BTOパソコン、ゲーミングPCとは
ゲーミングPCとは、その名の通り「ゲームを快適に楽しめるように設計されたPC」の事です
とは言えあまり知識が無い方だと、どういうパーツがゲーム向きなのかっていうのはあまり馴染みがないと思います
ここではそれらについての簡単な解説と、BTOパソコンのオススメの購入時期などを掲載しておきます
こんな方にオススメです
・BTOパソコン及びゲーミングPCの購入を考えている
・ゲーミングPCのパーツが大体どんなものが使われているのか知りたい
・PCを購入する上で、少しでも安く購入出来る時期が知りたい
BTOパソコン
BTOパソコンとは、PC販売会社が予めパーツを組んだ状態で販売する形態のこと
これらは専門知識を持った人が組むため、初心者でもスペックさえ間違えなければ安定した買い物と言えます
BTOに関してはゲーミングに限らず、必要最低限~そこそこの性能といった具合に、購入者の予算・目標スペックごとに販売されている
ゲーミングPC
上記のBTOで最も支持されていて、商品数が多いのがゲーミングPC
最近はeスポーツと言ってゲームだけどプレイヤースキル次第では賞金を稼ぐことも出来るようになり、一段と注目度を集めていると言ってもいいと思います
ちなみに韓国やアメリカなど海外では結構前からこういったゲーム大会で賞金を得るっていうのは存在していました 日本はずっと「ゲームは遊び」っていう考えが根強く、優秀な日本人はほとんどが海外へ行きました
BTOでゲーミングPCを買う場合も、専門知識を持った人が組んだPCを買うっていうのはお手軽かつ安心なので良いと思います
ただ、ゲーミングPCは総じて高額になる傾向にあります
更にはスペックに関する知識が不足していると以下のような現象が起きます
今の時代のPC向けゲームならこういった事はあまりないと思いますが、それでも知識を持っておく事は何に置いても重要です
それに今となってはゲームだけではなく、ゲーム配信を目的とした方も少なからずいると思います
そういった面からも、色々と細かい情報も書いていきます
PC基礎知識
ここからはゲーミングPCのパーツに一体どんなものが使われているのか、そしてなぜ高額になりがちなのかっていうのを解説していきますがその前に、なるべくわかりやすく読み進めていただくために、まずはPCパーツの基礎知識から簡単に並べておきます
基礎知識1 CPU
ゲーミングPCで無くとも重要な、PCの頭脳と言ってもいいパーツ
主にPC向けのCPU製造会社はインテルとAMDの二社で、最近ではAMDが発売するRyzenシリーズが絶好調で、会社評価だけで言えばAMDの方が上
ただ未だにインテル製CPUの方が、ゲームをする上での性能は上らしい
基礎知識2 グラフィックボード
ゲーミングPCでは必須、そうでないPCでは無くても良いっていうゲーミングPCを象徴するパーツ
これの性能とCPUの性能とメモリの容量によって、プレイ出来るゲームの幅や画質設定などが異なってくる
人気なのはNVIDIA社のGeForce
バージョンがどんどん上がり、一昔前は700番台でOKだったのが今となっては最低でも1600番台とか普通に有り得るし、なんならガチゲーマーは最近発売された3000番台も視野レベル
基礎知識3 メモリ
PC作業をする上で作業領域ってのは広いほうが良いです 机もそうですよね
このパーツはPC作業領域そのもので、大体が8GBから16GB 多いと32GBなど搭載出来る
基礎知識4 電源ユニット
ゲーミングPCをする上で必要なグラフィックボードは電力消費が大きいタイプもあるため、電源ユニットの選定を怠ると電力不足となりパーツが機能不十分になりうる
ただしグラボを搭載していないPCであれば、必要最小限でコストを抑えることも可能
基礎知識5 マザーボード
パーツを全て載せる基盤 CPUによっては使えるマザボと使えないマザボが存在するが、BTOで買うのであればあまり気にしなくてもいい部分
基礎知識6 その他のパーツ
これらはゲーミングであれそうでないにしろ必要なパーツです
後はUSBポート、ネットワーク、サウンド、ケースなどがありますが、これらはBTOでも細かく指定することは不可能に近いので考えなくていいです
というより、大体はマザーボードに搭載されています
ケースだけは別ですが、それでも外見の違いとかそういった程度の場合がほとんどです
ゲーミングPCが高額になりがちな理由
ここからが本題
ゲーミングPCは近年のゲームの進化と共に必要とされるスペックが向上してきました
その理由はApexなどを知っている方はイメージしやすいですが、映像処理・音声処理などの処理内容がかなり多いんですよね
多少なりともサーバーサイドでの処理も加わっていますが、それでも映像などはグラボが担当する部分がほとんどです
各パーツごとのゲーミングPCにおける役割などを簡単に解説します
CPU
上記の通り、PCの頭脳にあたります
それ故に処理性能は高いほうが良いと言うのはイメージしやすいと思います
これが性能が悪い・世代がいくつも前のものを使っていると、今後のゲームに追いつけなくなる可能性は十分にありえます
インテル製だと10世代のi7が、AMD製だとRyzen 7シリーズが推奨スペックとして要求されることが多いです
マザーボードと一緒に考える必要があるので、以下のページを参考にしてみましょう
グラフィックボード
これがないと映像処理がかなりの負担になります
CPUやマザーボード自体にもグラフィック処理の性能は最低限は搭載されていますが、それはゲームで実用レベルとは言えません
近年ではGTX790(FF14)から970(Apex)、1060(原神)、1660(モンハン)などがあります
これらの数値に届いていない場合、必要スペックすら満たしていないケースもありえますから、ゲームがカクカクしてまともなプレイが望めない場合もあります
グラフィックボードについて詳しく知りたい方は以下をどうぞ
メモリ
これはよほどのことがない限り8GBでも推奨スペックとして表記されている場合が多いです
とは言えモンハンの最高スペックプレイ時や原神の推奨スペックに16Bが要求されていることもあり、16積めるのであれば16にしておきましょう
ちなみにメモリやグラフィックボードは後から換装(取替)することも出来るため、最初は8で後から必要に応じてグレードアップも考えてみましょう
電源ユニット
ドスパラなどのサイトでシュミレーションをすることが出来ます
これは事前にCPUなどの他のパーツをすべて決めた上でシュミレーションをするのが正解だと思います
ハードディスクやSSD
これはゲーミングPCに限った話ではありませんが、できればSSDが良いです
HDDは過去のテクノロジーになりつつあります
SSDは読み書き速度が早いことが特徴で、ノートPCなどであれば持ち運び時のリスク軽減が可能です
さらに言えば、NVMe M.2 SSDっていうタイプの方をオススメします
SSDが早いとは言え、HDDテクノロジーで使っているものを流用した箇所があり、データの転送速度に上限があります
NVMe M.2 SSDだと、そのデータ転送速度が更に早くなります
NVMe M.2 SSDっていうのが最も高速な次世代規格となります
この当たりはPCによっては選べなかったりもします 購入時に「こういうものもあった」ぐらいで構いませんが、最低限SSDが望ましいです
ただしM.2には注意点もあるため、こちらのページを読んでおくと良いと思います
各パーツごとのおおよそのお値段
それではここから各パーツごとのおおよそのお値段と行きたいと思います
今回例にあげるのは、Apexも原神もプレイ可能かつ余裕があるラインのPCです
なお、パーツはここまで挙げてきた「高額になりがちな要因」達限定です
CPU | インテル i7 10世代 |
グラボ | GTX 1660Ti(6GB) |
メモリ | 16GB |
電源ユニット | 650W |
これがそれぞれいくらなのか、おおよその金額が以下
- CPU→35,000
- グラボ→26,000
- メモリ→6,000
- 電源ユニット→7,000
4パーツそれぞれのおおよその平均値が上記で、合計で74,000
ここではこれらのパーツをすべて乗せるマザーボードは含まれていません
如何にゲーミングPCが高額になりがちかっていうのが分かったと思います
ちなみにスペックをかなり落とした、いわゆる「ネットサーフィン程度」の場合は4パーツのうちグラボが不要で、3パーツもそれぞれ値段をかなり落とせます
次ではこれらをセールを利用して、ある程度の出費を抑えるプランを紹介
セールを狙う購入方法
上記の通り、ゲーミングPCは総じて高額になりがち
そこで少しでも安くなるならと、セールを狙う方法が一番現実的だと思います
年がら年中セールが行われているように感じますが、一番の狙い目はやはり「クリスマス商戦」と、「決算時期」の2つ
日本企業は決算が4月と10月だったりすることが多いですが、これはあくまで企業ごとに違うので一概にこの月が狙い目!とは言えません
ただし、それぞれのサイトの決算セール時期を良く見てみると分かると思います
ドスパラ→大決算セールが7月
ツクモ→本決算セールが大体3月ごろ
BTOサイトのセール状況を簡易的にまとめたページを作りました
まとめ
ここまでPCの基礎知識・ゲーミングPCが高額になりがちな要因・セールを狙う戦略について掲載しました
決算セールや在庫処分セールなどは、お目当てのPC構成品があるとは限りませんし、あったとしても判断が遅ければ速攻で消え失せます
しっかりと貯金などの計画をし、自分に必要なPCスペックを予め調べておき、余裕を持ってセールに参戦出来るようにしておきましょう
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