去年の5月、ニンテンドースイッチを無線化する商品と同時に買ったワイヤレスイヤホンのレビューを書きます。
買った商品
買ったのはタイトルにある通り、AKIKIのTWS P10です。購入の決め手は値段と機能の二つで、それぞれ公称スペックを基に書いていきます。
おそらくですが既に生産終了している上に、もっといい奴がゴロゴロあると思います。ちなみにですが、これを更新してる今現在はAirPods 3を使っています。
お値段
ワイヤレスイヤホンを探していて大体あるのがソニーとかアンカーの商品。ひとまず使えれば良いかなって感じだったので、ブランドやお値段は気にしていませんでした。他にも類似品が多々あり、値段も大体このぐらいかーって感じで分かってきたので、次はスペックですよね。
公称スペック
ここからはショップサイトなどの記載を見ながら書いていきます。
- Bluetooth5.0+EDR
- プロファイル AVRCP A2DP HEP HSP
- イヤホン単体の駆動時間(音楽など) 3時間
- 防水 IPX7
- コーデック SBC AAC
これらについての解説は以下をご覧ください。

その他の特徴
HI-FIスピーカー
価格が安いながらも、高音質イヤホンに劣らないドライバーを搭載しているらしいです。この辺については個人差がありますが、自分は少し低音が弱いかな?と思いました。
タッチボタン式
物理ボタン式ではなく、この製品はタッチボタン式です。意図しないタッチでも反応するため、使う時はイヤホンの外側を持つようにするといいです。
充電ケースがモバイルバッテリーになる
イヤホンの充電ケースに付属のUSBケーブルを挿してスマートフォンに挿せば、モバイルバッテリーとしても使えます。
この使い方をする場合、iPhoneやiPadで使うにはライトニングケーブルが必要です。
付属品
主な付属品は
- 取扱説明書
- イヤーピース
- 充電ケーブル(USB-A USBミニ)
- ポーチ
などが付属しています。全部出すとこんな感じです。
真ん中にあるAUKEYのマニュアルは違いますが、それ以外はP10の付属品です。左上の白い袋に入っているのがイヤーピースで、大きさは全部で7種類。充電ケーブルが写っていませんが、よく見るタイプの奴が付属しています。
充電ケース
開閉ボタン以外に機能的なボタンはなく、ほんとにイヤホンの収納と充電をするためのケース。
大きさは大体ですが81*54*27mmで、開閉ボタンを押すとプラスチック部分の蓋が開く仕組みです。
充電ケースの両側には二つの端子があり、それぞれ用途が違います。
左側にあるのがUSBの出力用端子で、主にスマホを充電するときに繋ぐ端子となります。
左側にあるのが充電ケースを充電するための端子です。イヤホン用の充電端子にマグネットがあり、入れれば勝手に収まってくれます。取り出す際はイヤホン部分が結構出ているため、取り出しやすいのもいいポイント。
イヤホン
ここからはイヤホン本体の機能とかについて紹介。イヤホンは左右分離も可能で、左だけとか右だけも可能。
マスターは左側で、左を通じて右側に接続し、スマホなどの音を流しています。順番で言うと、スマホ→左→右となっています。
右単体で接続する場合、右だけをペアリングする必要がありますが、一度ペアリングしてしまえば二つ使うのも問題ありませんし、一つだけ使うことも問題ありません。
eの部分がタッチボタンとなっていて、いろんな機能が割り当てられています。右のが裏側で、イヤーピースと充電時につけるマグネット端子部分があります。
対応コーデックは基本のSBCと、SBCよりも音質だったりと改善がなされたAACの二つに対応しています。しかしaptXには対応しておらず、ファームウェアの更新などもできません。
なおMacに接続するとなぜかSBC一択になってしまいます。AACに変更するコマンドを使ってみても変わらず、こればっかりは変更できないようでした。
もう一個のSoundcore2proはaptXでもAACでも接続できたのですが、このP10はSBCで我慢するかMacでは使わないようにしたほうがいいのかもしれません。
実際に使ってる感想
買ってから約半年、ほぼ毎日通勤時に使っている感想とかをつらつらと書いていきます。
まずは低音。イヤホンの項目で触れましたが、ドラム好きな自分にとっては若干弱いかな?って印象です。
バッテリーの持ち時間が今のワイヤレスイヤホンに比べると短い。通勤で使う分には何の問題もないわけですが、家で使ってるとすぐにバッテリー切れになります。値段が値段なので仕方ないかな?って感じ。
モバイルバッテリー機能は良い。今まで麻雀格闘倶楽部を長時間打つときはAnker製のモバイルバッテリーを持っていくことがありましたが、今はこのイヤホンケースがメインです。
価格にしては必要な機能は揃っているいい製品ですが、あくまで入門用かな?と言った印象です。上記の低音や持ち時間を気にしないのであれば、全然オススメできるイヤホンです。
これに満足できなければ、以下のような高価なイヤホンをオススメします。まずは安価なものから使ってみるのもいいですし、いきなり高価なものを使ってみるのもいいと思います。このP10は中間ぐらいです。
以上が、AKIKIのTWS P10の感想でした。