WebPとは
そもそもWebPって何って話ですが、画像拡張子の一つです
従来の画像拡張子だと、jpegやpngなどが主流でした
しかしそれらは、jpegだと軽量化で画質を犠牲に、pngだと画質を重視して容量を犠牲にしてきました
そして中には変換すると元の形に戻せない、不可逆圧縮もありました
可逆圧縮・不可逆圧縮についてはファイル拡張子のページを御覧ください
そして今回のWebPですが、これは画質・容量ともにいいとこ取りを目指したフォーマットです
このWebPはGoogleが開発しているオープンソースの静止画フォーマットで、読み方はうぇっぴーらしいが、現在はこのうぇっぴーって読みますよっていう表記が削除されている模様
WebPの特徴
Googleが示した例ですが、ファイルサイズは非可逆圧縮モードでjpegと比較して25~34%の圧縮に成功
可逆圧縮モードだと、pngと比較して28%の圧縮に成功
22%の容量増加を許容すれば、アルファチャンネルを追加出来るらしい
アルファチャンネルとは、簡単に言えば不透明度
直接表示されるのが、よく使われるRGB(赤、緑、青)などですが、これらとは違って直接表示されない色ってのがあります
この直接表示されない色のことを、アルファチャンネルと呼び、この濃淡によって人間が見る色の表現を多くしているんだとか
BigSurとWebPの関係性
これは公式サイトでも書かれていなかったため不明ですが、少なくとも二日前はプレビューすら出来なかったのは覚えています
macOSでWebPが見れるようにする拡張機能自体があることは知っていましたし、クリーンインストールする前は実際に使っていました
しかし、クリーンインストール後は別にいらねぇやってことでwebp化してバックアップするのは全部Windows機でやっていました
ところが今回、ふと確認してみたら見れたんですよね WebPが
これはドロップボックス内のバックアップデータですが、全てwebpで保管しています
二日前までは「表示できません」的なアイコンだったのに対し、bigsurにアップデートしてから見れるようになっていました
スペースを押したときのクイックルックでもちゃんと表示されました
ソフト側の対応はどう?
自分が普段使っているソフトで、WebPが読み込めるのか、編集出来るのかってのを確認してみました
読み込み、編集出来ました
- Keynote
読み込み、編集出来ました
- Gimp
読み込み、編集出来ました
普段使っているのは上記3つなので、これらで読み込めるんであれば自分にとっては大満足です
後はWebP保存がどうかってことですが、これはGimpしか出来ませんでした
Skitch、Keynote共にエクスポートメニューにwebp自体がありませんでした
今後の対応を待つとしましょう
まとめ
BigSurの影響かは不明ですが、ようやくmacOSでWebPが扱えるようになると思うとこれは嬉しい所
わざわざバックアップのためにWindowsを動かさなくて良くなりますからね
後はjpeg→webpなどへの変換ツールですが、これは追々探していこうと思います