クラウドサービス

【それ自動化出来ません?】IFTTTの使い方と作り方の解説

クラウドサービス
この記事は約6分で読めます。
書いた人
あいりゅー(irilyuu)

メインはApple製品(iPhone・iPad・Mac・Watch)と、SwiftとSwiftUIです。ポケカも好きです。
知人のグラノーラ販売を応援しています。詳しくはこちらで。

あいりゅー(irilyuu)をフォローする
スポンサーリンク

IFTTTとは

読み方はイフトで、Webを経由していろんなアプリを繋ぐサービスを行っています

このIFTTTは自分で組まなければ使えないわけですが、それでも難しい知識は不要で、自分がちゃんと把握してさえいればある程度希望のものは出来ます

スポンサーリンク

IFTTT公式サイト

IFTTTの公式サイトはこちら

アカウント作成

まずはアカウントを作成します

とはいっても、GoogleやAppleなどの外部アカウントによるログインも可能なので、自分が使いたいアカウントによるログインも考えてみましょう

サービス作成

サイトは全て英語ですが、Chromeとかだと翻訳を使って、ある程度は読み進めることも出来ます

ただし、全ての翻訳があっているとは限りません

サービス作成する際には、右上のCreateをクリック

すると、以下のような画面になると思います

IFTTTのサービスの作り方

これは中学校で習うレベルなので翻訳は必要ありませんが、「IFTTTサービスを作る上で必要不可欠な考え方」なので、解説しておきます

If This

これは「何かのアクションが起きた時」を指定します

つまりはトリガーで、このトリガーが発動したらこのサービスを実行しますよという条件指定です

Then That

これは「トリガーが実行された時に、行うアクション」を指定します

例えば12時になったから昼休憩に行くっていうのもそうですよね

トリガー→12時 昼休憩→アクション

このようにして、それぞれ設定しなければなりません

If Thisで選べるトリガー

正直、サービスの数が多すぎて紹介しきれないぐらい対応サービスがあります

有名所で言えばドロップボックス、Androidデバイス関連、エバーノートなどがあります

日本ではあまり聞かないようなサービスが沢山あるのは、海外圏ならではと言ったところ

Then Thatで選べるアクション

これまた対応サービスが多く、紹介しきれません

例えば自動ツイートなどがあります

スポンサーリンク

実際に簡単なものを作ってみよう

実際に、IFTTTを使って簡単なもので使用感を試してみたいと思います

今回はDropBoxに何かしらの写真がアップロードされた場合、Gmailを使ってメールを送信する

という、あまり現実的ではないものにしてみます

というのも、Dropboxは当サイトでも紹介していて、GmailはGoogleアカウントがあれば誰でも使えます

要するに「アカウントをすでに持っている人がある程度居る」というのを元に、新たにアカウントを作る必要がないサービスを選んだ結果がこうなりました

アカウント連携

各サービスとの連携は、アクション選択時の以下のconnectを押します

iftttと他サービスとのアカウント連携はconnectをタップ

If This

まずはトリガーですね

これはDropBoxを選択し、New photo in your folderを選択

これは「あなたのドロップボックスのフォルダに新規写真がアップロードされたら」という意味です

選択すると、フォルダ名を指定する場面になります

これは、初期→フォルダ名の場所のことを意味しています

dropboxのフォルダ選択

今回は超わかりやすく、IFTTTとしました

DropBox内にフォルダが無い場合、作っておいてください

フォルダを作る場合、DropBoxの一番上の場所に作ります

フォルダを作る場所は一番上

無事にトリガーを設定し終えると、以下の画面になります

トリガー選択後

Then That

次に、アクションを指定します

今回はGmailなので、Gmailと検索

アクションは二種類ありますが、今回は自分宛てでも他者宛でもどちらでも構いません

今回は自分のサブアカウント宛に送ったため、左側の通常送信を選びました

次に、送信先のアドレスなどを入力します

Gmail送信時の設定

それぞれ変数などが扱える箇所があるのがわかると思います

Add ingredientで、元々用意されていて使えるテンプレみたいなものを表示することが出来ますが、Ifのアクションによって使えるテンプレは異なります

これを使えば、Filenameだったり、写真URLだったりを自動で挿入することが出来ます

なお、このGmailで解説すると

  • Subject→メールタイトル
  • Body→メール本文(HTMLが使えます)
  • Attachment URL→写真のURL

で、それぞれ構成されています

NoExtは拡張子を非表示にするという意味で、FilenameNoExtのケースは画像.pngだった場合、.pngが消去されたものが表示されるようになります

ここまで設定を終えて追加すると、以下みたいになります

ifttt完成まで後少し

これでContinueを押せば、いわゆるコンパイル作業が開始されます

完成後の設定など

完成後に、以下の画面が出てきます

完成後の通知表示

これは「アプレットの実行時に通知を許可するかどうか」っていう意味で、チェックを外しておけばいいと思います

これでFinish

動作確認

ここまで終えると、ひとまず使えるようにはなっているはずですが、念の為確認しておきます

アカウント→Activityの順にクリック

ここは自分が作ったアプレットの実行履歴が見れます

さっき作ったやつが、Applet turned onになっていて、緑マークが付いていれば問題ありません

逆にApplet turned offになっていて、灰色のマークだと機能していません

緑になっていることを確認し、Dropbox/IFTTTに適当に写真をアップロードしてみます

Gmailが送信されれば、完成です

スポンサーリンク

IFTTT注意点

それぞれ注意点などがあるため、掲載しておきます

無料版の制限

基本利用料は無料ですが、サービスをたくさん追加したい場合は有料プランに移行する必要があります

無料プランはサービスプリセットを3つまで、有料プランは無制限です

トリガーとアクションは内容が違う

例えばツイッターを例にあげます

トリガー

  • 自分宛に新規リプレイが来た時
  • 自分宛に新規リツイートが来た時

などの内容ですが

アクション

  • 新規投稿
  • 動画を新規投稿

など、同じサービスでも当然内容は違ってきます

サービスを使うためにはアカウントが必要

これも当然ですが、ツイッターであればツイッターアカウント、FacebookであればFacebookのアカウントが必要になります

細かいカスタマイズが出来るとは限らない

iPhoenやiPadショートカットのように、テキストをあれこれいじくり回して整形して投稿みたいな使い方を望んでいる方も居るかも知れませんが、変数的な扱い方はある程度限定されています

ただ、中にはショートカット側で整形することで中身を自在に扱うことが出来るケースもあります

自分の使い方

最後に、実際に使っている自分の使い方を紹介

iPhoneショートカットと、IFTTTを連携して自動ツイートをするっていうものです

ショートカット側で以下を行います

  1. 現在日から1日を減算し、昨日の日付を取得
  2. 昨日の日付から、このサイトの昨日のアーカイブページを取得
  3. アーカイブページの中身が404だった場合、何もなしをIFTTTにPOST
  4. アーカイブページの中身に記事が一つでもあった場合、IFTTTにアーカイブページのURLをPOST

ここからIFTTT側です

IFTTTは「指定されたアドレス宛にPOSTで送られたものを自動ツイート」っていう流れです

使用サービスはトリガーがWebhook

アクションはツイッター

これで、後はショートカットのオートメーションで指定時間ごとにアクションを実行すれば完成

ここまでざっと紹介しましたが、別ページにて詳細解説もしています

今回は以上です

タイトルとURLをコピーしました