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タグ: クリストロン, 墓地から除外して発動, 墓地肥やし, 手札から特殊召喚, 罠カード, 蘇生効果, 遊戯王
クリストロン・エントリー
罠 | 通常罠 |
「クリストロン・エントリー」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:自分の手札・墓地から「クリストロン」チューナーをそれぞれ1体ずつ選んで特殊召喚する。 ②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「クリストロン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルと異なるレベルを持つ「クリストロン」モンスター1体をデッキから墓地へ送る。対象のモンスターのレベルは、墓地へ送ったモンスターのレベルと同じになる。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。 |
効果解説
- ①の効果
- ①:自分の手札・墓地から「クリストロン」チューナーをそれぞれ1体ずつ選んで特殊召喚する。
シンプルな効果ですが、これは手札と墓地から必ず1体ずつ出さなければなりません。手札だけとか、墓地だけとかは無理です。墓地からは水晶機巧-クオンダムを復活させる事もできるので、そこだけは覚えておくと良いかもしれません。 - ②の効果
- ②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「クリストロン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルと異なるレベルを持つ「クリストロン」モンスター1体をデッキから墓地へ送る。対象のモンスターのレベルは、墓地へ送ったモンスターのレベルと同じになる。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
簡単に言うと「自分フィールドのクリストロンとはレベルが異なるクリストロンモンスターをデッキから墓地へ送り、レベルをコピーする」って効果です。クリストロンはメインデッキだとレベル1から5が、シンクロを含むとレベル9も居るのでレベル変更効果はかなり扱いやすかったりします。墓地にいて欲しい水晶機巧-サルファフナーを落としたり、他の非チューナーを落として墓地効果を狙ったりと、色々と使い道自体はあります。
問題は墓地に送られたターンには使用できないというところですね。おろかな副葬で落としてもそのターン中には使えないため、1ターン待つことになります。
水晶機巧-シトリィの効果に対してレベル変更効果を使った場合、墓地にモンスターを落とす→水晶機巧-シトリィの効果で墓地から出す→シンクロ召喚できるモンスターが居ない場合、2体はそのままフィールドに残るという裁定になっています。水晶機巧-クオンダムがいればそこから水晶機巧-グリオンガンドも狙えたりします。
相性の良いカード
- クリストロン
- まずはクリストロンからいくつか紹介します。
- 水晶機巧-スモーガー
- 墓地から除外する事でデッキからクリストロン魔法罠をサーチする効果を持っています。チューナー側の準備さえ整ってしまえばクリストロン・エントリーは一気に2体展開できるため、なるべくなら使いたいところ。
- 水晶機巧-シストバーン
- 墓地から除外する事でデッキからクリストロンモンスターを手札に加える効果を持っています。この効果でチューナーをサーチすれば、クリストロン・エントリーの1つの条件はクリアできます。墓地にチューナーがいる場合にはこのルートを使って展開を狙えます。
- 水晶機巧-クオンダム
- 墓地から出せるチューナーの1体です。他のクリストロンチューナーとは異なり、機械族Sモンスター縛りが発生しないのでなんでも選べます。
- おろかな副葬
- 墓地に落ちたターンは使うことができないため即効性はありません。デッキ圧縮とか、次のターンに備えてって感じです。
- トラップトリック
- デッキから通常罠をセットできるカード。ただしクリストロン・エントリー自体がそこまで多く投入されない事もあり、クリストロン・エントリー目的での採用はかなり少ないです。
使用条件・墓地に落ちたターンに使えないと一見デメリットが目立つカードではありますが、一気にチューナーを2体展開できる上に、使うことができればクリストロンモンスターならなんでも墓地へ送ることができる便利なカードとなります。
①の効果は使わずに②だけを使いたい場合は水晶機巧-サルファフナーのコストやおろかな副葬でさっさと墓地へ送ってしまいましょう。