こんな方にオススメ
手打ち卓の二種類
みんなで集まって麻雀を打つには、手積みと全自動卓の二種類があります。
このページではその二つの特徴などを紹介し、自分が実際に持っている全自動麻雀卓のレビューをしたいと思います。
手積み
雀鬼シリーズや哲也を見たことがある方は分かるハズですが、その名の通り手で山を積むシンプルなもの。
全自動卓
牌をかき混ぜて山を積むまで自動でやってくれる卓の総称。
Mリーグを見た事がある方はイメージしやすいかなと思います。雀荘は基本的に全自動卓が一般的ですね。
機種ごとの機能の違いは多々あります。点棒表示のパネルがあったり無かったりするのが大きな違いかな?と思います。後は大きさ。
手積みの良し悪し
手積み卓にはどんなメリット・デメリットがあるのかを紹介します。
メリット
手で山を積む以上、積み込みを始めとしたイカサマが可能。
これらは友人同士で軽く遊ぶ程度なら問題はありませんが、あまりやらないようにしましょう。
卓、もしくは卓っぽいマットと牌1セットあれば打てます。そのため、全て揃えても4000円から5000円の範囲で収まります。
デメリット
慣れていれば山を積むのはそう難しいことではありませんが、慣れていないと結構時間かかります。
洗牌(シーパイ)とは山を積む前にみんなで牌を混ぜる事を言います。手積みだと、これがそこそこうるさいです。
ちなみに全く同じ漢字を使う洗牌(センパイ)と言うのがありますが、牌を綺麗に掃除する事を言います。
全自動卓の良し悪し
今度は全自動卓のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
そらそうでしょと思われるかもしれませんね。ボタン押したら予め積んである山が出てくるようになっています。
機種によりますが、卓内で混ぜたり積んだりしている時の音を可能な限り抑えている卓もあります。当然ですが、完全な消音が出来ているわけではありません。
デメリット
いろんなパーツがあり、そこそこデカイというより結構デカイです。
配送で段ボール3箱で送られ、自分で組み立てる事になります。自分の場合は友人が勝手に組み上げたので正確な時間とかは分かりませんが、そんな感じで組み上がってしまいます。
しかしテーブルの部分がどうしても重いため、二人居ると安全かつ早く組み上げることが出来ます。ちなみに卓は大型家電扱いになる為、通常の配達とは別のトラックで来ますし、送料もかなりかかります。
家庭用の全自動卓が普及してきたとは言え、やはり高価なのは間違いありません。しかし安いからと言って安易に選ぶとエラーでまともに遊べなくなったりします。ある程度は覚悟しておきましょう。
全自動麻雀卓 p33
いよいよですが、自分が買った全自動麻雀卓の紹介です。world mahjong tradeのp33って機種です。
座卓タイプと椅子を使うタイプの二種類がありますが、自分が持っているのは座卓タイプです。理由は椅子を四つも置くスペースが無いからです。自分の用途や置く場所に適した方を選びましょう。
お値段
大体7万から8万ぐらいでしょうか。安定を求めるのであればこの位かな?と思っています。
全体の大きさ
座卓タイプの大きさが大体以下のとおりです。
- テーブルの外側(おおよそ) 横89cm
- 接地面からの高さ(おおよそ) 40cm
部屋に置いてありますが、使わない時は普通に物置いたりして有効活用してます(?)全体写真はこちらです。
重さ
さすがに測れる重さではありませんが、約55kgと書かれていました。
付属品
- 牌2セット(背が黄色と青)
- 点棒
- スコアシート焼き鳥・起家マーク
- ホコリカバー
- 組み立て説明書&操作説明書
牌には専用の磁石が入っていて、卓内で裏返るようになっています。大きさも機種によっては異なるので、他の製品の牌は使えないことが多いです。カバーはこう言う布製のやつです。
牌の大きさ
p33は牌の大きさが33ミリと、一般的な牌より一回り大きめ。見やすい反面、扱いにくい特徴があります。一般的なサイズは28ミリで、少しお値段上がるけどp28と言う卓もあり、そちらは28ミリです。
以下は手打ち用に持っている牌と、p33の牌の比較写真です。左がp33の33ミリ牌、右が手打ち用のかなり小さい牌です。
機能
ここではp33の機能を紹介していきます。なお、p33にもp28にも点棒表示パネルはありません。

サイコロパネルと、各ボタンがあります。p33もp28も共通して、立直棒を置く溝はありません
液晶パネルに現在の連チャン数が表示されます。これは勝手にやってくれます。連チャン棒を出さなくても良いようになっていますが、癖でだしちゃいます。
山を取り分ける時に使う必須品はパネルに内臓されている為無くすことはありません。ボタンを押すと回ります。
ボタンを押すと、予め積んである牌山が出てきます。牌は2セット付属している為、片方で打っている間に片方が積まれていくってワケです。
全自動だからと言って山積みに特徴は無いのか?ってことが気になる方は居ると思います。簡単に言えばどのぐらい混ぜてくれるのか?って事ですね。
簡単な実験を行いました。付属の牌2セットから、萬子と字牌を黄色・索子と筒子を青にして、それぞれ固めて中に落とします。
その後、積まれた山を開いてどのぐらい混ざっているのかを確認 と言うものです。
まずは仕分け。手前に青背の萬子、下家に青背の字牌、対面に黄背の筒子、上家に黄背の索子をそれぞれ固めます。
その後、全部を中に入れて山を積んでもらいます。そして出てきたのがこちら
どう見ても固まっていますね。山の中身を確認してみると、以下の通りです。
字牌と萬子が青色なので、背だけで判断すると混ざってないかな?って感じでしたが、一部を除いて結構混ざっています。
しかしエグいところはありますね。
局が終わって牌を入れる時に、すこし掻き混ぜると良いかもしれませんね。
電源ユニットの横にあるボタンで、ゲームモードの切り替えが可能。切り替える際は一旦電源を切る必要があります。
右側が電源ボタンで、左側がモード切替ボタンとモード表示。四人打ち花無し136枚だと9、三人打ち花無し三山108枚だと18でそれぞれプレイ可能。
他、いろんなモードを搭載していて全部で39種類あるらしいです。普通に打つ分であれば、上記二つを覚えていればよいです。
三麻にも対応していて、北家の場所を無しにする三山構成が可能。
花牌も付属しており、花牌を使った山積み設定も可能。
実際の稼働の様子
実際に稼働すると、やはり音は出ます。そこで、以前YouTubeにアップした動画を貼っておきます。
買った&使った感想
かなり満足です。実際に対局したのは丸2日程度ですが、その2日間でエラーは一切ありませんでした。たまに一人で触っていますが、その時もエラーはありません。
麻雀好きすぎて打つ仲間が居る方は買って損は無いと思いますが、麻雀専用のテーブルでこのお値段と、置くスペースを許容できるかどうかが大きな壁ですね。