Apple製品を購入した後、「やっぱりAppleCareあとから入りたい」と思ったことはありませんか?購入時はコストを抑えようと保証を見送ったものの、落下や水没、故障のリスクが気になってきた…。そんな方に向けて、AppleCareあとから加入が本当にできるのか、どんな条件や手続きがあるのかを詳しく解説します。
AppleCareあとから加入は「可能」!
まず結論から言うと、AppleCareあとから加入することは可能です。ただし、以下の加入期限と条件を満たす必要があります。
加入できる期間
AppleCareには主に2つのタイプがあります。
- AppleCare+(アップルケアプラス):修理保証が延長され、事故による損傷(落下や水没)も対象
- AppleCare Protection Plan:一部Macなどに提供されていた旧プラン(現在はAppleCare+に統合されつつある)
AppleCare+の場合、基本的には製品購入日から30日以内であればあとから加入できます。ただし、以下のような例外もあります。
デバイスの種類 | あとから加入可能期間 |
iPhone / iPad / Apple Watch | 購入後30日以内 |
Mac / Studio Display | 購入後60日以内 |
Apple TV | 購入後1年以内(国によって異なる) |
このように、製品の種類や販売国によって違いがあるため、Appleの公式ページ(https://support.apple.com/ja-jp)で都度確認するのがおすすめです。
AppleCareあとから加入する方法
AppleCareにあとから加入するには、主に次の3つの方法があります。
Apple製品本体から直接手続き
- 「設定」→「一般」→「情報」→「AppleCare+ 保証を追加」をタップ
- 対象期間内なら手続き可能
- デバイスの状態をチェックされることがあります(診断テスト)
Apple Storeでの加入
- 店頭にデバイスを持ち込んで加入可能
- スタッフが状態確認を行い、その場で保証の対象かどうか判断
- 一部店舗では予約が必要
オンラインまたは電話サポートでの加入
- Appleのサポートページからチャットまたは電話で申し込み
- シリアル番号と購入証明書が必要になる場合あり
- 状態確認のため、遠隔で診断されることも
AppleCareあとから加入する際の注意点
加入可能とはいえ、以下のようなポイントを理解しておくことが重要です。
デバイスに損傷があると加入できない可能性がある
AppleCare+は、「正常な状態」のデバイスであることが前提です。画面割れやバッテリーの不具合がある場合、診断テストでエラーが出て、AppleCareあとから加入できないケースがあります。
購入証明書の提出を求められることがある
特にオンライン購入や中古購入(未開封品)などでは、Appleから購入証明の提示を求められる場合があります。購入日が確認できないと、保証のスタート日がずれるリスクもあります。
月払いと一括払いが選べるが、条件に差がある
AppleCare+では支払い方法を月払いにすることも可能ですが、途中での解約や払い戻しの条件が異なるため、契約前に公式サイトでの確認をおすすめします。
AppleCareに入るべきか迷った時の判断基準
「壊れたら都度修理でいい」と考える方もいますが、以下のような方にはAppleCare+の加入をおすすめします。
- iPhoneやMacを仕事で頻繁に使う
- デバイスをよく落とす、壊しやすい
- 海外でも使用予定がある(AppleCare+はグローバル保証あり)
- Apple Watchなど修理費用が高額な製品を使っている
AppleCareあとから加入できない主なケース
最後に、AppleCareあとから加入できない代表的なパターンを紹介します。
- 製品購入から加入期限が過ぎている
- デバイスが壊れていて診断テストに通らない
- 販売元が非正規(例:一部の中古販売店など)で、購入証明書が出せない
- 対象製品ではない(例:一部のアクセサリー類や古いモデル)
まとめ:AppleCareあとから加入は早めの決断がカギ
AppleCareあとからの加入は、製品購入後の一定期間内であれば可能ですが、状態や証明書の有無、診断の結果によっては断られることもあります。気になる方は、購入直後に早めに判断するのがおすすめです。