こんな方にオススメ
アガリについて
今回は前回の麻雀牌の種類と呼び方からの続きです。前回の内容を読んだという想定で進めていきます。
麻雀はトップになる事が多くの場合の目標となりますが、そのためにはまず和了(アガリ)をして、自分が持っている点棒を増やす必要があります。まずはそのアガリについて解説していきます。
麻雀は自分の番に1枚引いて1枚捨てるを繰り返して、アガリの形をつくることが目標です。アガリの形はよく「4面子1雀頭」と言われています。なので面子と雀頭を作ることをすれば良いんですが、その面子や雀頭についての解説をしていきます。
面子について
面子(メンツ)は3枚一組、もしくは4枚一組のブロックの事を意味します。4枚一組は今回は触れませんが、3枚一組の方は必ず覚えましょう。
面子のルールは以下の全てです。
- 同じ種類の数字かつ、順番に並んでいるもの
- 萬子であれば「萬子だけで567」のように横並びになっているものが面子として扱われます。逆に筒子と萬子を合わせて567とかは不可能です。更に、578みたいな順番になっていないものも不可能です。
- 同じ牌を3枚集める
- これは字牌にも使えるルールです。東東東や、萬子の1を3枚揃えるとかで作ることが出来ます。
これも他の種類との混合による面子は不可能です。例えば萬子と筒子を合わせて555とかは面子として扱うことは出来ません。 - 数字はループしない
- 数字の端っこは常に1と9です。そのため萬子の912とかは面子として作ることは出来ません。
数字と字牌の扱いの差
数字は横並びの順番で扱うことも出来ますが、字牌は同じものを集める事でしか面子を作ることは出来ません。東南西北の順番だからそのとおりに集めれば良いのでは?と思われがちですが、実際にはそうではありませんので注意しましょう。
雀頭について
雀頭(ジャントウ)とは簡単に言えば「同じ牌を2枚集めたもの」です。なのでこれは数字・字牌に関係なく、東東でも萬子の44でもOKです。とにかくなんでも良いので、同じもの2枚揃えましょう。
最終形
最終的に4つのブロックと1つの雀頭の合計5ブロックを作ると、以下のような形になります。
しかし実際の手牌は常に13枚で進行するため、この完成形から1枚抜けている事になります。
アガリの宣言
手牌の13枚が完成形になったら、14枚目でアガリの宣言をすることが出来ます。アガリには2種類あります。
このようにそれぞれ違うわけですが、最初は細かい違いとか覚えなくても良いです。そして手の中身に応じて点数を貰えるわけですが、この中身というのがもう一つの重要な要素となります。次は超簡単な役を3つ、紹介します。
その他のルール解説
麻雀初心者に読んでほしい記事を上から順に掲載しています。
- 牌の種類と読み方
- 牌の種類と読み方だけを掲載。
- 面子とアガリの形・宣言
- 面子のルールと上がるための形の条件を解説。
- 超簡単な役3選
- アガリに必須の役の中から、厳選して3つだけ紹介。ここで紹介している役は超基本なので必ず覚えましょう。
- ドラ・赤ドラ・裏ドラ
- 打点の種とも言えるドラのルールと、その仲間である赤ドラについての解説。
- 点数計算と覚え方
- 点数計算の覚え方と、法則性・コツや仕組みを掲載。
- 東風戦と半荘戦の違い
- 番外編的な扱いになりますが、東風戦と半荘戦の違いが気になる方向けです。
- 三人打ちのルール解説
- 番外編2。通常より一人少ない、三人で打つ麻雀のルール解説。
- 後付け・先付け・完全先付け
- 番外編3。後付け・先付け・完全先付けのルール解説と、役バックを見抜く方法の紹介。