが無いって程度ですが、三索は
の形に放銃することは十分に考えられます
他二人は完全に降り気味で進んでいって上家が自摸和了
安いとはいえ、立直棒と親被りで失点自体はそこそこ大きくなってしまいました
誰も使っていなさそうだからと言って山に残っているわけでは無いってことは重々わかっているんですが、他二人のガードの硬さと上家の押し判断が良かった結果だと思います
東二局
配牌は4向聴
前局和了出来なかったので和了したい気落ちはありつつも、メンツ以外の形はそんなに良く無い感じ
今回もひとまず立直を目指します
対面から立直
めちゃくちゃ早くてなんだよもうって感じですが、二索見てから南西と残したのは良い判断だったと自負しております
というわけでまずは二巡凌そうです
回し打つつもりでいたらあっさりと自摸られました
今回も自摸被害をうけ、じわじわと減っていきます
東三局
配牌そこそこ良さ気の4向聴
目指す形はやっぱりメンタンピン形
点数じわじわ減ってるしここで少しでも挽回しておきたい気持ちでした
下家がポン
捨て牌で7より上を三連続で切っていることから、真ん中から下の方にかけてのクイタンっぽく見えます
それか索子染めの二択ですが、その場合は東を第一打に選ぶことは少ないと思います
下の方といえばドラが二筒なので、その辺は持ってんのかな?もうメンツできてんのかな?って感じで四筒を切る時が来たら勝負かな?って感じでした
そしたら対面が打ったもポン
これでを打ってきたので清一色かな?とも見えました
あとは全く関係の無い字牌との複合で対々和とか
いずれにせよ索子はうかつに切れなくなりました
そうこうしてたら上家もチー
こちらは捨て牌的に筒子の染めにも見えます これで筒子もうかつに切れなくなりましたが、チーされない分こちらは余裕のある時に捨てることはまだ出来ます
ですが速度勝負となってはこの手をのんびりメンタンピンまで持っていくには間に合わないってことでポンで
待ちテンパイ
たった2000点になってしまいましたが、自分にとっては大きな二千点
ドラが二筒なのでスライドした場合に出てきやすくなる不思議な五筒待ちとなっております
上家が張っている状況でドラの二筒が打たれ、下家がポン
これで目に見えてクイタンドラ3の満貫から、トイトイまでつけば跳ね満となりました
さーどうしようと思いつつ弾くものが大体通りそうってことでテンパイ維持してたら下家が五筒を切って自分の和了
今回は勝負に行ける手では無いにしろ、和了出来そうな手を相手の速度をちゃんと測った上でテンパイを入れて和了出来たのは良かった点かなと思いました
東四局
配牌はよくわかる微妙な5向聴
何も考えずに降りたいです
親が東ポン
これで二翻が確定したし親の手はそこそこ早いんだろうなーってことで親に対しての安全牌を中心に抱えていくプランに変更
この手は現状七対子の4向聴、メンツ手の5向聴です まともに勝負できる手ではないので、放銃による一人沈みは確実に回避したいところ
とはいえこのあと順調に手が進んでいったのである程度はいく感じにしました
親がチーして打ち
これで打点よりも速度を優先してきたんだなってのが分かりますし、「できれば使いたい赤ドラ」が出てきたってことはもう張っていてもおかしくないわけです
というわけでここから慎重に行きたいと今書いてる時点では思っています
上家が赤五索を捨ててからずっと自摸切りなので流石にやばいよなーと思いつつテンパイ
二索は親が二枚捨てているだけで他には見えていません
が、一手変わりで平和のヤミテンも狙える&危険っぽい牌引いたら降りれるってことでヤミテンのまま進行
親が三枚目の二索を打ち、二筒をカラ切りで立直
そしたら下家がチー
これで現状三人テンパイとなり、誰が掴むかの勝負となりましたが、下家が実質一発自摸で和了
またしても立直の空振りです この癖を治さないといけませんね・・・
南一局 親番
配牌は3向聴だけどうっすらと123の三色が見える程度
そんなに良く無いけども和了しないことには連荘しないのでなんとか立直もしくは役牌のみでも和了したいと思っていました
その思惑もあって西から切ったら対面にポンされました
対面が捨てたポン
クイタンが色濃く見えてきたのでクイタンで軽くジャブを決めるプランに変更
そした打った發は下家に鳴かれました
これで三人の速度勝負となりました
下家が白ポン
これで白と發が揃ったのでワンチャン大三元までありますね
とはいえまだ張ってるかどうかも大三元かどうかも分かりませんが、慎重に押していく方針は変わりません
しかしドラのが出てきたのでもうこれは張ってるっぽいって見えました
そしたら対面が四筒打って決着
これで二着目との点差がかなり開いてしまいました
一向聴だったとはいえ安全牌ともいえない白をいつまでも引っ張ったのがあれだったかな?と、打ってる当時は思いました
あれを引いてすぐに捨てていたらポンされなかったのかな?ってことですね
今回は白を引く前に白が既に下家の手に二枚あったのでどのみち変わらなかったっぽいですが、今後はそういった細かい部分も気を付けていきたい所存
南二局
配牌は4向聴
役牌の北が対子ですが、北家ではあまりポンチーするのはよくありませんってのと、点数状況的に北ドラ1を和了しても後半に不安が残るってことである程度は門前で打点を追っていきたいと思っていました
上家が白ポン
親流しを狙ってるのかな?とも見えます
実際はドラドラの手で親流しどころかそこそこ良い手ですね
下家がポン
打ったのは自分です
これはもう他三人の安全牌、特に上家に対しての安全を取っておこうという理由からです
上家の二筒に合わせて筋の五筒を処理したってわけですが、それを親にポンされてしまいました
まぁ發あるしクイタンっぽいし一筒はどっちにも通りそうって感じで居ました
そこそこ手が進んで北を鳴いても好形三面張でテンパイできる可能性が出てきました
当初の北ドラ1よりも北ドラドラになってさらに他二人が使いにくそうな部分で待てそうなので、最後の北が出てきたらポンするつもりでいました
が、上家が五萬ポン
これで上家から
チーの可能性が出てきました
それと同時に、上家張ったんかな?って感じもしました
待ちに関しては三索が四枚見えているので、
には放銃しません
でも
だったら放銃するしどうしようかねって感じで様子見としました
下家がポンして
打ち
これで張ったようにも見えますが、まだ分からない状況
既に五萬が三枚見えていることもあっての六萬切りは五萬周辺での放銃はそうそうなさそうってことで迂回したようにも見えます
ポンするつもりでいた北を引きました
これで両面両面でどっちをチーしてもテンパイ
萬子であれば三面張、索子でも他の人たちが捨てていることから期待できそうってことでかなり良く見えました
掴んで放銃
自身の手に自身があっただけにこの三筒は切りました
上家に放銃し、一気にラスが近くなってしまいました
一向聴とテンパイは次元が違うってよく言いますが、こういうことです
かなり良形の一向聴でも愚形テンパイの当たり牌を打ってしまえばなんの価値もありません
今回はチーなりポンが出来る時に鳴けなかったのもテンパイしなかった要因の一つですが、この巡目となったら一旦は打って様子見するのもアリだったかなってのが見返して思った感想です
後半になればなるほど一巡の判断が命取りになってきますね
南三局
配牌で遠くにイッツーが見える4向聴
最高形はドラが頭になったイッツー形もしくは平和で立直を打つことですが、こういう時は大抵他が早く局消化に動くことが多いので食いイッツーで三着を守り切るための加点も視野に入れていました
ここまで副露は無いものの、他三者の捨て牌が異様
対して自分はずっと自摸切りで手が進まないので、これはいよいよまずいってところに上家が筒子789でチー
捨て牌的に染めであれば自摸切りは謎の一手
となると濃厚なのはチャンタ形かな?って感じです
そしたら下家が速攻で掴んで放銃
そこそこ形が良くなった二向聴なだけに遅かったなーという感想しか出てきませんでした
ひとまずオーラスは三着をキープする方針で臨みました
オーラス
条件など
目標は三着キープ、あわよくば二着
二着まで→11300点差(7700直撃)
トップまで→12900点差(7700直撃)
自摸和了→満貫だと二着に対して1300点届かず、トップ目の親に対しても900点届かずの跳ね満自摸条件
三着から四着に落ちるパターン→対面からの直撃を食らうパターン(1300以上)と、対面の自摸和了(500/1000以上)の二つ
条件を踏まえての配牌はどっちつかずの微妙な5向聴
役牌が三種類あるため三面張と考えたらまぁ前向きですねって感じですが自分は役牌とか字牌はあまり好きでは無いので手なりで進行予定
下家が前巡に白を打ったので合わせ打とうとしたら發を引いたのでこれでひとまずは仕掛けることが可能となりました
三萬が頭、あとはチー連打でテンパイですが不安な形しか残っていません
それに比べて対面は八筒とか打ってて早そうとしか見えません これがオーラス
仕掛ける気マンマンなので先に周囲に対して危険牌となりうる打ち
それを下家がポンし、出てきた發をポン
これでチーしまくってテンパイの準備は出来ましたが、依然として不安な形は変わらず
次巡を引いたためペン三索を処理
受入枚数的には
のどちらも二種類ですが、カンチャンは両面変化もあるので処理するのはペンチャンから
それに五筒を引いたおかげで仕掛けれる牌の種類が増えたのも嬉しいポイント
これなら六萬チーした場合は両面待ちとなります
引いて
切り
これで三萬ポンも二筒ポンも可能となりました
その場合は両面待ちは消失しますが、速攻がテーマのこの局ではじっくり待ちを選んでいる余裕はありません
予定通りポンして
待ち
捨て牌的に混一色でもおかしくないように見えてしまいましたが、これで良いと思っていました
とはいえ六萬は既に全員に使われていて山には居ないんですよね
混一色っぽく見えたら六萬なんて出てこないだろうから待ちをコロコロ変えてやろうってことでポン
手牌が残り四枚の通称四センチになってしまいましたが、待ちを自由に選べる単騎になったので狙いを定めていく準備をする時間となりました
現時点での候補は「他の人から切られやすそうな牌」が第一候補
自身で切っている牌は当然候補に入らないので、東・南や19牌
そんなことを考えていたら五萬をチーされました
これで下家に放銃したらラスだなーと思いつつ、和了しやすそうな単騎について考えていました
そしたら対面が捨てた五索もポンされ、出てきたのは
455から5をポンした→雀頭候補は別にあるけど、両面チーの構えも逃したく無かったことが伺えます
となると既に雀頭は出来ているパターンが多いので、あとはどの辺が待ちかを考えます
残り四枚の構成を考えてみます
狙っていそうな役はタンヤオでしょう
萬子は89が切られていて、456でチー
筒子は6が一枚出ているだけで一切情報は無し
索子は24が切られていて、75をポン
三萬と二筒は自身でポンしていてこの二種類はワンチャンス
とはいえまだ萬子の34を持っていてもおかしく無い、筒子で四枚とも使い切っていても不思議では無いって感じでした
ひとまず筒子と萬子のしたはヤバイ 索子は残るとしたら36待ちぐらいですが、5をポンしているのと7をポンしている→36が待ちになるのは455577の形から57をポンした時です
この形であれば7ポンして5ポンする必要は無く、しれっと4を捨てれば他の部分でのテンパイとなるでしょう
「持っていないとは断言できないけど持っている場合はわざわざポンした理由はなんなんだろう」みたいなループに陥ってきます
この際、素直に「ポンテンにそばテン無し、チーテンにそばテン有り」って格言に従って索子はほぼ切るつもりでいました
そうこうしていたら対面から立直
対面に自摸られたらその時点で負けが確定するので、なんとしてでも阻止しなければという状況になりましたが、依然として待ちは変わらず七萬
とはいえ引いた六索は通りそうではありますがなぜか七萬切ってますね 見直すと訳がわかりません
こういう理由なき押しは絶対ダメですね
今回の反省点
- 東四局で降りたい手なのになぜか前進した
- 南二局は仕方ない部分があるにしろ、中で様子見する選択肢を使っても良かったかな?という思い
- オーラスで副露しまくってあまり良く無い単騎にしてしまったこと
以上の三点ですね
特に単騎待ちは和了出来る自身のある牌であらかじめ待てているのであれば強い印象ですが、後からコロコロ変えると単騎待ちってのがバレます
なので基本的にはバレない程度に単騎を選ぶってのが単騎での成功率を上げるコツだったりします
今回はオーラスで他者にプレッシャーを与えたいって思惑あってのことですが、流石に二筒ポンはしなくても良かったかなと思いました
これで15ラス中の3回目となります
今後もこんな感じのが12回続きます