自作PCについて
2020年から2021年にかけての冬季休暇が長くなりそうなので、この時間を使ってネットゲームをやる方はそこそこ多いと思います
今だとAPEX、原神などいろんなゲームがありますが、それらを遊ぶ上での基礎知識は十分ですか?
このページでは、そういった高負荷のオンラインゲームをプレイする上で必須になるゲーミングPCから、低予算でそこそこのスペックを作るための予算別の構成やパーツ紹介をしたいきます
自作PCで必要不可欠な知識・注意点
一口に自作PCと言っても、具体的に把握しているかどうかで無駄な買い物をするかどうかが変わってきますし、中には規格外のパーツを使おうとして故障に繋がりかねません
そういった自体を防ぐためにも、まずは必要不可欠な知識から紹介します
OSはWindows一択
OSはLinux、Mac、Windowsなどがよく使われていますが、自作PCのOSと言ったらWindows一択です
スマートフォンで例えるとわかりやすいですが、Androidは多種多様なメーカーから出ていますが、iPhoneやiPadを含めたiOSなどはApple社からしか出ていません
これはAndroidを開発しているグーグルが「OSだけ作って他の会社に提供している」のに対し、Appleは「OSも本体も自社で作成して他の会社には完成品しか提供しない」スタンスを取っているからです
そしてMacを開発しているのがApple社であることを考えると、Macの自作が不可というのが分かります
そしてLinuxですが、現在では一般的に使用され始めているらしいですが、それでも大多数がサーバー・スーパーコンピューター用にカスタマイズされたものが主流だそうです
よって個人でPC環境を整えるのであれば、一般的なユーザーがたくさん使っているWindowsの方が扱いやすいと言えます
パーツは複数の規格などがある
必要なパーツを揃えたらそれで良いんじゃない?と思われている方は失敗します
マザーボードとCPUの組み合わせが一番多いですが、CPUにはそれぞれ独自のソケット形状があり、マザーボード側と一致していないと組む事はできません
たとえ同じインテル社製のCPUだとしても、年代が違うと規格が違って組むことが出来ないなんてことも普通に有り得ます
まずは規格がちゃんと一致しているかどうかを確認するのが大事です
BTOという選択肢
メーカーにPCのパーツ構成をあらかた提出し、それを組んでもらって配送してもらうっていうBTOも一つの選択肢として入ってきます
ただ、自分の望むPCが確実に組めるとも限りません
場合によっては自分でパーツを揃えて組むほうが配送料・工賃などの余計な出費を抑えられるケースもあります
全て自己責任
慣れている人ならわかることですが、自作PCである以上すべて自己責任です
規格無視して押し込んでのパーツ破損、ケーブルを挿す場所を間違えて過電流でマザーボードやパーツが破損
こういったケースも全て自己責任です
このサイト中で紹介するパーツは規格などをちゃんと考慮して掲載しますが、時期によっては商品のスペックが変わっていることも当然有り得ます
予め自分でスペック等を確認し、パーツを選べるようになりましょう
お約束事ですが、中の人は一切責任を持ちません 自己責任で
自作PCを構成するパーツリスト
自作PCを組む上で必要なパーツをそれぞれあげます
- ケース
- マザーボード
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラフィックボード
- 光学ドライブ
- 電源ユニット
- WindowsOS
ざっと上げただけでも上のパーツは欲しい所というか、光学ドライブとケース以外は無いと動かない
以下、それぞれのパーツごとに簡単な紹介と、それぞれのパーツ解説のリンクを掲載
CPU
まずはここから選びましょう
CPUとは「コア・プロセッサー・ユニット」の略称です
演算処理をする装置のことで、こいつの性能=計算処理速度だと思ってください
こいつの性能が良いほど、負荷の高い演算処理がこなしやすくなります
ゲーミングPCではこいつとグラフィックボードの性能が重要になります
ただ、エクセルやネットサーフィン等の軽い使用頻度であれば重要ではありません
マザーボード
基本的にCPUを決めてからマザーボードを考えます
CPUをIntel製にした場合と、AMD製にした場合とでは選ぶ製品が全く違ってきます
メモリ
これはデスクトップ用とノート用の2つがあります
混在しがちなので注意
このメモリを積めば積むほど、いろんなアプリを同時に立ち上げても作業が軽快になります
逆に必要最小限のメモリしか載せていない場合、ブラウザのタブを開きまくっただけで処理が遅くなる場合があります
ストレージ
現在主流なのはSSDですね
HDDとSSDの2種類があり、解説などは以下のリンクを見てもらうとして、簡単に解説するとSSDで良いです
グラフィックボード
ゲームをするならCPUの次に金をかけろ
そうでないならある程度で妥協していい
そんな感じのパーツです
とはいえ、ライトゲーマーだったら1660以降のやつであれば大体のゲームは満足にできる
プロ(笑)ゲーマー目指すんだったら甘えるな
Youtubeとか見る程度の映像処理であれば、CPUに内蔵されてるものでも十分
光学ドライブ
主にDVDスーパーマルチドライブとか言われてるやつ
最近の主流がBDなのかDVDとBDの併用なのか、よくわからんけどとりあえずBD対応のやつを選んでおけば問題ない
ただ、BDを再生するにはそれなりのグラフィック処理が必要となるため、グラフィックボードも装備しないと行けないケースもあるし、電力消費量も上がるから下記の電源ユニットを選ぶ時は注意が必要
完全自作の場合、OSをインストールする時にディスク版を選んだ場合はこのドライブが無いとOSをインストールできない
USBタイプを使ってインストールする場合、最悪なくても良さそう
電源ユニット
各パーツごとに消費電力は異なり、それらを全て合算した消費電力よりも若干余裕がある電源を選ばないとまともに動かない
簡単に言えばパーツ全部合わせて100として、電源が100だった場合は少し負荷が上がっただけで101や110とかになり、電源の能力を超えてしまいます
そうなると各パーツへの電力供給が正常になされなくなり、結果的にパーツ全体の機能を低下させる自体になります
断言しておきますが、高性能なグラフィックボードやCPUなどを搭載する場合はここはちゃんと選んでおかないと後で電源ユニットをもう一つ買う羽目になります
ケース
パーツを格納するケースも、ある種選ぶポイントはあります
マザーボードはCPU規格の他に、マザーボード自体の大きさによる規格があります
その規格と一致したケースでないと、そもそもケースに入らないなんて事態にもなりかねません
目的別のおおよその値段
ここからは予算別のスペック目安を紹介しておきます
そこそこ満足にゲームがしたい
グラボは1660ぐらいまで、CPUはi5あたりが妥当かなと思います
メモリは8か16はお好みですが、原神をやる上でグラボ1660を使うんであれば16載せておけば推奨スペック(快適プレイの目安)を達成出来る
約10万ほど
そこそこじゃなく快適が欲しい
グラボは1660以降、メモリ16GB、CPUはi7以降を考えましょう
とにかく快適じゃないと無理死ぬ
i9の10世代以降、メモリ16GBは最低限
後は換装でパーツをどんどん入れ替えていきましょう
まとめ
おおよそのパーツごとの役割・ゲームに置いての重要性が分かったと思います
それぞれのページを参考に、自分に必要なスペックを考えてみるのもいい勉強です
ぜひとも無駄な買い物だけはしないように、しっかりと知識を吸収していきましょう
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