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【macOS】MenuBar Statusの使い方と設定

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書いた人
あいりゅー(irilyuu)

メインはApple製品(iPhone・iPad・Mac・Watch)と、SwiftとSwiftUIです。ポケカも好きです。
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こんな方にオススメ

Macのアプリを探してる
MenuBar Statusで何が出来るか知りたい
ウィジェットを使い倒したい
有料アプリを買う前に知っておきたい
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MenuBar Status

MenuBar StatusはMacのいろんな情報を手軽に確認出来るアプリです。MacOS BigSurから使えるようになった通知バーのウィジェットにも機能があるため、ウィジェットを使い倒したい方にもオススメです。

MenuBar Statusの概要

アプリ名MenuBar Status
開発Fabrice Leyne
配布場所App Store
記事作成時点のバージョン3.6.1
アプリ価格610円
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MenuBar Statusの設定

MenuBar Statusは日本語化されていないアプリのため、全て英語です。基本的な使い方・設定をすべて掲載するので、それぞれ参考にしてみてください。

設定画面の表示

メニューバーに細かい数字が出ると思いますが、それをクリックして右上の歯車アイコンをクリックします。

かなり画像が小さいですが、以下がそうです。

menuBar Statusの設定画面

General

一般設定項目です。

Start MenuBar Status automatically(自動でMenuBarStatusを起動する)

  • At loginにチェックを入れると、PC起動からのログインで自動的にMenuBar Statusが起動します。

Open Combined window(ショートカットで開く)

  • Record shortcutをクリックすることでショートカットキーを登録する事ができます。

Update interval(各数値の更新インターバル)

  • スライダーで秒数指定することが出来ます。1sなら1秒で更新、30sなら30秒で更新ということになります。

MenuBar Status window is(MenuBar Statusのウィンドウを)選択肢が3つあり、それぞれ微妙に違います。

  • attached to the menu bar(メニューバーに統合)
  • detached from the menu bar(メニューバーから切り離す)
  • in dock mode(ドックモード)

attachedがデフォルトです。detachedを選択すると、下のVisible in all spaces(すべての空間で見ることが出来ます)というチェックボックスを選択出来るようになります。in dockを選ぶと、DockにMenuBar StatusのアイコンがDockに表示されます。

この違いについてはDock以外はわからないので色々試してみてください。

Appearance

外観に関する設定項目です。これが反映されるのはメニューバーの数値をクリックした時に表示される詳細数値の画面のみです。ウィジェットは変更されません。

Windows color theme(テーマカラーを変更)

  • 5種類から選べます。

Same as system appearance(外観をMacOSのシステム設定と同じにする)

  • チェックを外すと、上記の5色から選べます。

Transparency(透過をするかどうか)

  • チェックを入れると透過解除、チェックを入れると透過します。

Window background opacity(ウィンドウ背景の不透明度)

  • 上の透過のチェックを外してからスライダーで動かすと透過の割合を変更できます。

Modules

モジュール(表示する項目など)の設定が出来ます。サブ項目として、Battery Bluetooth CPU Disk Fans GPU memory Network Temperatureがあります。

Battery

Mac Book AirやProを使っている方向けです。内蔵バッテリーに関する設定等を行えます。

module status

  • Combined Mode(メニューバーに統合)
  • Standalone mode(独立モード)
  • Off(機能をオフにする)

Combined Modeを選択肢、Show in menu barのチェック有無でメニューバーに表示するかしないかを選べます。Standaloneを選択すると、元々のMenuBar Statusのものとは独立してメニューバーに表示されます。

Menu bar item(メニューバーに表示する設定)

  • Show Icon(アイコンを表示するかどうか)

チェックを入れるとバッテリーのアイコンが表示されます。Regularを選択するとmacのデフォルトの横向き、Verticalを選択すると縦向きになります。

menu bar text(メニューバーに表示するテキストの設定)

  • Show Percentage(バッテリー残量の%表示をする)
  • Show Time Remaining(バッテリーの残り容量で使える時間を表示)
  • Show Time & Percentage(%表示と残り時間の両方を表示)
  • None(テキストを一切表示しない)

Temperature(温度)

  • Fahrenheit(華氏)
  • Celsius(摂氏)

日本人に馴染みがある℃表記は下の摂氏です。これはメニューバーには表示されませんが、アイコンをクリックして見れる詳細表示のところが変更されます。

Show window graph(グラフを見る)

これもアイコンクリックで見れる機能です。チェックをオフにするとグラフは表示されません。

Bluetooth

Module statusなどはBatteryの所と同じなので、そちらを参照してください。ちなみにiPadのバッテリー残量をここで確認することも出来ます。

Menu bar item(メニューバーに表示するアイテムに関する設定)

  • Show Module Name(モジュールの名前を表示する)

これはアイコンのBLTかなんかのものすごく小さい文字を表示するかどうかの設定です。

  • Show Bluetooth icon(Bluetoothアイコンを表示するかどうか)

あってもなくても良い方はオフにしましょう。

ここから下はMy Devicesで選び、それぞれで個別設定することになります。

Device icon

左側のMy Devicesでデバイスを選択後、ここでアイコンを変更すると対応するデバイスが接続している時にアイコンが表示されます。

menu bar item

  • Show Device iconにチェックを入れると、各デバイスごとのアイコン設定したものが表示されるようになります。
  • Show Battery Levelにチェックを入れると、各デバイスのバッテリーレベルを表示出来ます。Barなら残量アイコン表示、Percentageなら%表示、Bar & Percentageなら両方表示となります。

Window itemアイコンクリック時の詳細表示で、デバイスを表示するかどうかのチェックボックスです。よく使うデバイスはチェックを入れずに表示し、使わないデバイスはチェックを入れて非表示にしておきましょう。

Disable menu bar Connect/Disconnect feature(メニューバーの接続/切断の機能を無効にするかどうか)

  • チェックを入れると、接続/無効の機能自体をオフにできます。チェックを外すと、メニューバーから接続/切断の操作ができます。

CPU

CPUに関する表示設定が行えます。Module statusに関してはBatteryと同じなので、そちらを御覧ください。

Menu bar item

  • Show Module Name(モジュールの名前を見る)ものすごく小さいCPUの文字を表示するかどうかの設定です。
  • Show Gauge(ゲージを表示するかどうか)これにチェックを入れると、メニューバーのメーターを表示したりしなかったりする
  • Barなら縦向きのバー、Pie chartは円グラフ、Circular chartはドーナツ、Graphは四角くグラフ表示になります。

Menu bar text

  • Show Percentageを選択すると、CPU使用率のパーセンテージを表示してくれます。Noneは非表示になります。

CPU displayedは3種類あります。CPUのグラフの表示方法の設定です。

  • All Cores combined(すべてのコアを一つに統合した表示)
  • physical-Logical combined(グラフをそれぞれ分離して表示)
  • No Combining(統合しない、分離表示)

一つにまとめたい場合はAllを選びましょう。

Top 5 processes(CPU使用率トップ5)

  • 残念ながら自分のPCでは変更しても全然変わらなかったので、具体的な事は不明です。

Show window graph

  • メニューバーのアイコンをクリックした時の詳細画面でグラフを表示するかどうかを選べます

Disk

DiskはMacに搭載されているデフォルトのSSDとか、HDDとかのことですね。外付けドライブを持っていないのでそのへんに対応しているのかは不明。

Menu bar item

  • Show Modulr Nameにチェックを入れると、DSKの小さい文字を表示する
  • Show Gaugeにチェックを入れると、アイコンで表示してくれるようになります。3種類選べるやつは上のCPUと同じなのでそちらを参照。

Menu bar text

  • Show Percentageでパーセンテージ表記
  • Show bytesで容量表記
  • Noneで非表示

Menu bar info

  • Show Capacity Freeで空き容量表示
  • Show Capacity Free + Purgeableで空き容量+パージ(開放可能)な容量を合計して表示
  • Show Capacity Usedで使用容量を表示

Menu bar volume

  • メニューバーに表示するストレージの選択をします。

Max disks displayed

  • ストレージの表示上限数を選択出来ます。No Limitで無制限となるみたいです。

Eject all volumes of one device

  • 一つのデバイスのすべてのボリュームを表示します。という意味ですが、自分の環境ではチェックを入れても変化はありませんでした。

Activity indicator style

  • 読み込み・書き込みが発生した時に表示するインジケーターのスタイルを選択出来ます。
  • Noneなら非表示、Arrowなら矢印、Dotならドット、Squareなら四角アイコンで表示します。

Activity type

  • I/OとNoneの選択ができます。特に変化は無かったんですが、何かが違うのかもしれません。

Indicator Color

  • Achromatic Dynamicを選択すると、デフォルトの白黒とか表記になります
  • Colored Dynamicを選択すると、そのすぐ下にあるカラーパレットで選択した色で表示します。
  • Readは読み込み時、Writeは書き込み時の色を選択できます。

Show window graph

  • メニューバーのアイコンクリック時にグラフを表示するかどうかのチェックです。3種類あるので、好きなやつを選びましょう。

Reveal disks in Finder

  • Finderでディスクを表示するという項目で、Grant AccessをクリックするとFinderでディスクの場所を表示してくれます。

Fans

M1搭載のMacBook Airの8GBメモリモデルではこの機能は使えません。ファンが搭載されていないので当然ですね。

GPU

GPUに関する設定が出来ます。Module statusはBatteryの所と同じなのでそちらを参照してください。

Menu bar item

  • Show Module NameでGPUの文字を表示するかどうかを選べます
  • Show Gaugeでグラフを3種類から選べます。

Menu bar GPUでGPUデバイスを選択します。M1搭載モデルだとApple M1と表記されていると思います。

Menu bar text

  • Show Valueを選択すると、パーセンテージ表記などが出てきます。
  • Noneだと非表示になります。

Menu bar display

  • Show FPSでFPS表記しますが、M1だと常に0でした
  • Show MemoryでGPUメモリの使用率
  • Show Processorでプロセッサを表示します

Memory

メモリの表示設定が行えます。

Menu bar item

  • Show Module NameでMEMみたいな小さい文字を非表示にするか表示するかを選べます
  • Show Gaugeでグラフ表示をするかどうか、グラフの種類を選べます。

Menu bar text

  • Show Percentageでパーセンテージ表記
  • Show Bytesで容量表記
  • Noneでテキスト非表示

Memory Style

Memory Pressureと、Traditionalの2種類から選べます。

Memory Pressureの選択が以下

  • Show Memory Pressureでメモリプレッシャーの表記
  • Show Memory Usedで使用済みメモリ領域
  • Show Memory Availableで使用可能なメモリ(空き容量)
  • Show Swap Usedでスワップ領域を表示

Traditionalの選択が以下

  • Show Memory Free
  • Show memory Free + Inactive
  • Show Memory Used
  • Show Swap Used

このTraditionalは伝統的なとかいう意味なのですが、一番上のFreeだけがよく分かりません。それ以外は使用済みメモリ領域、使用可能なメモリ容量などは同じです。メモリプレッシャーについてはこちらを参考にしてください

Network

ネットワークの通信状況の表示に関した設定です。

Menu bar item

  • Show Module Nameは小さい文字を表示するかどうかです。
  • Show Gauge Graphは3種類選ぶことが出来ます。

Menu bar text

  • Show Throughputを選択すると、アップロード/ダウンロードの数値が表示されます。

Indicator Style

  • 通信が発生した時のアイコンをArrow(矢印)にするか、Dot(ドット)、Swuare(四角)から選ぶことが出来ます。Noneは非表示です。

Indicator Color

  • Achromatic DynamicとColored Dynamicは自分の環境では何も変わりませんでした。
  • Achromaticでデフォルトの色表示、Coloredで自分の選んだ色で表示することが出来ます。

Traffic Unit

  • KB/s表記か、Kb/s表記にするかの違いです。

Consider as no throughput, values less than 1 KB/s

  • 特に何も変化はありませんでした。

Temperature

M1チップ搭載Airでは温度が表示されませんでした。

Notification

各モジュールに対する通知機能です。前提として、各モジュールがOffになっていると通知機能を利用することは出来ません

Battery

Notify when less than

指定したパーセンテージ未満になったら通知するという機能

Remind me every 5%

5%ごとにリマインドするかどうか

Notify when more than

指定したパーセンテージ以上になったら通知

Notify when Power Adapter is unplugged

ACアダプターが外されたら通知

Notify when Power Adapter is plugged

ACアダプターが接続されたら通知

Bluetooth

まずMy Devicesでデバイスを選択し、右側で設定をします。

Notify when connect

デバイスが接続されたら通知

Notify when disconnect

デバイスが切断されたら通知

Notify when less than

接続しているデバイスのバッテリーが指定したパーセンテージ未満になったら通知

Notify when more than

接続しているデバイスのバッテリーが指定したパーセンテージ以上になったら通知

CPU

Notify when % CPU process more than

CPUの使用率が指定したパーセンテージ以上になったら通知

for more than

上の通知が起動した時に、数分後に再び通知

Disk

Notify when Free space disk less than

ストレージの空き容量が指定したパーセンテージ以上になったら通知

Remind me every 2%

空き容量が2%になったら通知

Memory

Notify when Free memory less than

メモリの空き容量が指定したパーセンテージ未満になったら通知

Remind me every 2%

空き容量が2%になったら通知

Auto Clean Memory at Notification

自動クリーンが行われたら通知

Notify when Memory Pressure more than

メモリプレッシャーが指定したパーセンテージ以上になったら通知

通知機能が無い、使えない機能

M1では使えないFansとTemperature、そして通知項目が無いGPUは項目がありませんでした。

Utilities

ユーティリティーに関するアプリ一覧がずらーっと並んでいます。ここでRecord Shortcutでショートカットを登録することが出来ます。

Backup/Restore

LocalかDropboxかiCloudの3種類が用意されています。好きなやつを選び、BackupかRestoreをすることが出来ます。

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MenuBar Statusのウィジェット

Big Surから使えるようになった通知バーのウィジェットに対応しています。左下はこのアプリとは無関係なんですが、ひとまずはこんな感じで使っています。

ウィジェット機能

まとめ

かなり長くなりましたが、不要なモジュールはOffにしてしまいましょう。自分もいくつかはオフにして必要なものだけを表示しています。

メニューバーとウィジェット、両方使えるので必要な物だけをメニューバーに、それ以外のたまに確認をウィジェットに置いておきましょう。

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