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氷結界(カテゴリ) | レベル3 | 魔法使い族 |
サルベージ対応 | 清冽エリア対応 |
氷結界の破術師
効果モンスター | |||
レベル/ランク | 3 | 水属性 | 魔法使い族 |
攻撃力 | 400 | 守備力 | 1000 |
①:自分フィールドに他の「氷結界」モンスターが存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、 セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。 |
効果解説
一言で言えば「モンスター版魔封じの芳香」ですね。魔封じの芳香とは罠カードの一つで、「お互いのプレイヤーは魔法カードはセットしなければならず、セットした次のターンが来るまで発動出来なくなる」という効果です。簡単に言えば魔法カードの発動を1ターン遅らせることが出来ます。
魔封じの芳香自体は罠カードという性質上、同じく罠カード主体かつ魔法カードをそこまで活用しないバージェストマにて採用されることが多いです。ハーピィの羽根帚怖いもんね。
この氷結界の破術師はそんな魔封じの芳香の効果を内蔵していながらも、活用方法は大きく異なります。まずは他の氷結界モンスターが存在しなければ効果が適用されないこと。これがかなり大きく、自身のステータスの低さもあってお互いに守れるような効果を持った氷結界を出す必要があります。具体的には魔法罠による破壊を防ぐ氷結界の大僧正、魔法罠の発動を1回に制限する氷結界の交霊師、相手のモンスター効果の発動に応じて手札を捨てさせる氷結界の虎将 ライホウ、レベルや攻撃力によって攻撃宣言を封じる氷結界の術者や氷結界の守護陣などですね。
とは言えこのカード+他の氷結界が存在する限りは魔法の部分を取り除くことになるので、怖いのは激流葬や他の氷結界が奈落の落とし穴に落ちていくことぐらいでしょうか。
次の問題はこのカード自体のステータスの低さ。攻撃力400、守備力1000なので氷結界の守護陣で守ることも出来ません。氷結界の術者もレベル3とかで攻撃力1000を超えるモンスターに対しては無力なので、結局のところこのカード自体がすぐに戦闘で破壊されるリスクのほうが大きい。なるべく守備表示でですことを意識したいカードの一つです。
そして最後はお互いのプレイヤーが魔法カードの発動に1ターン使わなければならないこと。これは氷結界の破術師を召喚した自分にも影響するため、氷結界の晶壁やハーピィの羽根帚など重要な魔法カードも1ターン遅れてしまうことには注意が必要。
相性のいいカード
このカードは他の氷結界モンスターが居なければ魔法ロックをかけることが出来ません。そして守備表示で出したいことを考えると、氷結界の伝道師や氷結界の虎将 ガンターラ、氷結界の晶壁、氷結界に至る晴嵐の効果で守備表示にして出すことを意識しましょう。
このカード自体はレベル3ですが魔法使い族なので浮上には対応していません。しかしサルベージや清冽の水霊使いエリア、氷結界の紋章で手札に加える事は簡単です。
自分ターンに魔法ロックを外したい場合、氷結界の虎王 ドゥローレンやリンク素材としてどかす事でロックを外すことが出来ます。リンク素材として墓地へ送った場合は海晶乙女コーラルアネモネや氷結界の伝道師や氷結界の晶壁の効果で再び出すことが出来ます。氷結界の虎王 ドゥローレンの効果で手札に戻した場合は通常召喚をする必要があります。
戦闘破壊を意地でも防ぐ場合は水舞台がオススメです。水属性モンスターとの戦闘では破壊されなくなる効果を持っており、墓地次第では破壊された時に水族を1体蘇生することが出来ます。水舞台→氷結界の破術師という流れなら魔法ロックの影響を受けること無く出せるので、意地でも守る場合は検討出来ます。多分。
相性がよろしくないカード
このカードは魔法使い族なので魔導関係のカードも一応使えなくはないですが、魔法ロックが発生している状況で魔法を連発するテーマとは相性がよろしくありません。そらそうだよね。
まとめ
このカードは氷結界の中でもかなり影響力のある効果を持っていますが、いかんせんステータスの低さがネックとなってまともに仕事ができずに倒されることも多々あります。そのあたりに気をつけて展開することが出来ればかなり有利となります。
何の考えもなしに出すと自分も苦しくなるので撤去手段は考えておきましょう。