【遊戯王】氷結界の龍 トリシューラの使い方と解説【氷結界/シンクロ】

この記事のタグ

タグ: カードを除外, シンクロモンスター, ドラゴン族, レベル9, 氷結界(カテゴリ), 遊戯王

氷結界の龍 トリシューラ

効果解説

氷結界の龍 トリシューラは効果は一つだけですが、その一つがとんでもない性能をしています。そのため、1ターン目に連打して相手の手札をすべて除外とかいう事態を引き起こしたため、制限カードになっています。今でもこの効果が強く、更にはストラクチャーデッキにてある意味強化されたカードと言えます。しれっと準制限になりました。

S召喚に成功した時というテキストなので、タイミングを逃します。ただし自分ターンに召喚するタイミングに気をつければ逃す事はないと思います。問題は相手ターンにS召喚する場合ですね。主に水晶機巧-ハリファイバー→水晶機巧-クオンダムの流れから狙うことが出来ますが、その場合には水晶機巧-クオンダムの発動を一番最初にすれば大体のケースは問題ありません。

相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外出来るという書き方には色々と込められています。まずは3箇所から除外する効果ですが、それぞれ1枚までという書き方なので0枚でも問題ありません。よって先行1ターン目に出して相手の手札1枚だけを除外ということも出来ます。更には対象と書かれておらず、選んでという書き方なので対象を取らない除外です。そしてフィールドから除外する場合ですが、破壊するわけではないので破壊耐性をすり抜けます。

効果を使った後はなにもない攻撃力2700のドラゴンになってしまうのは欠点ではありますが、リンク素材などにして貪欲な壺で回収、再度シンクロ召喚とかも狙えます。使い切りとして採用するか、効果の再利用を前提にしたデッキにするかは個人の好みですね。

相性のいいカード

相性が良いかどうかは不明だけどもまずはS召喚するには素材が3体必要です。シンクロ素材が2体以上は水晶機巧-グリオンガンド、氷結界の還零龍 トリシューラもそうですが少しばかり手間がかかります。

氷結界でいうと氷結界の照魔師と氷結界の依巫の2枚から出すことが出来ます。効果で氷結界の霜精を出しますが、この時レベル変動効果は使わずに3体でS召喚します。

これ以外にもいろんなパターンで出すことが出来ます。水晶機巧-グリオンガンドはチューナー2体以上なので同様のルートでは出すことが出来ませんが、氷結界の還零龍 トリシューラは氷結界の霜精でレベルを3にすれば出すことが出来ます。氷結界専用感の出し方っぽいですが、そもそもどちらも氷結界ですしね。

氷結界の展開にてこの氷結界の龍 トリシューラを含む、他のシンクロ4種から好きに選んで出せるルートを掲載しているのでそちらも参照してください。

別のパターンだとシンクロ召喚関連の魔法罠ですね。王者の調和は効果でS召喚扱いで出すと書かれているため、素材が2体でもS召喚の効果を使うことが出来ます。リミットオーバー・ドライブみたいに単純に特殊召喚と書かれている場合はS召喚扱いにはならないため効果を使うことは出来ません。

そしてこのカードの効果を再利用するならシンクロキャンセルが筆頭ですね。S召喚→キャンセル→S召喚と繰り返すことが出来ます。この氷結界の龍 トリシューラは効果に1ターンに1度というのが書かれていないため、実現可能ではあります。別の方向だと深海の都 マガラニカの③の効果と一緒に使って相手の手札を2枚除外することも出来ます。

そして忘れてはいけないのが氷結界の還零龍 トリシューラですね。S召喚した氷結界の還零龍 トリシューラが相手によって破壊された場合、EXデッキ・墓地の氷結界の龍 トリシューラを攻撃力3300にして特殊召喚、更に相手フィールドの表側表示モンスターの効果無効と攻撃力半減。色々とありますが、要するにトリシューラからトリシューラになりますね。

追加で除外したい場合はトリシューラの鼓動もオススメです。墓地にあるなら相手の効果を1度だけ無効にでき、氷結界の龍 トリシューラのS召喚時の除外効果を通しやすくなります。

まとめ

氷結界の龍 トリシューラは今なお強力な効果を持っており、シンクロ召喚主体のデッキであれば普通に入ります。効果を使った後はバニラにはなりますが、リンク素材など豪華な使い方をすることも考えられますし、シンクロキャンセルで再利用するのも手です。

EXデッキに空きがある場合は氷結界の還零龍 トリシューラも入れてあげましょう。

関連