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| 氷結界(カテゴリ) | 魔法カード | 手札から特殊召喚 |
氷結界の三方陣
| 通常魔法 |
| ①：カード名が異なる手札の「氷結界」モンスター３体を相手に見せ、相手フィールドのカード１枚を対象として発動できる。 その相手のカードを破壊し、手札から「氷結界」モンスター１体を特殊召喚する。 |
効果解説
このカードは相手のカードを破壊しつつ手札から氷結界モンスターを特殊召喚出来ると、一見するとかなりの便利カードに思えます。しかしいくつかの欠点があるため、それらを中心に解説していきます。
まずは「カード名が異なる氷結界モンスターを手札から3枚見せる」ですね。そもそも氷結界の三方陣を含めた、4種類のカードが無いと発動すら出来ません。そのため手札でずっと残ったままという現象も珍しくはありません。これを解消するプランは後半で解説します。
相手のカードを破壊と、手札の氷結界モンスターを特殊召喚するのはどちらも同じ処理として扱います。そして、見せたカード以外の氷結界モンスターを出すことも可能です。(公式Q&Aより)
3種は全く展開する気がないモンスターを見せておいて、別のモンスターを出して相手を驚かすのは面白そうではありますが、手札がモロバレなので相手からしたらふーんという程度に終わる可能性もあります。
相手フィールドの破壊するカードは何でもOKです。魔法であれ、モンスターであれ、好きに破壊出来ます。
相性のいいカード
まずは手札に氷結界の三方陣以外に氷結界モンスターが3種類必要です。これについては氷結界モンスターをサーチ出来る氷結界の決起隊、氷結界の紋章があります。墓地からの除外も考えるのなら氷結界に至る晴嵐の②の効果でも可能です。
他のサポートカードを併用するのなら、水属性ではおなじみのサルベージですね。攻撃力1500以下という制約が発生しますが、氷結界の随身も氷結界の伝道師も氷結界の守護陣も下級氷結界はだいたい1500以下なので一気に2枚回収し、氷結界の三方陣に繋ぐことも出来ます。
氷結界の紋章も氷結界の三方陣も氷結界の虎将 ウェインでサーチが可能なので、どっちから使うにしろ氷結界の虎将 ウェインはほぼ必須です。
そしてこのカードで特殊召喚する(したい)モンスターはやっぱり上級氷結界ですね。氷結界モンスターの上級だと氷結界の虎将 ウェインを除くと、全員が自身を特殊召喚する効果を持ちません。氷結界の伝道師で墓地から蘇生するか、氷結界の随身で手札から特殊召喚するかは出来ますが、相手のカードを破壊しつつ出せる点を活かすなら氷結界の三方陣が有利だったりします。
後は起動効果が優秀な氷結界の照魔師、墓地から蘇生するためにあえて氷結界の伝道師を出すのも面白いところですね。そのターン中に氷結界の虎将 ウェインの効果を使っていないのであれば氷結界の三方陣で出してもいいですが、自身が特殊召喚効果を持っているのであえてこちらで出すのはやはりカードを1枚破壊出来る点を活かすしかありません。
まとめ
氷結界の三方陣は破壊と特殊召喚を同時に行える便利なカードではありますが、他のカードに依存する内容となっています。使うとしてもフル投入は事故の元になるので避けて、氷結界の虎将 ウェインでサーチする前提で1枚入れておくかぐらいの感覚が良いと思います。