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BetterTouchToolでスクリーンショットを撮影する設定解説

BetterTouchToolでスクリーンショットを撮影する方法 Mac
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書いた人
あいりゅー(irilyuu)

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こんな方にオススメ

BetterTouchToolでスクリーンショットを撮影したい
動作によって全画面撮影と範囲指定撮影を使い分けたい
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BetterTouchToolとは

そもそもですがこのページはBetterTouchToolを利用している方向けの解説記事です

BetterTouchToolに関することは以下を御覧ください

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BetterTouchToolでスクリーンショットを撮影する

今回の本題であるスクリーンショットの撮影の設定などです

BetterTouchToolを開き、何でも良いのでジェスチャを登録します

アクション→Screenshotを選択すると、4つ出てくると思います

BTTでスクリーンショットを撮影する

まずはそれぞれの機能から解説します

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スクリーンショットまたはビデオのキャプチャと編集

これはスクリーンショットアプリ起動時と同様に、範囲選択・キャプチャオプションが表示されるモードです

即座に撮影することには向かない反面、予め準備して動画でも写真でもどちらでも対応出来るようにしたい方にはオススメです

スクリーンショットを撮影してBTTで編集する

これを選ぶと、撮影完了と同時にBTTに内蔵されている編集アプリみたいなものが起動します

撮影してすぐに少し編集したいって方はこれを選びましょう

ちなみに以下の画像が撮影後の状態です

bttキャプチャ編集画面

左上のEdit Screenshotをクリックすると編集画面が、右上の…をクリックすれば共有やクリップボードへのコピーなどが行なえます

スクリーンショットのキャプチャ(設定可能)

細かく設定出来、即座に撮影だけをしたい方はこれがベストです

そして今回の本題でもあります

BTTのスクショ詳細設定前

選ぶとこのように表示されるので、画面キャプチャの設定をクリックします

そして以下がその詳細設定の画面になります

BTTのスクショ詳細設定画面

英語ばかりですが、学校で習う程度の英語力でなんとかなる内容です

とは言え解説と銘打っている以上ちゃんと翻訳して機能も試した上で書いているので、安心して読んでいってください

上から順番に掲載していきます

Capture Interactively タブ

キャプチャに関するモードの設定などを行うところで、変更するのはほぼココです

Whileなんとかって部分にはインタラクティブモードでの撮影時のキー操作について書かれています

  • control→スクリーンショットをクリップボードへコピー
  • スペースキー→マウス選択モードとウィンドウ選択モードを切り替えます
  • Escキー→インタラクティブモードをキャンセル

なお、これら3種のキーはBTTによって追加されている機能ではなく、macに標準で搭載されている機能です

各チェックボックス

Show interactive toolbar

Mojave以降のバージョンで利用出来ます 撮影時にツールバーを表示するかしないかっていう設定です

 

Start interaction in window selection mode(default start with mouse selection)

ウィンドウ選択モードで撮影するモードで、マウスで開始がデフォルトになっています

 

Only allow window selection mode(no mouse selection)

ウィンドウ選択モードのみを許可し、マウスによる選択なし となっていますが上のウィンドウ選択モードとの違いはほぼありませんでした

 

In window capture mode, do not capture the shadow of the window

スクリーンショット撮影時に撮影部分の周りに余白を入れるかどうかの設定です

余白を入れる場合はオフ、余白を削除する場合はオン

 

Do not capture windows attached to selected window

選択したウィンドウ以外をキャプチャしないようにする設定 これが機能するのはウィンドウ選択モードのみで、例えばブラウザを開いて他のアプリなどがブラウザに被るように配置したとします この機能がオフであればブラウザ撮影時に他のアプリも撮影しますが、オンであればブラウザのみ撮影します

 

Capture current screen instead of window(in window selection mode)

ウィンドウモード限定で、現在の画面をキャプチャする というよくわからない説明ですが、ようするに「今自分が見ている画面をそのままキャプチャ」という機能です

これは上記のウィンドウ被りを拒否する設定をオンにしていたとしても、ブラウザに他アプリが被っていればそのアプリも撮影に含まれます

 

ディレイ・dpiメタデータ・撮影音の設定

ここからはチェックボックスの下の設定項目を解説

なお、これより下の部分はすべてのタブで共通の設定となります

Delay screenshot by

スクリーンショットを何秒遅らせるかっていう設定が出来ます

 

Do not add dpi meta data to image

スクリーンショットにdpiメタデータを付与しないようにします

 

Do not play sounds

撮影時に音を再生しないようにします

 

キャプチャ後処理と保存先設定

キャプチャの後の設定もまとめて解説します

After capture

キャプチャ後の動作を決めることが出来ます 以下から選択

Do nothing

何もしない

Edit in bettertouchtool (and optionally upload to server)

キャプチャ後にBTTの編集ツールを利用し、オプションでサーバーにアップロードもできます

create new mail with screenshot attached

スクリーンショットを添付した新規メールを作成

Open screenshot in preview

撮影後にプレビューで開く事ができます 確認用みたいな感じです

Open in other application

他のアプリケーションを指定し、そのアプリで開くことが出来ます

Upload to imgur

imgurにアップロードします 選択後に追加の設定画面が開きます

Run terminal command

撮影後に実行させたいターミナルコマンドがある場合に使います 選択後に追加の設定画面が開きます

保存先設定

Choose pathをクリックし、保存先を指定します

自分はスクショというフォルダを作り、そこに保存させることにしているのでスクショフォルダを選択します

ファイルネームなどのものはそのままで構いません

デフォルトのままでも問題なく、更には同じスクリーンショット名が生成されないことから被って消えるとか、上書きしますか?などの表示は出てきません

 

なおOnly copy to clipboardをクリックすれば保存ではなくクリップボードへのコピーだけとなります

Capture Whole screen(s) タブ

2つ目のタブはスクリーンショットを撮影する画面などの設定になります

Only capture the main monitor

メインモニターのみ撮影対象とし、サブ画面は撮影しません 主にデュアルディスプレイとかをしている方向けの機能

Capture the cursor as well as the screen

画面にマウスカーソルを入れるかどうかっていう設定です オンにすればカーソルも撮影するっていうだけです そしてなぜか、ここにチェックを入れて1つ目のタブ(Capture interactively)でチェックを何も入れないと全画面撮影が可能になります

Capture Specific Screen Rect タブ

特定の範囲だけを指定して撮影する設定です

X Y Width Heightにはそれぞれサイズを入力します

これはウィンドウ選択モードなどでは機能しないのと設定が面倒くさいのと、注意点にも関連してあまり有効な機能とは言えない印象です

Capture Specific window タブ

特定のウィンドウのみを撮影するモードです

Select Window IDの選択エリアをクリックすると、現在起動しているアプリ一覧が出ます

それを選択すると、選択したウィンドウが画面のどの位置にあってもウィンドウ撮影をしてくれるというわけです

これを利用する場合、Capture Interactivelyタブ(一番最初のタブ)の設定は何もしないほうが良いです

ウィンドウの影などのチェックを入れてもウィンドウの周りの余白は出たため、機能しないとみていいと思います

そして設定するたびにID情報がリセットされる可能性があるため、その都度確認しておきましょう

 

Do not capture windows attached to selected windowは一番最初のタブと同じ効果で、重なっているウィンドウの撮影を拒否して指定したウィンドウのみ撮影します

スクリーンショットツールウィンドウを表示

これを指定すると、上までに書いたスクリーンショットの設定画面が出てきます

Capture Screenshot Nowをクリックすると、撮影出来ます

とは言え利便性の面でいうと全然駄目なので、上の設定をやって撮影しましょう

注意点

BetterTouchToolでスクリーンショットを撮影する上での注意点を掲載

これはウィンドウ選択モードでの注意点になるんですが、ウィンドウ選択して撮影するとなぜかサイズが小さくなります

自分で範囲指定して撮影する方法はサイズの変更などなく保存されるんですが、ウィンドウ選択モードだとなぜか半分ぐらいにリサイズされます

 

ウィンドウID選択モードだとそういったことはないみたいですが、常時起動しているアプリでもない限りは再設定が必要になったりもします

自分の設定例(全画面撮影・範囲指定撮影)

すべてのアプリ にて、以下の2つを登録しています

  • 3本指でスワイプダウン→全画面キャプチャ
  • 4本指でスワイプダウン→範囲指定モードキャプチャ

全画面キャプチャは設定は保存先の指定とCapture Whole Sceen(s)のCapture the cursor as well as the screenのチェック有効化で、後は何も設定していません

 

4本指はCapture InteractivelyタブのIn window capture mode, do not capture the shadow of the window(ウィンドウの影を撮影しない設定)のみチェックを入れ、保存先の指定

これで即座に撮影するようになり、大変快適になっています

まとめ

BetterTouchToolのスクリーンショット撮影に関する設定でした

これで簡単に撮影出来るようになります

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