このページについて
このページではiPhoneやiPad、Macで使えるメッセージアプリのiMassageの使い方を解説しています。
iMassageとは?
このiMassageというのはApple端末同士で利用可能なメッセージアプリです。メッセージということで相手の電話番号への送信がメインになる、SMSみたいなものです。
日本ではLINEでのやりとりがメインなのでこちらはあまり使うことがないと思いますが、Appleの他のアプリとの連携もあって便利な機能もあるのでそのあたりを簡単に紹介します。
iMassageで出来ること
iMassageは基本的にはメッセージのやり取りをするアプリなんですが、他にも色々と出来ることがあります。簡単に書くと以下のようになります。
- テキスト送信
- 画像・動画の送信
- ボイスメッセージの送信
- ミー文字・ステッカーの送信や貼り付け
- イメージ(gif)の検索や送信
- 最近再生した音楽の共有
- digital touchによるエフェクトの送信
- iPhoneを横向きにすると手書き文字の送信が可能
- App Storeからステッカーアプリ等をインストールして使用可能
- iMassageに対応した外部アプリをその場で利用可能
こんな感じになります。それぞれどんな感じで使うのか紹介していきます。
テキスト送信
最も一般的な使い方がこれですかね。シンプルにテキストを入力し、送信するだけです。
ちなみにですが送信前に右の青い矢印を長押しすると、エフェクトを付与することができます。
エフェクトには2種類あり、文字に対してだけ付与するタイプと、全画面に表示するタイプがあります。
文字にだけ付与するタイプは全部で4種類あります。
右のスクリーンにすると、全画面エフェクトになります。全部で8種類です。
それぞれ送信前にどんな感じで再生されるのかがみれるので気に入ったやつとかを送信してみるのもいいと思います。絵文字にもエフェクトを付与できます。
写真・動画の送信
メッセージの左端にある写真アイコンを押すと、端末内やiCloud内にある写真や動画を選択する画面が出てきます。そこで選んだものをその場で送信することができます。
一度に複数のファイルを送信することも可能で、3枚までは並べて表示されますが4枚以上は1つの写真に複数の写真を重ねて表示するスタックという方式になります。
ちなみに写真も送信前にエフェクトを付与することができます。
ボイスメッセージの送信
iMassageではボイスメッセージをその場で録音して送信することもできます。
オーディオメッセージは2分間は会話の中に保存されますが、時間経過で自動的に削除されます。そのため保存したい場合は、会話の中に表示されているデータを個別に保存する必要があります。
ミー文字・ステッカーの使い方
ミー文字とは自分の顔の動きをトラッキング(追跡)し、その動きをアプリ内の絵文字に適用するみたいなことができる機能です。自分が顔を動かしたらその向きに一緒に動くし、目を閉じればミー文字も目を閉じます。
ミー文字は黄色い四角のフレームが目印です。これをタップすると色々なミー文字が出てくるので自分が使いたい顔を選びましょう。
人以外にもネズミや牛、タコなんかも使えます。一番左にある+から、新たに人型のミー文字を作成することもできます。
ステッカーは顔の向きなどは一切トラッキングせず、最初から作成されているものを使用します。アイコンは目がハートになっているやつです。
そしてミー文字やステッカーは、既存の会話や写真などに貼り付けることもできます。通常はタップしてそのまま送信することが多いと思います。ただ長押しした状態で、貼り付けたいチャットや写真などに移動させることでペタペタと貼り付けることが可能です。
実際に以下は送信したやつにおばけを大量に貼り付けたものです。
gifイメージの送信
gifは簡単に言うと「動く画像」です。iMassageには最初からこのgif送信の機能が入っていて、さらには他のユーザーが他のアプリで作成したgifイメージもその場で検索して使うこともできます。
gifイメージはピンクのアイコンが目印です。
これをタップすると画像のように検索バーとgifイメージが表示されます。
検索のところを押すと、カテゴリや過去の検索履歴なんかがずらーっと出てきます。ここの検索対象になるのは他のアプリで作成されたやつも含めるため、同じものがなん度も表示されたりします。
音楽の共有
Apple Musicで最近再生した曲であれば、iMassage内から共有できます。gifイメージ検索の隣にApple Musicのアイコンがあるので、それをタップします。
これをタップすると自分が最近再生した曲が表示されるので、それを相手に共有します。それだけで、Apple Music内の該当の音楽があるリンクが貼り付けられるので、簡単にアクセスすることもその場で再生することもできます。
Digital touch
Digital touchとは簡単に言うと手書きのフェクト送信機能です。アイコンはハートが目印です。
これをタップすると何かを書くスペースが出てきます。
真ん中の黒いスペースに自分で描いたものがそのまま送信されます。
左にある青い○をタップすると色を変えることができます。
右にあるビデオアイコンをタップすると、カメラが起動します。このDigital touchは動画や写真の撮影中に描くこともできます。
このDigital touchもボイスメッセージ同様に2分間はメッセージ内に残りますが、それ以上経過すると消えます。保存したい場合は別途保存しておきましょう。
ちなみに元から用意されているエフェクトがいくつかあるので軽く紹介します。
- 1本指で長押しするとファイアボール
- 2本指で長押しするとハート、そのハートが出た状態で指を下に動かすとハートブレイク
- 2本指でタップするとキスマーク
これらを有効活用できるかどうかは定かではありませんが元々用意されているので使ってみてはいかがでしょうか。
手書き文字
iPhoneやiPadを横向きにすると、キーボードに手書きのキーが出現します。
このキーをタップすると手書きモードになります。デフォルトで用意されているものを選ぶと自動で入力されますし、以前書いたものも下に表示されています。
実際に送信すると、書いたやつがそのまま送信されます。
こんな感じで送信されます。ちなみに受け取る側ではアニメーション表示されるっぽく、書いている様子がそのまま再生されるそうです。
App Storeと外部アプリ
メッセージには最初からApp Storeが搭載されていて、そのメッセージアプリ内でのみ使えるステッカーなどをインストールすることができます。
写真の隣にあるApp Storeのアイコンをタップするとステッカーなどを探すリンクにアクセスできます。実際にポケモンの無料ステッカーをインストールすると、メッセージアプリ内に出現します。
他にもDropBoxやShazamなど、メッセージ内から呼び出せるアプリはいくつかあります。色々と探してみるのもいいかもしれませんね。これらはすべて右側に表示されていきます。
送信の取り消し・訂正
iMassageはiOS16で送信の取り消し・訂正を行うことができるようになりました。これらは少し制限があるのでそれも紹介します。
まず送信の取り消しですが、これは自分が送信してから2分以内に行う必要があります。取り消すには送信したメッセージを長押しし、送信を取り消すをタップします。
取り消すことに成功すると、メッセージが消滅するエフェクトが出てこんなメッセージが出てきます。
訂正も同じ要領で、長押ししてからメニューの編集を押します。訂正の場合は送信後15分以内で最大5回まで行うことができます。
写真にエフェクトなどを付与する
最後に写真に絵文字やステッカーなどを付与する方法を紹介します。
メッセージ入力の左にあるカメラアイコンをタップすると、その場でカメラが起動します。その状態で左側にある☆のアイコンをタップすると、いろんなエフェクトを付与して写真を撮影することができるモードになります。
とにかく色々とあるので実際に遊んでみて欲しいんですが、それぞれのエフェクトやら絵文字・ステッカーはすべて2本指で拡大・縮小が可能です。
向きを変えることもできるので、好きな角度に調節することもできます。
最後に
iMassageはLINEの普及率の陰に隠れがちですが、Appleの他のアプリとの連携が色々とできるのでその点では優秀なアプリだなと思ったりもしています。たまに使ってみると面白いかもしれませんよ。
連絡先を登録していることで出来るようになるその他の機能などはこちらのページを参照してください。